後で分かる"最後"の意味
東日本大震災で生き死にあった4人のそれぞれの想いが詰まった55分。 あの日の"悔い"と"生きていく重荷"には胸が締め付けられる。娘の左手に涙。 本作はミステリーのカテゴリーではなく震災の鎮魂、ヒューマンドラマです。 2024.11.9
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2020年、震災から10年がたつ故郷、宮城・仙台への想いを1本の映画に収めようというそのプロジェクトのクラウドファンディングは、僅か2日間で成立。撮影された55分の物語は仙台1館で始まり、その後世界各国の映画祭に出品、高い評価と予想外の驚き、大きな感動を呼び、相次ぐ受賞を果たし、大きな注目を受けた。そしてこの度、日本へ凱旋。2024年、日本全国での上映をするに至った。深夜のタクシー 偶然乗り合わせた4つの人生。 道行く先に待つ、予想外の結末に世界が絶賛・衝撃のヒューマンミステリー。タクシードライバーの間で“深夜、人気のない歩道に立ちずさむ女“の噂話がささやかれるなか、今日も遠藤はひとりハンドルを握り閑散とした住宅街を流していた。いつもと変わらぬ夜。噂の歩道傍で、手をあげる人影。顔を隠すように乗り込んできた女性が告げた行き先は「浜町」。走り出すや、路上に小さな女の子と母親の二人が飛び出してきた。どうしても乗せて欲しいと言って聞かないその母娘を同乗させると、行き先はやはり「浜町」。奇妙な客と秘密を乗せたタクシーは。目的地へと走りだす。
© Marmalade Pictures, Inc.
東日本大震災で生き死にあった4人のそれぞれの想いが詰まった55分。 あの日の"悔い"と"生きていく重荷"には胸が締め付けられる。娘の左手に涙。 本作はミステリーのカテゴリーではなく震災の鎮魂、ヒューマンドラマです。 2024.11.9
東日本大震災で亡くなったひと、生き延びたひと、それぞれへの優しい眼差しが、作品全体を覆っている。死者への鎮魂は、同時に生者への魂振りである。
想いを残して逝く者、逝った者を想い続ける残された者。。。哀しく、けれども優しい、あまりにも優しい気持ちの応酬。 様々な不幸を体験された方々に、優しい奇跡が起こり、悲しみが少しづつでも癒されていくことを祈ります。
"あの日"の重さを背負い、生きる辛さ。 どれだけ頑張って生きて行けば良いの? 忘れる訳にはいかない。けれども思う度に 寂しさ、辛さが込み上げる。 阪神大震災、東日本大震災、能登震災。。。 多くの命が失われた。その命の分だけ、 涙が流れた。想い起こす時哀しみに沈む。 震災だけでなく、大事な人との別れまで 拡げ、人間の哀切を訴えた良作です。
あれから10年以上経って、このことを覚えていなかったり、知らない世代が育ってきていても、あのことはずっと伝え続けていかなければいけないから、こういう珠玉の短編が注目されるのは良いことである。 震災後数年くらいの沿岸部でよく聞いたことがあった話が下敷きになったと思っているが、登場人物の誰が一番想いを強く残しているかで、見方も変わりそうだ。何よりも、どんな形で別れることになっても、それを忘れてはいけないって思った。