無謀な一人旅。わざわざ歩く理由
薄命な元同僚に会うために800キロの距離を歩いて向かう老人。進行するにつれて過去の辛い事故の罪滅ぼしの旅だと知らされる。でもハロルドの過失なのかそんなに責められなければいけないのか。夫婦間しか分からない。 800キロの道中の出会う人々がユニークで楽しませてくれる。 奥さんに言っておく。「男ってそんなもんだ」 ハロルドに言っておく。「女ってそういうところがある」 2024.9.22
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世界36ヵ国で刊行され、英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に輝いた、レイチェル・ジョイス著作の傑作小説「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」を、主演ジム・ブロードベントで映画化。定年退職し、妻のモーリーンと平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日北の果てから思いがけない手紙が届く。差出人はかつてビール工場で一緒に働いていた同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。ハロルドは返事を出そうと家を出るが、途中で心を変える。彼にはクイーニーにどうしても会って伝えたい“ある想い”があった。ホスピスに電話をかけたハロルドは「私が歩く限りは、生き続けてくれ」と伝言し、手ぶらのまま歩き始める。歩き続けることに、余命わずかなクイーニーの命を救う願いをかけるハロルド。目的地までは800キロ。彼の無謀な試みはやがて大きな話題となり、イギリス中に応援される縦断の旅になる。
© Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022
薄命な元同僚に会うために800キロの距離を歩いて向かう老人。進行するにつれて過去の辛い事故の罪滅ぼしの旅だと知らされる。でもハロルドの過失なのかそんなに責められなければいけないのか。夫婦間しか分からない。 800キロの道中の出会う人々がユニークで楽しませてくれる。 奥さんに言っておく。「男ってそんなもんだ」 ハロルドに言っておく。「女ってそういうところがある」 2024.9.22
要は「奇跡などはなく、ただ今までと同じ日常が続いていく。しかしその日常にも愛しさは溢れている」とかそういうことが言いたかったのかな?と思ったりした。
ロードムービーなんだけど 歩いてるウチにだんだんと謎が明かされて ゆき、暗い気持ちになりました。
徒歩でイギリスを縦断するというお話で、なんとなく、平凡な人がすごいことを成し遂げ、周りの人々にも大きな良い影響を与えるストーリーを想像してたけど、ずっとリアリティがある、沁み入るようなお話でした。 友人とは感動の再会とはならず、若者も更生せず、夫婦関係も再生の入口といったところで、一見、大変な旅で得たものにしてはわずかに思えるけど、年をとったせいか、小さな希望に大きな温かさを感じ、勇気をもらいました。 (2024/06/16川崎チッタ)
この作品の前知識無く、ポスターの雰囲気から叙情的&コメディタッチの作品だろうと思い、癒しを求めて鑑賞したけど実際はかなり重たいロードムービーでした。 メンタル弱めの私には目を背けたくなるようなシーンもあり少々きつかったなあ。 それでも出てくる人出てくる人みんな優しくて優しくて、主人公を陥れる罠なのかと思うほど(それ程私の心が曲がっているのね)で何が起きるかとハラハラしながら観ていました。 この年になって観てよかった。若い時に観てもあまり理解出来なかったでしょう。 残りの人生大切に生きて行こうと思わせてくれる映画でした。