妻の嘘?間違い?
妻の遺灰を妻の願いの場所にまくだけの話。 でもその場は写真と違う。 妻は信じていたのでしょうね、キット見つけると。 そしてラストの光景は妻が願っていたものなのでしょうね。そしてここが家族の思い出の場所になることも。
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60代の作家、大島兼三郎(リリー・フランキー)の最愛の妻、明子(木村多江)が、つらい闘病生活の末に息を引き取った。埋めようのない喪失感に打ちひしがれた兼三郎は、生前の明子が寺の住職に託した一通の手紙を受け取る。そこには明子が子供の頃に訪れたイギリスのウィンダミア湖に、自分の遺灰をまいてほしいという最後の願いが記されていた。兼三郎は遺言を叶えるために、長らく疎遠だった息子の慧(トシ)(錦戸亮)とその妻さつき(高梨臨)、4歳の孫エミとともにイギリスへ旅立つ。しかし互いにわだかまりを抱えた兼三郎と慧は事あるごとに衝突し、単身ロンドンから湖水地方に向かった兼三郎は田園地帯で道に迷い、途方に暮れるはめに。やがて兼三郎は亡き妻に導かれたこの旅の果てに、人生の最も大切なことと向き合っていくのだった。
©2023 Magnolia Mae/Office Shirous
妻の遺灰を妻の願いの場所にまくだけの話。 でもその場は写真と違う。 妻は信じていたのでしょうね、キット見つけると。 そしてラストの光景は妻が願っていたものなのでしょうね。そしてここが家族の思い出の場所になることも。
予告編を観て日本の映画だと思っていたのですが日英合作なのだそうです コットンテール(兎)あるいは大切な何かを追いかけて探していたはずなのにそれ自体は見つからなくても追いかけることやどうやって(誰と)そうするのかの方が重要なんじゃないかという物語で、 その意味でコットンテールもウィンダミア湖もマクガフィンなのだと思いながら観ました それがいいことなのかどうなのかは分からないけれど演者さん皆さんの絵力がとても強くて詩的な情景が霞むほどでした 公開最終日に観られて良かったです。
心が揺さぶられなかったのはなぜだろう?
苦しんで亡くなった妻への思いを胸に、妻の遺灰をまくためにイギリスのウィンダミア湖畔に向かう夫の兼三郎の行動は、最後まで理解できませんでした。 彼にとって人生の最も大切なものとは? わからないままでした。
死に対してどう向き合うか。 大きく国や宗教によって違う。例えばしきたりや葬式などそれぞれに決められた手順がある。それらで大きく分類されそうに思うが、実は個人個人、ひとりひとり全く違うものだ。心の中の動き。それは本人でさえもわからないかもしれない。 だから1番小さい国である家族の中でも違う。衝突してきまうことは避けようがないのかもしれない。 「死」は死んだ人のものでなく残された人のものになってしまう。それは個人的なもので誰と比べるものでもなく、そして比べてはいけないのものだ。人に迷惑をかけない限り、好きに思ってていい。そうコレがポイント。人に迷惑をかけない限り。どうしても自分の想いが強くてつい押しつけてしまうのでしょうね。それでイザコザが起きるのです。正解がないものなので。 風景の切り取り方。 日本キャストにはない感性で見惚れるほどでした。「死」について考える時にマッチした風景でした。 とてもいい時間を過ごさせていただきました。