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どうすればよかったか? ポスター

どうすればよかったか?

4.4 101分 2024/12/07 公開
ドキュメンタリー日本
チケット予約

あらすじ

面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。このままでは何も残らない。姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。分かりあえなさとともに生きる、すべての人へ向けた破格のドキュメンタリー。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
藤野知明
配給
東風
公式サイト
https://dosureba.com/

クチコミ

残飯 ネタバレ

どうすればよかった

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

私は 映画「どうすればよかったか?」を観た ほんと どうすればよかったのだろうか? もやもや 全く何でも無くはないお姉さんと年月と共に老いていく両親 状況は違えど、色々と考えさせられて もう辛い  静かな実家の日常音が地味につらかった 保険解約してまでアメリカに行くお姉さんが逞しい DVDジャケバーガーに挟んであったパティには 何やら現地のお土産っぽいものが挟んであった気がしたので 海外旅行がしたかったんだろうな 南京錠玄関が 座敷牢的なものじゃなくてよかった(よくはないか) 真夜中、支離滅裂に絶叫する統合失調症の姉と、ブツブツ徘徊しながら盗人を待つ認知症の母親を固定カメラで長回し撮影する場面が、もうなんというか まいった と同時に「良い撮れ高だな」と思ってしまう自分のスカトロな心にも まいった 監督の「興味あることある?したいことある?」「聞こえてる?聞こえてるよね」などの問いに無反応だったお姉さんが、治療で回復したら、普通に会話が出来ていて ビックリ 料理も作られて、更にカメラの前でピースしておどけられてて ビックリ!こんなに回復するものなのか… 長く苦しんだ年月 あんまりすぎる 末期癌の末 棺桶で眠る姉 棺桶に敷き詰められた論文、ケーキ、宝くじに大量のタロットカード  せつない 葬儀の場面で父が「共同で研究をしていた」とか、語っていて こうやって姉の現実の病状を伏せて 都合よいストーリーを述べていくのは 世間体か名誉のためなのか ひどい  監督からの映画上映の許諾のお願いに「いいよ」と即答したことや 「どうすればよかったか?」の問いかけに「失敗したとは思っていない」と返す父親 一つも共感できねぇ でも監督がインタビュー記事で 「自分たちで治療して、病歴を付けずに研究者の道を歩ませたかったのでは」と語られてて ちょい救われた  まず問題を直視、認識をして早急に対処、処置をする  事なかれを装い続けるのは 悪だ でもおんなじ状況になったら ほんと どうすればよいか?俺もカメラ回そう あと、この映画を観て、統合失調症は回復する病気なのが分かってよかった それと、統合失調症の通院歴が残ると 医者や研究者になれない仕組みもおかしいのではないか なんぼ病歴が残っても 生きていける社会にしたい 珍しくパンフも買ったで 後で読もう またすぐ観に行きたいのんた!

家族のカタチは

- 1年前
それぞれであり。この映画の監督を含めて、思いはバラバラで当たり前。でも一緒に暮らしてくれるのも家族です。世間に問う映画タイトルには「コレで良かったのではないですか?」と監督の肩と背中を叩いてあげたい。 以下はネタバレ含みます。↓ 本ドキ… 続きを読む

それぞれであり。この映画の監督を含めて、思いはバラバラで当たり前。でも一緒に暮らしてくれるのも家族です。世間に問う映画タイトルには「コレで良かったのではないですか?」と監督の肩と背中を叩いてあげたい。 以下はネタバレ含みます。↓ 本ドキュメンタリー作品の撮影と監督のこの家族の長男は、ラストのお父さんへのインタビューで、「お母さんが守りたかった世間体の為に、姉への対処が遅れた」という結論欲しかったんだ。と判ります。弟としてもご自身の知見と人脈を尽くして若い時から何とかしたい思いはあったのも判ります。しかし自身も医師である両親は、ひとり娘のそばにいてやりたかったのかと。精神病に決定的な特効薬はなく、緩和させたり、麻痺させたりの投薬治療が中心です。専門家だからとはいえ病院 施設と介護者へ全依存して良いのか?は経験値からして疑問が残ります。一方親の愛情は、娘が施設で投薬を受け、あちこちが麻痺して、人格が壊れていく選択を遠ざけた。と解釈しました。肉親や家族が面倒を看れるのなら一番良い選択なのは、老人介護も同じです。 夜中にうるさく騒いでも、つらいときに、何であれ、そばにいて抱きしめてくれるのも家族。一番最初に亡くなられたお母様も、そうした家族のカタチを選んだのではないでしょうか?

衝撃&お勧め度No.1

- 1年前
監督のお姉さんは両親の世間体の為に長らく治療されず、両親の犠牲になったのですね。 最後の父親へのインタビューでは妻に責任を押し付け心底クソだな、と思いました。 統合失調症は遺伝傾向が強いと聞きますが、ご両親ともにその傾向があると思いました。… 続きを読む

監督のお姉さんは両親の世間体の為に長らく治療されず、両親の犠牲になったのですね。 最後の父親へのインタビューでは妻に責任を押し付け心底クソだな、と思いました。 統合失調症は遺伝傾向が強いと聞きますが、ご両親ともにその傾向があると思いました。監督が普通で良かった… 夜中に大声で意味不明な内容を叫び続けた姉が、3ヶ月の入院で人として会話ができるようになったシーンでは「もっと早くきちんと治療していれば…」と思わずにはいられませんでした。 元旦から衝撃の映画鑑賞でした。 最初は少し眠くなりましたが、途中からそれどころではなくなりました。 ドキュメンタリー映画だからと避けずに是非是非観て欲しい。 凄いものを観ました。

☆4.5

- 1年前
物が氾濫していく家、老いていく家族、新たな病気の発症、家族の日常が一つひとつ、現状を認めないことで確実に崩壊していく様は恐ろしい。 親しい人と会話し、好きなところへ出掛け、好きなものを買い、写真を撮り、花火を見て、日向ぼっこをするおだやかな… 続きを読む

物が氾濫していく家、老いていく家族、新たな病気の発症、家族の日常が一つひとつ、現状を認めないことで確実に崩壊していく様は恐ろしい。 親しい人と会話し、好きなところへ出掛け、好きなものを買い、写真を撮り、花火を見て、日向ぼっこをするおだやかな日常。そんな日常を失う発症の原因、病を認めず誤った判断を25年以上続けた過失が両親に、特に己の責任と過ちを一切認められなかった父親にあることは間違いないだろう。 「どうすればよかったか?」 と聞かれれば、「もっと早く病院に連れて行けば」「隠さないで周囲に相談できていれば」「無理にでも家の外に連れ出していれば」「そもそもお姉ちゃんにプレッシャーと期待をかけ続けていなければ」「両親のエリート意識とプライドの高さがなければ」 所詮他人事だから、傲慢にも、たった101分の映像を見ただけの結果論でいくらでも言える。 ただ、これが自分の身近で起きた時、同じことが言えただろうか。言ったところで解決しただろうか、とも思う。 映像の中に映されなかったどこかで両親は誰かに相談して傷ついたのかもしれない。(監督自身、パンフレットで教師に「姉さんが精神障がいなら、お前もか?」と言われて以来、他人に相談するのをためらうようになったと述べている) 姉のことではなくとも、精神障がい者に対する差別的な言葉を聞いたのかもしれない。(というか「閉じ込めとけ」「施設に入れとけ」なんて平気で聞くし、この社会全体に、そして少なからず自分にもその差別意識がある) 言ったらその前には戻れない。 両親はより傷つくことが恐ろしかったのかもしれない、ある意味自分たちで「責任」を取ろうとしたのかもしれない。精神疾患を甘く見ていただけなのかもしれない。だとしても、彼らが言わないと判断したのは、彼らだけの原因とは思えない。 娘を自死で亡くし、周囲の誰にもそのことを語れないまま、心療内科に相談したものの見当違いなことを言われてキレて帰ってきた我が父のことが頭を過ぎった。 勇気を出して長年の友人に打ち明けた結果、要らぬ慰めとアドバイスを善意100%の顔で渡され、「裏切られた気分になった」と憤りながらも、使うことも捨てることもできない慰めのメッセージカードが付いたホットアイマスクを置いて(押し付けて)いった我が母を思い出した。 そんな姿を公開したら「そもそもあなたたちに原因があったのでは」「そんな人たちに相談しなければよかった」と他人は言うのだろうか。 家族で何とかしろと言う一方で都合よく口を挟み、一方的に査定してくる社会に、誰が言った責任を取れるというのか。 本当に、誰が一体どうすればよかったというのか。

撮り続けた監督

- 1年前

家族の記録を撮り続け、それを編集して、世に出した監督に感謝です。問題提起や共感など、見た側にとっては確実に何かが残る作品でした。

愛が漂っていた

- 1年前
作品のメインテーマ「どうすればよかったか?」を常に心に留めて観たのだが、そのテーマが薄れるほどに、この家族一人ひとりの忍耐力に圧倒された。 プライド、世間体、混乱、発作、戸惑い、説得、あきらめ、僅かな希望、老化、死、そして長期間の撮影。 … 続きを読む

作品のメインテーマ「どうすればよかったか?」を常に心に留めて観たのだが、そのテーマが薄れるほどに、この家族一人ひとりの忍耐力に圧倒された。 プライド、世間体、混乱、発作、戸惑い、説得、あきらめ、僅かな希望、老化、死、そして長期間の撮影。 歪んだかたちにせよ、家族愛を感じた。 パパとマコちゃんが、道端で花火を眺めるシーンが好きだ。 どうすればよかったか? 早期に投薬していたらマコちゃんの人生は違ったのかもしれないけれど、本当はもっと前に遡って、無理して医学の道に進まなければ、発症していなかったかもしれない。でも、あの両親のもとで、その選択肢はなかったんだろうな、きっと。

tortoise ネタバレ

どうしてこうなったのか

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

重くて、苦しい。 ひとりぼっちでいることも孤独だが、一緒に暮らす家族に助けを求めても気づかれず、本質的な部分を精一杯無視され続けるのもとても孤独なことだ。娘の明白な挙動のおかしさを目にしても統合失調症だと認めず、「医師は健康だといった」と言い張りながら、25年もその"健康"な娘を監禁した。ようやく精神病院に行けた!とおもったら、娘はたったの3か月で退院した。その短かな期間があっけらかんと画面に映し出されるのを見て、失われた時間への悔しさを感じずにはいられなかった。 肺がんになった娘よりも長生きした父親は、「間違ったことをしたとは思っていない」「ある意味で、彼女は充実した人生を生きた」と自身の娘との向き合い方を振り返った。「悪かった」。残念なことに、そのような類の言葉はなかった。ふたりの間に作られた壁は高く、その壁はもうあまりにも頑丈で、取り壊しようのないもののようにも思えた。 そもそも雅子さんは、謝罪を求めただろうか。彼女にとって、報いとはなにを意味しただろうか。もうそんな言葉とのあいだにも、大きな壁ができてしまっていただろうか。薬を服用し、無口なところから会話するようになった彼女が、何年も自分を家に閉じ込めた父と近所の打ち上げ花火を見るシーンがあった。そこではなんてことないように写ルンですで父の写真をパシャパシャ撮り、弟のカメラにはピースする姿を見せていた。彼女から怒りなどは見えず、もはやそれが不思議でしかたなかった。 家族があまりにも社会から断絶されていたから、だれにも口を挟ませなかったから、違う向き合い方の隙を自分たちに与えなかったから……こうなってしまった理由にそんなことを想像したりもした。だとすれば、他者を自分の事情に入り込ませなければ、こういうことは今後も起こり得るのではないのか。「自分だったらそうはしない」「家に南京錠をかけるなんて…」と他人事のように一見とらえるひとも少なくないかもしれないが、自分のこととなったら同じように思えただろうか。結果をたやすく口にはできない。実際にパンフレットには、母親が自分に責任があると感じていたことが、仄めかされていた。ある意味で自分たちは娘を「まもっていた」と認識していたとしたら、彼らを真っ向から責められるだろうか。 分断が起きやすい世の中になっているからこそ、自分と似た人だけでなく、自分と違う方向性の人とのつながりを絶やさないことにも、きっと意味があるだろうとあらためて感じた。

ゆっきー ネタバレ

家族の歪みと遺伝的因子が否定できない作品

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

映画館に行ったら満席でまさかの座椅子で鑑賞。 統合失調症患者をかくも長きに追った作品はないのではないか。ドキュメンタリーとして秀逸な作品。 家族の歪みもさることながら、お母さんの認知症状に陽性症状がうかがえた。選択した対応は同一だが、父は娘が精神疾患ではないとい思いから、母は娘の症状を理解した上で自分の罹患の可能性を受け入れたくないという思いからではなかったのだろうか。 ラストのお姉さんの笑顔に胸がつまった。

とにかく見てほしい

- 1年前

「あなたのおみとり」に次ぐ2024年公開の監督自身の家族撮影ドキュメンタリー。とにかく見てほしい。

生々しい

- 1年前

考えさせられます。全国にこういった家族がどれだけあるのか? 親とは何なのか? 20数年間撮り続けるのもまた凄い! みなさん是非見てみてください。

我慢 勇気 責任

- 1年前

親の責任というものを考えされられた作品だった。 監督が長くはない一生の中で25年を費やしたこの作品、監督にも、ましてや本人にもどうしようもできなかったのが苦しかった。 最後の答えがあれでは、監督、家族という形は報われないのではと思ってしまった。 でもこの作品について私たちが考えることで浮かばれることがあると思う。

絶妙な題名

- 1年前
ほんとにどうすれば良かったんでしょうね。 答えは明らかだったのだけれども。 前半は撮り方もナレーションも下手すぎて、 家族の誰もが相手の話を聞かず被せて喋るのが苦痛すぎて、 ただのクソしょーもない家庭用ビデオを観せられ、 何度か帰ろうかな… 続きを読む

ほんとにどうすれば良かったんでしょうね。 答えは明らかだったのだけれども。 前半は撮り方もナレーションも下手すぎて、 家族の誰もが相手の話を聞かず被せて喋るのが苦痛すぎて、 ただのクソしょーもない家庭用ビデオを観せられ、 何度か帰ろうかなと思ったけど、 だんだん引き込まれていって、 怖くて辛くて悲しくて終わる頃にはハンカチ握り締めてました。 親の責任というものを痛感した作品。 ずっと自問自答するような心にズシっとくる映画。 だからドキュメンタリー作品はやめられない。

内容はよかったけど

- 1年前

途中眠くなってしまった。ドキュメンタリーだから仕方ないけど、もう少しテンポよく仕上げられたらよかったかも。

コミュニケーションの尊さ

- 1年前

ある家族の20年の記録 誰しも「あの時どうすれば(もっと)よかったか」「もしもあの時に戻ってやり直せるとしたらどうするか」って考えることがあると思うのですが、今をそれなりに肯定できているとしたらそれは難しいですね コミュニケーションの どこかへ出かけることの 誰かと一緒に過ごすことの 正月や誕生日を家族で祝うことの尊さ

こうするしかなかった

- 1年前

統合失調症になってしまった姉の処遇を巡って、悩み続ける家族の生々しい映像が胸に刺さる。本当にどうすればよかったか、正解は誰にも解らないだろう。監督の両親へのインタビューで、こうなった原因を互いのせいにする父と母。子供のためを思って選択したことだから、間違ってないという伯母。色々後悔の残る結果だったかもしれないが、一人悩んでカメラを回し続けた監督は、凄いと思う。

監督ありがとうございました

- 1年前

ご家族にカメラを向けるのは本当に苦しかったと思います。 お姉さんは本当は何をしたかったのか?あるいはしたくなかったのか?一つ屋根の下に暮らす家族って何なのか? 対等に本音で話ができるそんな家族ばかりではない。そして問題があっても表面上は何事も無いように皆振る舞っている。 どの家族でも起こりうるとても考えさせられる映画でした。

どうしたかったのか?

- 1年前
どうすればよかったのか?私も障害分野の支援をやっているが、常にこの思いには駆られる。支援していて、理不尽な目にあうことも多いし、とてつもなく無力を感じるときもある。最後のピースサインのシーン。よかったと思いたいという傲慢さ。監督が、当事者ら… 続きを読む

どうすればよかったのか?私も障害分野の支援をやっているが、常にこの思いには駆られる。支援していて、理不尽な目にあうことも多いし、とてつもなく無力を感じるときもある。最後のピースサインのシーン。よかったと思いたいという傲慢さ。監督が、当事者らが亡くなってもなお、父に、家族問題をぶつけて、どうにかこの問題を自分の中で終わらせたいというやるせない思い、ぶつけられた父の間違ったと思っていないと強く言いながら、この問題をまともに捉えられていない場面、逃げたい表情。確かに正解はないと傍観はできるが、人間というものは、そんな事を言ってのけてしまうほど、結局はどうしようもない生き物だなと自分にも返すばかり。 どうすればよかったかではなく、どうしたかったのか、納得したいだけなのか、人間の一生とはなんなのか、ずっと矛盾を抱えて生き続ける。

心の叫び

- 1年前
もしもっと早く…していれば… 退院後、別人のように回復されたお姉さんにとても驚いた。 普通に会話が成立する幸せ。 穏やかなお姉さんが戻ってきた嬉しさ。 おどけたピースサインが忘れられない。 お姉さんは自由になれたのだろうか。 お姉さんの… 続きを読む

もしもっと早く…していれば… 退院後、別人のように回復されたお姉さんにとても驚いた。 普通に会話が成立する幸せ。 穏やかなお姉さんが戻ってきた嬉しさ。 おどけたピースサインが忘れられない。 お姉さんは自由になれたのだろうか。 お姉さんの心を本当の意味でがんじがらめにしていたものは何なのか。 もう心の叫びを発することのない、 生真面目な横顔。 誰にとっても人生は一度きり。 家族であるからこそ それぞれそのままの姿を それぞれの生き方、自由を尊重しなければと思う。

弟さんに幸あれ

- 1年前

どう思えばよいのか、わからない。 とにかく、弟さんに幸あれ、と思いました。

利発だった自慢の娘を幻影で覆い続けた両親と...

- 1年前
優しかった姉の面影を偲び続ける弟と...。 「座っていい?」、「電気つけていい?」...いつだって弟は、姉の気持ちを尊重しながら声をかける。その優しい様子から、発症前の姉が、8つも離れた弟をどれほどかわいがり、楽しい時間を一緒に過ごしてき… 続きを読む

優しかった姉の面影を偲び続ける弟と...。 「座っていい?」、「電気つけていい?」...いつだって弟は、姉の気持ちを尊重しながら声をかける。その優しい様子から、発症前の姉が、8つも離れた弟をどれほどかわいがり、楽しい時間を一緒に過ごしてきたのかが窺えます。 未治療の25年間は、個としての統合を失調した姉にとって、まとまらない自分を無防備に外界に晒さざるを得ない、拠り所なく閉じた世界での「孤独な闘い」だったのではないでしょうか。 この渾身のドキュメンタリーが、情報の不足しがちな精神科治療にとって、エポックメイキングな作品になれば...。

あ.たあ ネタバレ

こうなった人生とそうならなかった人生20250104

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

抗精神病薬を服用して幻聴などに左右されずに過ごせる時間が増えれば、穏やかな時間が増えるのだろう。精神科受診してそのような治療や支援を受けて生活を回していくことができた方が良いだろう。そういう価値観がこの社会での主な考えだろう。一方では、こうなった人生を肯定せずにそうではなかった人生を良きものとして考えることもできないとも思う。お父さんが最後に、失敗だとは思っていない、というのも、その意味はわかるような気がした。とはいえ未成年の家族(監督)に与えた影響は大きいだろう。この映画は、監督の家族の話というより、監督のことを記録した映画だと思った。またなにより精神科受診までに20年以上かかっとことが本人(監督のお姉さん)へ与えた影響はもちろん大きいだろう。本人がどう思っていたのか、それはわからないけれど。

本当にどうすればよかったか?

- 1年前

予告をみて、絶対に見たかった。 その時の状況、時代もあるが、だからじゃあ病院連れて行けば全てOKではなかったとは思う。でも、ほんとどうすればよかったか??

多くの人に観てもらいたい

- 1年前
統合失調症を扱った記事や漫画作品などは見たことがあり、どんな病気かや、治療につなげる難しさを少しは理解しているつもりでいたが、映像で見て、圧倒された。これが映画の力であり、大切な役割なのだと。 振り返ってみれば、自分も近しい経験をしたことが… 続きを読む

統合失調症を扱った記事や漫画作品などは見たことがあり、どんな病気かや、治療につなげる難しさを少しは理解しているつもりでいたが、映像で見て、圧倒された。これが映画の力であり、大切な役割なのだと。 振り返ってみれば、自分も近しい経験をしたことがある。家族のことを思えば環境を大きく変えることが望ましいと思われるのに、そう訴えたところ、「そんなに大事じゃない」「貴方は口を出す立場じゃない」などと身内に反対された。結局、しばらく時間を置いたところ、身内が折れ、一応解決したが。 だから問題の深刻さに差こそあれ、どこの家族にも起きうることだと思った。 大切な家族を守るとは?何から守るのか?それは本当に相手のためになっているのか? 問題から目を背けることだけはしたくないと、強く思った。

キット ネタバレ

正解が見つからない

- 3週間前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

どうすればよかったか? もっと早く病院に連れて行けば良かったと思う。 と大半の人は考えると思うがこの濃厚なドキュメンタリーには、その言葉は通用しないのである。 戦前生まれの根性でなんとかなる。努力するのが当たり前と教育された時代の両親に精神疾患を理解するのは到底難しい話だとは思った。 親の愛が全くなかったのかと言えば、VTRを見た限りそんな感じもしなかった。 私も家で家族を介護していた時は毎日イライラして、家からぶち出したいと思っていた。 しかし、この両親は「もう嫌だから閉鎖病棟いれる!」とはならず暴れたり大声を出す娘を家に置いておくのがこの両親なりの歪んだ愛情だったのか、とは思った。 (擁護するワケではない) もし外に行って問題を起こせば、警察のお世話になる。 それが、傷害系の問題であれば他者に危険が及ぶ。 鍵をかけるのは分からなくもない。 みんな老いていく恐怖。 これはハッピーエンドの脚本あり映画ではない。 父は脳梗塞を起こし、母は認知症になり亡くなる。 姉はやっと精神病院に行き治療を受ける。が肺がんになる。 絶望。救いようのない結末しかない。 ただお姉さんが精神病院で合う薬があり、3ヶ月入院したら見間違えるぐらい良くなったのは驚いた。 会話も出来、料理をし人混みの中を歩き、お買い物や花火を見たり写真を撮ったり、楽しそうにしていたのは見ていて救われた。 だったら早く病院に連れて行けばよかっただろ、とは思うが1980年代の精神病院に連れて行って同じように状態が良くなるのかは疑問に思う。 まだ長期入院患者がいくらでもいる時代なので、閉じ込められる場所は家から病院に移っただけの結果になったのかもしれない。 なんともやりきれないドキュメンタリー。 他の方のコメントで「虐待だ」と書いてあるのを見かけますが、それだけでは片付けられない背景と時代があったのは事実だと思う。 実際にニュースになった重度の知的障害の息子を25年以上監禁した事件や統合失調症の息子を手錠やロープで縛った事件が日本にあったので、このドキュメンタリーは氷山の一角ではないかと思った。 自分がもしも同じ立場になったらこの両親を糾弾できるのかと言えば、出来ないだろう。 もう取り返しのつかない、落ちるところまで落ちた現実。 どうすればよかったか? 正解が見つからない。 ただ最後、お姉さんが笑顔で手を振った姿は涙が止まらなかった。 大変勉強になり、このドキュメンタリー映画を作っていただいた監督には感謝です。

すごい

- 1年前

これは極端な例ではあるが、自分や他の家族にも少なからず家族の関係にはこういったものがある。

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