隠しキャメラを使って4歳児の幼稚園入園から夏休みまでを記録した『ともだち』は、幼児教育をめぐる映画に対して時枝の足場固めとなった作品。大型機材の時代ながらも、音声に重きを置いて小さなつぶやきまで丹念に拾い、活かそうとする姿勢が特徴的である。『ケンちゃんたちの音楽修行』では、時枝は音楽教室で半年間のレッスンを取材し、編集時にピアノの音が週ごとに違うことに気付いて現実音を活かす重要性を認識したという。
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