☆4.5
starstarstarstarstar - 2年前
シリーズを追う毎にレベルアップしていくバトルシーンだが、今回は敵が容赦無くそりゃもうべらぼうに強く正に圧巻。実力者同士が全身を躍動させる目に殺意の宿った死闘は、敵同士という立場ながら「共闘」と呼ぶに相応しい息を呑む迫力と美しさだった。
同時… 続きを読む
シリーズを追う毎にレベルアップしていくバトルシーンだが、今回は敵が容赦無くそりゃもうべらぼうに強く正に圧巻。実力者同士が全身を躍動させる目に殺意の宿った死闘は、敵同士という立場ながら「共闘」と呼ぶに相応しい息を呑む迫力と美しさだった。
同時に、女性アクションものにありがちな露出が増えたり華麗さを押しにしたりする謎演出がないことが実にストレスフリー。
というか、個人的にはこの「ありがち」や「お約束」表現の排除こそが本シリーズに通底した最大の魅力だと思っている。
演説のような噛まない決め台詞、状況や感情を完璧に把握させる説明台詞、漫画じゃねーんだからっつーかどっかで聞いたことあるぞそれとツッコみたくなるオーバーな感情表現ーー現実の人間がしたら不自然すぎるのに数多の作品で用いられ手垢のつきまくったこれらの表現は、便利でわかりやすい一方で受ける印象は無難ではなくもはや失笑レベルの陳腐である。
(作中でも邦画のありがち表現を思いっきりいじっていて笑った)
現代社会で他者を殺したいと思うのはどんな時か。ちさとなら、まひろなら、冬村なら、入鹿なら、田坂ならこんなとき何と言い、どんな動きをするのか。誰かの二番煎じではないオリジナルの彼ら彼女らがそこにいる。
「殺し屋協会」「野良殺し屋」「農協(これもう名前と出荷作業だけで面白すぎるズルい)」という設定のありえなさに対して、現実社会にもいそうな、どこか周囲に溶け込めないサブカルな人々の解像度の高さが絶妙だった。
本作だけでも十分に楽しめるが、過去のニ作を見ることで懐古・想起されるキャラクターたちや二人の絆と戦いのレベルアップを更に濃厚に感じられるので、この機会に是非見てほしい。
《余談》
①新登場の七瀬の印象が他のメインキャラたちに比べて弱かった。パワータイプと言う割に戦闘シーンで圧倒的なパワーは感じられず、「脳筋」「突っ走る」というほどの大きなやらかしもなかったと思う。(あってもお茶目レベル)
筋肉=プロテインと言う小道具も安直というか「ありがち」表現に感じられた。
②冒頭と終盤に登場する名もなきハンカチの少年は誰なのだろう。冒頭が冬村が出会った実際の少年、終盤は現実ではなくハンカチに残ったイメージだとすると、殺し屋日記以外の思考の言語化が苦手で他人との距離が掴めない冬村が僅かに受け取ることができた善意、罪悪感、損得関係なく手を差し伸べてくれる彼が求めていた「仲間」の象徴なのだろうか。
愛しています
starstarstarstarstar - 2年前
阪元裕吾監督、最高傑作。
(このシリーズ女囚さそりや仁義なき戦いのように盆と正月に観たい。)
ハリウッドスタイル、娯楽の王道。
冒頭からノンストップで達者な演出、カット割り。
主演のふたりが素晴らしいのは分かっているし、
テルマ&ルイーズ… 続きを読む
阪元裕吾監督、最高傑作。
(このシリーズ女囚さそりや仁義なき戦いのように盆と正月に観たい。)
ハリウッドスタイル、娯楽の王道。
冒頭からノンストップで達者な演出、カット割り。
主演のふたりが素晴らしいのは分かっているし、
テルマ&ルイーズ感覚とずっと思っていたが、
誕生日のケーキには泣きました。
エンドクレジットが終わっても鼻を啜っていた。
なんだか、なぜ僕が共鳴するのかわからないが、そんな気持になる本作ふたりの魔法にかかったとうれしかった。
主演ふたりの力の抜き具合も見せ場も最高。
池松壮亮さんの冒頭からセクシーマッチョでマジメなサイコも魅了されたが、
ツンデレ(十八番ですね)の前田敦子さん、
大谷主水さん
(監督、また凄い人材を発掘しましたね。
前作2ベイビーでは岩永丞威さんが輝いていた。)
の宮崎訛とプロティンマッチョぶり、
みんなをもっともっと観ていたかった。
なんだか意味不明だけど、こんなに愛してしまったのは、
なぜ?
(ヨコハマ映画祭辺りではベストワンに選んでほしい。)
格闘シーンもさらに進化!邦画アクションの一つの到達点!
starstarstarstarstar - 2年前
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ第3弾、早速グランドシネマサンシャイン池袋さんにて鑑賞。
超ゆるゆるな日常と軽妙洒脱なセリフの応酬と、クールで無慈悲な殺し、バッキバキの格闘シーンの大きな落差が魅力な同シリーズですが、今回はどこか東南アジア… 続きを読む
『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ第3弾、早速グランドシネマサンシャイン池袋さんにて鑑賞。
超ゆるゆるな日常と軽妙洒脱なセリフの応酬と、クールで無慈悲な殺し、バッキバキの格闘シーンの大きな落差が魅力な同シリーズですが、今回はどこか東南アジア諸国を感じさせるオール宮崎ロケでパワーアップ。
前作からの「掃除屋」役の水石亜飛夢さん、中井友望さんに新メンバーに前田敦子さん、大谷主水さんも加わって『ワイルド・スピード』シリーズみたいなファミリー感もでてきて作品世界に広がりと厚みが増してきましたね。
何といっても見どころは、本作の敵殺し屋、池松壮亮さんと伊澤彩織さんの実践バーリトゥードさながらの格闘戦。
伊澤彩織さんは『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)でスタントパフォーマーとして参加した本格派ですが、池松壮亮さんも『シン・仮面ライダー』(2023)の本郷猛役で殺陣、技斗をみっちりとマスターしているので、二人の戦いは邦画アクションの一つの到達点、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、トニー・ジャー以来の衝撃ですね。
個人的には今回の池松さんの殺陣にもうひとつ別の『シン・仮面ライダー』の戦闘シーンを妄想してしまいましたね。
早く次回作も観たいですね。
ベイビーわるきゅーれナイスデイズ
starstarstarstarstar - 2年前
今回の作品は泣けた。続編を期待している自分がいる反面、ナイスデイズを超えるのはかなり難しい気がする。
本当邦画のアクション映画でも最高峰に君臨するシリーズになったし世界のアクション映画に勝るとも劣らない作品になった。
是非劇場で観てください。
まひろしゃん(この言い方好き🩷)
starstarstarstarstar - 2年前
面白い!
今作はこの作品(シリーズ)の持ち味である緩急が今まで以上にしっかりしていて見応えあります。
ちさととまひろのゆる〜い日常も、もうこれだけでもずっと見ていられる程ほっこりと可愛らしいですし、アクションシーンでは一転してバリガチの… 続きを読む
面白い!
今作はこの作品(シリーズ)の持ち味である緩急が今まで以上にしっかりしていて見応えあります。
ちさととまひろのゆる〜い日常も、もうこれだけでもずっと見ていられる程ほっこりと可愛らしいですし、アクションシーンでは一転してバリガチの動きを魅せてくれます。
特に今作ではこれまでで最強の敵が相手なのでアクションのレベルも上がっていてキレッキレです。
池松さん、なかなかしっかり動けますね。
『シン・仮面ライダー』で思う様に動けなかった鬱憤を晴らしたという感じでしょうかw(アレはアレで面白かったですがw)
私個人的には、もしこの業界が本当にあるとして、こんなに軽い感じだったら無茶苦茶怖いなと逆に思ってしまうのですが、エンタメ作品である映画として観るならば、とても楽しめると思います。
大好きな作品です。
出来れば続編(劇場版)も作って頂きたいなぁ(TVドラマもそれはそれでいいですが)…