国内最大級映画チケット予約サービス アプリで開く
葬送のカーネーション ポスター

葬送のカーネーション

3.7 103分 2024/1/12 (金) 公開
トルコベルギー
チケット予約

あらすじ

荒涼とした冬景色のトルコ南東部。年老いたムサは、亡き妻の遺体を故郷の地に埋葬するという約束を守るため、棺とともに旅をしている。紛争の続く場所へ帰りたくない孫娘のハリメだったが、親を亡くし、仕方なく一緒に歩いている。亡き妻とともに故郷への帰還を渇望するムサ。旅で出会う様々な人たちから、まるで神の啓示のような“生きる言葉” を授かりながら進んでゆく。国境、生と死、過去と未来、自己と他者、棺をかつぐ祖父と孫娘の心の融和。トルコから届いた3人のおとぎ話は、境界線の先に小さな光を灯す。

場面写真

予告動画

葬送のカーネーションの予告編を再生

キャスト・スタッフ

監督
ベキル・ビュルビュル
キャスト
シャム・シェリット・ゼイダン/デミル・パルスジャン ほか
配給
ラビットハウス
公式サイト
https://cloves-carnations.com/

クチコミ

深い悲しみだけは伝わる

- 2年前

 説明もセリフも極端に少ない為、事前にあらすじを読んでないと内容に全くついていけないかもしれない作品。  トルコの荒涼とした大地と彼らの見る夢や少女の描く絵が全て寂しい。戦争(ごめんなさい、何の戦争かはわからないが、、)は多くの人々に絶望を与えることだけがひしひしと伝わる。  睡眠不足時や気分が落ちたくない人にはお勧めできないが、なんとも余韻の残る素晴らしい映画。

死者との道行き

- 2年前
予告編を観てとても楽しみにしていたら、期待にたがわぬ素晴らしい作品でした。 避難民として暮らすトルコで妻に先立たれたムサは、亡骸を故郷に埋葬するという妻との約束を果たすため、棺と、他に身寄りのない孫娘を引き連れ、国境を目指す旅をしている。と… 続きを読む

予告編を観てとても楽しみにしていたら、期待にたがわぬ素晴らしい作品でした。 避難民として暮らすトルコで妻に先立たれたムサは、亡骸を故郷に埋葬するという妻との約束を果たすため、棺と、他に身寄りのない孫娘を引き連れ、国境を目指す旅をしている。ときにはヒッチハイクで、ときには徒歩で。 つまりおじいさんと孫娘と棺桶のロードムービーなのだが、ある種の軽さをまとうロードムービーという言葉は、この作品には使いたくない気がする。なぜならムサが旅するのは、亡き妻本人もムサ自身も亡骸を異国の地に埋葬するに忍びないからであり、故郷を離れ異国にいるのは、故郷が戦禍で住み続けていられなかったからである。言い換えると、望んで旅しているわけではなく、トルコに避難してきたときもそうだったが、旅することを強いられているのだ。 ムサはトルコ語が話せず、トルコ語が話せる孫娘のハリメが必要に応じ通訳をするものの、2人とも寡黙である。ハリメは絵を描くのが好きで、画帳にその時々のことをスケッチする。彼女が画帳をめくって以前描いた絵を見ていると、観客にも過去にどんなことが起きたのかが断片的にわかる。 ムサとハリメが寡黙であるのに比し、次々と出会う名前もわからぬ脇役の人々は、皆、世事にまみれ饒舌である。ムサとハリメの寡黙さを通して彼らを見ていると、まるで天から下界を見ているような錯覚にとらわれる。 この作品は観るひとを選ぶかもしれない。ムサたちの旅が他人事にしか思えないひとにとっては、大したことが起きない退屈な映画と映るかもしれない。 しかし故郷での埋葬をめざし、棺を引きずりながらとぼとぼ歩くムサの姿が身につまされたり、ムサとハリメの寡黙に伴走できるひとなら、大したことが起きないどころか、この旅そのものがどんなに困難で大変で痛切なものであるかを、行き当たりばったりに見えるひとつひとつの出会いが、決して小さな出来事ではないことが感じ取れるだろう。死者とともに埋葬地を目指すこの旅は、旅そのものが喪の作業でもある。 そしてムサが最後に辿り着く場所、それはこの映画の冒頭へと繋がり、道行きは円環を閉じる。この旅は生きることそのものの寓話であるようにも感じた。 ムサを演じる俳優さんの風貌や表情や佇まいがなんと言っても素晴らしく、ハリメ役の少女の眼差しも心に残る。次々に出会うひとたちもそれぞれにいい味を出していて、皆、ムサの苦境に同情的で親切なのも、いい。 そして美しい映像の数々。切り取って壁に貼っておきたいようなショットがこの作品にはてんこ盛りで、緑少ない赤茶けた荒野がこれほど美しく詩的であるとは…。捉えられたたくさんの美しいショットに、感嘆の思いを禁じ得ない。

難しかった

- 2年前
葬送のカーネーション 妻の骨を埋めるために故郷に戻るお爺さんと孫娘のロードムービー。 ストーリーとしては二人が故郷に戻りに行くだけ。 トルコ国内情勢と戦争の関係などの一定知識が必要なのかなと感じた。 妻を故郷へ戻したいお爺さんと逆に故郷に… 続きを読む

葬送のカーネーション 妻の骨を埋めるために故郷に戻るお爺さんと孫娘のロードムービー。 ストーリーとしては二人が故郷に戻りに行くだけ。 トルコ国内情勢と戦争の関係などの一定知識が必要なのかなと感じた。 妻を故郷へ戻したいお爺さんと逆に故郷に戻りたくない孫娘の対比が描かれているのは理解できた。 戦争はおろか死や、都会育ちで故郷というものに対する思いが薄い自分にはまだ早い映画だった。 個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング 1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 2 アクアマン/失われた王国 3 ニューヨーク・オールド・アパートメント 4 異人たち 5 ミツバチと私 6 エクスペンダブルズ ニューブラッド 7 葬送のカーネーション

チケット予約
ページ上部へ戻る