夜会体験
中島みゆきさんファンの私でさえ (かなり昔に発売されているソフトをそのまま映画館にかける、しかも当日料金3,300円?) と驚きは隠せず。 ただファンの哀しいところは、それでも初日に期待して足を運ぶ。 5.1chサラウンド&劇場用最新デジタ… 続きを読む
中島みゆきさんファンの私でさえ (かなり昔に発売されているソフトをそのまま映画館にかける、しかも当日料金3,300円?) と驚きは隠せず。 ただファンの哀しいところは、それでも初日に期待して足を運ぶ。 5.1chサラウンド&劇場用最新デジタル・リマスター版としては、クリアで柔らかい音質は評価できる。 (画質はもともとの素材が古いので仕方ない。 限界を感じる。) オープニングに瀬尾一三さんのインタビュー映像が。 瀬尾さんはビジュアルもイケオジである。 瀬尾一三さんは夜会の最高の理解者だと私は思っている。 瀬尾さんが夜会の音楽監督・アレンジャーで良かった。 瀬尾さんでなければ夜会はここまで完成されなかった、とさえ思っている。 もちろん夜会は中島みゆきさんの有り余る才能がほとばしるステージである。 ただ中島みゆきさんに多くの才人が携わり、夜会が伝説になったのも、しかり。 映画監督、根岸吉太郎さんが夜会映像版を監督した『金環食』『シャングリラ』『2/2』『海嘯』をスクリーンで観ると、 やはり根岸監督、女性を綺麗に撮るのが巧いなぁ、 と素直に唸った。 みゆきさんがとても素敵で可愛く、綺麗だった。 日本語を初めて美しいと思ったのは、中島みゆきさんの歌から。 あれから私の中で40年以上経っても、いまだにその思いは続いたまま。 その作品に飽きることがない。 みゆきさんの、言葉を敬い、言葉に大切なメロディを贈る作家性を尊敬してやまない。 本作も自然と『二雙の舟』『砂の船』『紅い河』『白菊』『六花』『記憶』と口ずさむ。 渋谷Bunkamuraシアターコクーンで体験した夜会の感動が、よみがえった。