悪を嫌い人の痛みがわかるヒーロー
幼少期から父親や兄から虐待をうけていたダニエルは唯一犬たちだけが心を通わす友となった。犬を自由に操る人物設定、忠実に動く犬たちの表情までもが名演技だ。物語設定に予想しやすい設定だったのが残念。ラストでさらにどんでん返しがあったら最高だった。
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ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めたー。犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆくが、“死刑執行人”と呼ばれるギャングに目を付けられ― 映画史に刻まれる愛と暴力の切なくも壮絶な人生に圧倒される!
© Photo: Shanna Besson - 2023 –LBP – EuropaCorp – TF1 Films Production – All Rights Reserved. © 2023 – LBP – EuropaCorp – TF1 Films Production – All Rights Reserved. © Photos: Shanna Besson. Création affiche:mattverny.
幼少期から父親や兄から虐待をうけていたダニエルは唯一犬たちだけが心を通わす友となった。犬を自由に操る人物設定、忠実に動く犬たちの表情までもが名演技だ。物語設定に予想しやすい設定だったのが残念。ラストでさらにどんでん返しがあったら最高だった。
『DOGMAN ドッグマン』(2024) 前作『ANNA/アナ』(2019)から久々の新作。 こちらもトッド・フィリップス監督『ジョーカー』のようなベッソン版リアルダークヒーローを誕生させましたね。このままアベンジャーズに加入して良いぐらい。
子どもたち(ワンコ)が唯一の家族である男の物語。ワンコ達が実に忠実で、可愛らしさにちょっと癒されちゃう。ダークで哀愁に満ちた話なのに。主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズがとても良いです。音楽も良かった。サントラが出ているようなので買おうかな。
不幸な生い立ちのダークヒーローのお話。 アクションシーンの物足りなさはありつつも、『JOKER』より主人公に共感できたので、ストーリーにも入り込めた。 特に良かったのは、ステージデビューするシーン。犬は出てこないけど感動した。 ラストに救いがあってよかった。
犬だけが友達の主人公でドッグマンってタイトルのマジな人間ドラマ撮りたいんやけど…って言われてそんな映画誰が撮んねん!って思ったらここにいた(笑) リュックベッソン脚本、監督。そら自分で考えて自分で撮らんと無理やわなあと思いました。 発想がチャイルディッシュであるのは中学生の時に考えた話を映画化した「フィフス・エレメント」という前例もある(あれはあれで好きなのだが)。 相変わらずエリックセラがいい仕事してる。心の奥に響くような低音で格調高い音楽がこの映画自体を1つ上のレベルに上げている。1つところではないな。この音楽でチャイルディッシュな始まりから崇高な映画になったと言っても過言ではない。ほんとに。 GODが裏から見たらDOGって発想もたぶん子供の時に見つけてそこから大事にあたためてきたんだろうなと邪推するものであります(笑)。これがこの物語の始まりかもしれない。 子供の頃から続く自分の中の世界。リュックベッソンはずっとその世界に暮らしているのだと思います。だからこそある意味、世間知らずである。数々の逸話を残しているのはそのせいだと思う。この人、4回結婚してます(笑)。 ドッグマンはとんでもなく不幸ではあるけれど、心を通わせる相手がいた。それはそれで幸せだった。心通わせる経験をせずに死んでいく人も多い世の中で。