ともも ネタバレ
±で0よりもちょっとプラスの人生
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
有川浩さんの原作を読み、物語が積み重なる重厚な味わいに感動したため勢いで鑑賞しました。 映画の演出上仕方ないのかもしれないけれど、原作とは異なり物語が一本道で流れていく様子に違和感を覚えました。また、登場人物それぞれの物語が交差する際の演出も原作から受けた印象とは異なりました。それでも、多数の物語が終盤で収束していく様子は本当に素晴らしく、エンディングのaikoと相まって鑑賞後には、ほっこりと心が暖かくなる良い映画でした。圭一と美帆がお互いの言葉に胸を掴まれた演出には、焼でも起こしたのかと不安になりましたが… エンディングでは中洲の「生」も見られて、阪急電鉄沿いにお住いの方たちが羨ましくなりました。 良いことも悪いこともあって一見±0に思える世の中ですが、袖振り合うも他生の縁で、人との関わりから0よりも少しだけプラスになるんだなと実感できました。 温かい飲み物を用意してゆっくりとみてほしい作品です。