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人間の境界 ポスター

人間の境界

3.9 152分 2024/5/3 (金) 公開
ドラマ歴史Gポーランドフランスチェコベルギー
チケット予約

あらすじ

ポーランド政府は2021年9月、EU諸国への亡命を求める人々で溢れるベラルーシとの国境付近に非常事態宣言を発令。ジャーナリスト、医師、人道支援団体らの立ち入りを禁止した。難民をめぐる問題を追っていた彼女は、この事態を受け情報が遮断された2021年に「国境に行くことができなくても、私は映画を作ることができる」などと考え、本作の制作を決意。隠蔽されかけた国境の真実を、大量のインタビューや資料に基づき、ベラルーシ政府がEUに混乱を引き起こす狙いで大勢の難民をポーランド国境へと移送する<人間兵器>とよばれる策略に翻弄された人々の過酷な運命を、シリア人難民家族、支援活動家、国境警備隊の青年など複数の視点から描き出す、心揺さぶる人間ドラマ。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
アグニエシュカ・ホランド
キャスト
ジャラル・アルタウィル/マヤ・オスタシェフスカ/ベヒ・ジャナティ・アタイ/モハマド・アル・ラシ/ダリア・ナウス/アガタ・クレシャ/ピョートル・ストラモフスキー/ヤシュミナ・ポラック/トマシュ・ブウォソク ほか
配給
トランスフォーマー

クチコミ

chakemo ネタバレ

心かき乱される傑作

- 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

シリアやアフガニスタン等からの難民 ポーランド側・ベラルーシ側双方の国境警備隊 人道支援家 国境近くに住む医師 それぞれの視点からその立場を分かりやすく描かれており、鑑賞時間は長いですがそんなことは気にならず、怒り、悲しみ、ショック、もどかしさ等の色んな感情で激しく心をかき乱されました。 今年観た中で1番か2番かの傑作と思いました。 ポーランドはウクライナ侵攻直後ウクライナ避難民を多く手厚く受け入れていた美談(列車で迎えて復路は支援物資を積んでいた)は記憶に新しいのですが‥。2021年時点でシリア難民にこんな衝撃的なことが行われていた(現在も?)反面、ウクライナ避難民にはペットの小鳥猫犬すら手厚く受け入れる対照的な姿を描いてありました。上映に圧力がかかったことも納得できる不都合すぎる事実。 大国に従属とも言える立場のベラルーシ、国内事情から難民を驚異とするポーランド双方の政策。 各国の難民政策に相違が大きく無力とも言えるEU。 EUマークが描かれた壁を背に、疲れ果てて座るシリア難民。家も無くし国も追われそれでも諸事情に翻弄される罪なき普通の家族。そのよるべの無い姿はとても悲しかったです。

映画の力

- 2年前
今現在起きている悲惨なことも、日常に浸っている我々には伝える術がない。それを映画ができることを改めて実感させてくれる。 ドキュメンタリー風にできているが、難民、取り締まる側、難民を助ける人々、普通の人々、それぞれの立場の人間として描いている… 続きを読む

今現在起きている悲惨なことも、日常に浸っている我々には伝える術がない。それを映画ができることを改めて実感させてくれる。 ドキュメンタリー風にできているが、難民、取り締まる側、難民を助ける人々、普通の人々、それぞれの立場の人間として描いている。その難民も、シリア、アフガニスタン、トルコ、アフリカ、ありとあらゆる難民を描く。取り締まる側もベラルーシ、ポーランド、善人も悪人も、そしてその仕事に悩める人も、作者の思想に染めずありのままを描いている。 この映画を難民=弱者保護のプロパガンダ映画に利用することは厳に慎まなければならない。

疲労感強め

- 2年前
人間の境界 観ていて非常に疲れる作品。(褒め言葉) まずは国境を越える難民をまるで弄ぶかの様なこの様な扱いをしている現実を知るきっかけとなる作品であり、人間のもつ冷酷さを前半はこれでもかというくらい伝えさせられる。 後半にはそれでも人間が… 続きを読む

人間の境界 観ていて非常に疲れる作品。(褒め言葉) まずは国境を越える難民をまるで弄ぶかの様なこの様な扱いをしている現実を知るきっかけとなる作品であり、人間のもつ冷酷さを前半はこれでもかというくらい伝えさせられる。 後半にはそれでも人間が持つ優しさをしっかり描かれ少なからず光や救いがきちんと描かれていて見終わった後の後味は良い。 難民を何でもかんでも受け入れてしまえばその問題ももちろんあるが、一つの社会問題に触れる事のできる、学び考えを与えてくれる作品であった。 個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング 1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8 2 Firebird ファイアバード 4.8 3 コット、はじまりの夏 4.7 4 アイアンクロー 4.7 5 オッペンハイマー 4.7 6 クレオの夏休み(横浜フランス映画祭2024) 4.7 7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7 8 ARGYLLE/アーガイル 4.7 9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5 10 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5 11 システム・クラッシャー 4.5 12 デューン 砂の惑星 PART2 4.5 13 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5 14 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5 15 アクアマン/失われた王国 4.5 16 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3 17 マリア 怒りの娘 4.0 18 異人たち 3.7 19 ミツバチと私 3.6 20 ブリックレイヤー 3.5 21 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4 22 オーメン:ザ・ファースト 3.4 23 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3 24 12日の殺人 3.3 25 インフィニティ・プール 3.3 26 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2 27 プリシラ 3.2 28 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2 29 コヴェナント/約束の救出 3.0 30 僕らの世界が交わるまで3.0 31 ゴジラ×コング 新たなる帝国 3.0 32 ブルックリンでオペラを 3.0 33 ストリートダンサー 3.0 34 カラーパープル 2.9 35 弟は僕のヒーロー 2.8 36 RED SHOES レッド・シューズ 2.8 37 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7 38 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6 39 関心領域 2.6 40 タイガー 裏切りのスパイ 2.5 41 ジャンプ、ダーリン 2.5 42 人間の境界 2.4 43 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3 44 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3 45 マダム・ウェブ 2.3 46 落下の解剖学 2.3 47 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3 48 哀れなるものたち 2.3 49 殺人鬼の存在証明 2.3 50 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 2.3 51 ザ・エクスチェンジ 2.2 52 DOGMAN ドッグマン 2.2 53 パスト ライブス/再会 2.2 54 リトル・エッラ 2.2 55 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2 56 ボーはおそれている 2.2 57 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2 58 瞳をとじて 2.2 59 ゴースト・トロピック 2.2 60 葬送のカーネーション 2.2 61 Here ヒア 2.1 62 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0 63 ハンテッド 狩られる夜 2.0 64 サウンド・オブ・サイレンス 2.0 65 ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ 66 ゴッドランド GODLAND 2.0 67 キラー・ナマケモノ 1.9 68 ザ・タワー 1.9 69 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9 70 マンティコア 怪物 1.9 71 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断(イタリア映画祭2024) 1.9 72 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8 73 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8 74 デストラップ 狼狩り 1.6 75 No.10 1.5 76 VESPER/ヴェスパー 1.5 77 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5 番外 ソウルフル・ワールド 5.0 QUEEN ROCK MONTREAL 5.0 あの夏のルカ 5.0 私ときどきレッサーパンダ 5.0 FLY! フライ! 5.0 犯罪都市 NO WAY OUT 4.5 DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0 バジュランギおじさんと、小さな迷子 リバイバル 2.0 メメント リバイバル 2.0 π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0 貴公子 1.5 ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5

ドキュメンタリのようで

- 2年前
ドキュメンタリでは出来ないドラマ。 しかし説得力がある。 構成内容に作家の意図が滲む 前半の主役たる、少年とアフガンからの女性 後半の主役である、ポーランドの女性への 物語のバトンの渡し方… 言葉に詰まるから、映画にしたのか。 日本と… 続きを読む

ドキュメンタリでは出来ないドラマ。 しかし説得力がある。 構成内容に作家の意図が滲む 前半の主役たる、少年とアフガンからの女性 後半の主役である、ポーランドの女性への 物語のバトンの渡し方… 言葉に詰まるから、映画にしたのか。 日本と日本人は、平和だった。 難民問題もこれからでしょう。 少なくともこれまでは知らんぷりして いる事ができた。 世界には様々な隣人がいて 我々にもひとかたならぬ覚悟が必要 国境という名のボーダーは 人間の境界をあからさまにしていく。 優れたタイトル(邦題)ですね。

☆3.8

- 2年前
ベラルーシとポーランドの国境で難民に待ち受ける地獄のような現実を、難民や国境警備隊、人権団体、その周辺人物たちの視点から炙り出す。 難民をまるで害獣のように引き摺り回し、ボールの様に蹴り合う両国や、本作の公開に激しい妨害を行ったポーランド… 続きを読む

ベラルーシとポーランドの国境で難民に待ち受ける地獄のような現実を、難民や国境警備隊、人権団体、その周辺人物たちの視点から炙り出す。 難民をまるで害獣のように引き摺り回し、ボールの様に蹴り合う両国や、本作の公開に激しい妨害を行ったポーランド政府。 これらの対応に「なんて酷い国だ」と率直に感じるものの、人権を擁護し難民条約を批准しているはずなのに人種や出生、宗教で人間を選別し、国連から人権侵害を指摘されている「入管」を抱えた日本は間違いなく「酷い国側」だったと頭を抱える他なかった。 《余談》 ①EUのマークの描かれた壁の前で途方に暮れる難民家族の姿があまりにも皮肉だった。 ②ユリアに難民を「不法に」支援する人権活動家の疑いを持ったとはいえ、疑いの段階で全衣服を脱ぐよう圧力を掛ければさすがに警察側が訴えられるのでは。 あとその様子と全身をスクリーンにわざわざ映す必要はなかったのでは。 ③ラストの「救い」が急でご都合感があった。 ④パンフレットに日本の入管の人権侵害に関する指摘も入れないと「酷い国があるなあ」で終わってしまう人もいるのでは。 (字幕翻訳:額賀深雪)

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