レビューに助けられました。 star star star star star - 2年前
昨日見た時点では、間違いなく★1でした。
ただの時間の無駄だった、何がしたいのか分からない、盛り上がりにかける
が感想でした。
ただ、昨日の3時間を意味のない時間にしたくなくてレビュー読み漁ったのですが、ストンと落ちる答えが。
私は… 続きを読む 昨日見た時点では、間違いなく★1でした。
ただの時間の無駄だった、何がしたいのか分からない、盛り上がりにかける
が感想でした。
ただ、昨日の3時間を意味のない時間にしたくなくてレビュー読み漁ったのですが、ストンと落ちる答えが。
私は前作のジョーカーを期待して、社会に殺された男が今作でどうジョーカーになり遂げるのかを期待して観に行ったのです。
ですが、相変わらず鬱屈としたただの冴えない中年の男が居ただけ。
そりゃ低評価だけつきますよね。
でも、読み漁ったレビューの中にこの映画を観に行く前の期待さえも劇中の民衆と同じだったのではないかとありました。
そうか、私はジョーカーという宗教を盲信した結果の落胆だったのか。と思ったら昨日の3時間は無駄じゃ無かったと思えるようになりました。
ジョーカーの公開から5年間の間、私はずっとジョーカー教の信者だったのかと思ったらかなり面白く思えてきたのです。
今作を観て「ジョーカーなんて、ただの偶像。そこには刺されれば死ぬただの男がいるだけ」
落胆すら感動だったか。
この映画はがっかりした、つまらなかったと感想を持った人こそ、最高に没入体験をしているのではないかとさえ思えます。
あ、これもまた信者染みてましたね。まだ、期待している自分がいる。
追記:ジョーカー鑑賞後、日を追う毎に映画全体が「僕はアーサーだ!ジョーカーなんて世間が作り上げた宗教だ」と言っているみたいで苦しくなりますね。
皆ただ見捨てるだけの社会に嫌気がさして諦めて、なにか変えてくれそうなジョーカーに勝手に期待して勝手に落胆して。
それでも冒頭の骨で皮膚が突っ張った背中やあの笑っているのか泣いているのか分からない笑い声が頭から離れないです。まだ燻り続けてる、こんなんじゃ終わらない。
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歌わなくていい。レディ・ガガの接待映画 star star star star star - 2年前
メジャー好きとか単館好きとかそうゆう
ことではなく、前作の次を期待して
いくならがっかり。
ホアキン・フェニックスの存在感というか
佇まい、醸し出す空気、そして映像、
相変わらず素晴らしかった。
でもそれもガガが登場するまで。
中身はガ… 続きを読む メジャー好きとか単館好きとかそうゆう
ことではなく、前作の次を期待して
いくならがっかり。
ホアキン・フェニックスの存在感というか
佇まい、醸し出す空気、そして映像、
相変わらず素晴らしかった。
でもそれもガガが登場するまで。
中身はガガ様のショーでした。
ミュージカルならミュージカルに
振り切ればいいのに。
ストーリーに入り込もうとすると
必ず歌い出す。
ガガ様に歌わせようとするあまり
ストーリーも謎展開になり、
最後ファンタジーにすら見えてきた。
一体なんだったんだろうという読後感。
違う意味で衝撃。
追記:
前回、俺もジョーカーだ。みたいなヤツが大量に
わいたので、その火消しだという説に同意です。
いや、そんなかっこいいもんじゃない。痛い鬱屈したオッサンなんだよと。
なるほどね。
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映画でしか伝わらないものがある。 star star star star star - 2年前
小説には小説でしか伝わらないものがあり、音楽には音楽でしか伝わらないものがあり、映画には映画でしか伝わらないものがある。
これから現実がとか妄想がとかたくさんの推察が出てくるだろうと思うけど、そんなことはどうでもいい。
今、見終えて自分だけ… 続きを読む 小説には小説でしか伝わらないものがあり、音楽には音楽でしか伝わらないものがあり、映画には映画でしか伝わらないものがある。
これから現実がとか妄想がとかたくさんの推察が出てくるだろうと思うけど、そんなことはどうでもいい。
今、見終えて自分だけが感じたこと、体に残ったものだけを受け止めていきたい。
これはある意味にわか映画ファンを削ぎ落とす映画になっているように思った。これは悪口ではなく、映画を愛してきた者へのご褒美のような、神から与えられたギフトのような、そんな映画だ。
興奮がおさまらない。
何かしないと。何かいいことがしたい。
まず帰って部屋の掃除をしよう。
こんな神からもらったギフトをこんな形でしか還元できない小さなオレです(笑)。
PS.「都合良すぎる筋書き浮かべながら今日も眠るよ」とキャンキャン吠える動物を冠したバンドが奏でてたっけ。このバンドは一見この映画の対極にありそうなもんだが深いとこで繋がってる。
2回目見た。
だいぶ落ち着いて見れた。
冷静に見て思ったことを書かせてください。
酷評が多い理由もわかる。
観客の望み通りにならないというのが大きい。期待した通りにならない。そして誰にも感情移入できない作りになってる。これはわざとだと思う。
ミュージカル的なところも苦手な人多い。一般の人は。何で急に歌い出すかわからんという。これはただの心の中の動きと見たらいいのだけどなあ。楽しい時は鼻歌歌ってしまうとかと同じ。そして音楽シーンは、妄想が始まって終わったよと大変意図的にわかりやすく演出されていた。完全に妄想の産物だと。
結構、怖いことだと思う。自分の思ってたのと違うことで評価を下げるのは、違うと思う。それは自分の考え及ばないことは認めないということ。これはとても怖いことですね。おそらくそこにこれからも気づいてない人はずっと気づかないので、常に閉鎖的。そしてそんな人達は集まって同調して批判をし出すだろう。また単純に新しいものが全く生まれないということにもなる。多様性を真逆を行く。
今の世相がまるまる出ているようで、この現実世界を酷評すべき。多かれ少なかれみんな持ってる気持ちであるのだが。そして自分の中にもある。
自分なりの解釈を言わせてもらうとすれば、もうコレ2は全部、妄想。遡るとジョーカー1の途中から。
今まで数々の映画を見てきて「現実か妄想か」映画の見方のヒントを我流で勝手に編み出したのだが、とにかく「都合良すぎる筋書き」は妄想だろうと。あり得ないと思ってしまうのは本当にあり得ない出来事であるからであって、それ自体の気持ちは信じてもいい。
例えば、ジョーカー1で言えば、テレビ出演はない
。あんな幸運はあり得ない。大前提として「アーサーにコメディアンの才能はない」。これを忘れてはいけません。どう考えてもない。これは誰もが思うところだ。認められることはないし、しかも自分の好きな番組にあんな形であれ、誘ってもらえることの偶然はない。
そしてハエすらも殺せないこの子に人は殺せない
。電車の中での出来事も完全に想像の産物でしょう。きっと誰1人殺してない。ラストでアーカム精神病院にて「面白いジョークを思いついた」と爆笑するのだが、ジョークというか壮大な物語。コメディアンの才能はない代わりに物語を作る才能はある。アーサーは小説家になった方が良かった。不幸の連続で追い詰められ精神崩壊。電車の殺害シーンの前、電車で解雇宣言を受け電話BOXを頭突きで破壊。ここから警察に逮捕で精神病院に収容してラストにつながるというのが自然な流れのような気がします。「あり得る」「あり得ない」のライン。
しかし言いたいのはこれではありません。そんなことはどうでもいい。この「現実」「妄想」のライン決めは本当に重要ではありません。所詮、全ての映画は想像の産物であり妄想であります。ノンフィクションであれどそこには演出があり誰かに意図が入っています。完全なノンフィクションは自分の目で見て感じたことだけ(しかしこれすら現実ではない可能性があるとモーフィアスは教えてくれました)。
その世界に入り込むこと。
結局は好きな世界かどうか。
もうバリバリワタクシの大好きな世界でした。鬱屈を抱えた悲しみを帯びた世界。
前作が元になりその後から地続きの妄想の世界。こんな贅沢な映画はありませんよ。さあ楽しみましょう。
もっと言えば、好きな世界と思うかどうか。否定的に捉えるか肯定的捉えるかは自分で決めれます。
もう映画自体を溺愛しているワタクシは全てを肯定的に捉えることができるので最強無敵なのです。
わーはははははっ!!
3回目見た。
まだ面白い。
先々を知っているという余裕があるので細部まで楽しむことができる。
ここはなんとなく逃して見ていたけど、弁護士がアーサーを我が子のように慈しみ愛してるようなシーン。雨で濡れたアーサーに自分のジャケットを優しく掛け唾で唇の血を取る。唾で顔を拭くって明らかに過剰。母が子にすることですね。大人が大人にすることではない。完全にして欲しいことの映像化ですよねこれは。
その他にも願望がたくさん詰まっています。アーサーの。願望というか、今までにしてほしかったこととこういう風になったらいいのになという希望。それらの集合体がこの映画なのでしょう。そして1もそうですね。
そう考えるとかなりせつない。何を求めたのか。
きっと誰もがしていることですね。
誰もに愛される自分、ヒーローになった自分を想像する。最終的にそんな自分ではないことは自分が1番よくわかっているので想像でも破壊してしまう。うまくいったことだけで終わらせといたらいいのに、結果的にそんな自分になり得ないと追い込まれることになり想像の中ですら思考回路は破滅へと向かってしまうのである。
これはかなりせつない。
自分と重ねて見るという見方は間違いではないと思います。どの部分を重ねてみるか。きちんと負の部分までも重ねられるかと問われているような気になりました。
この映画、まだまだ伸びしろありますね〜。
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ホアキンの映画 star star star star star - 2年前
悪い評価が多くてびっくり…
やはり、メジャー映画好きさんとは相容れないなぁと
2作目もやってくれたな!
という気持ちでいっぱいで、映画好きは楽しく…見ちゃいました。
ミュージカル曲好きとしては、
監督がどういう気持ちで、この曲当てはめた… 続きを読む 悪い評価が多くてびっくり…
やはり、メジャー映画好きさんとは相容れないなぁと
2作目もやってくれたな!
という気持ちでいっぱいで、映画好きは楽しく…見ちゃいました。
ミュージカル曲好きとしては、
監督がどういう気持ちで、この曲当てはめたの?深読みが止まらなくて、本当に楽しかったです。
ホアキンの演技が良すぎて、
他の雑音はどうでもよかったですし
黒が美しいので、Dolby theaterで見てよかったです。
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僕はアーサーだ star star star star star - 2年前
こんなに全身で叫んでいるのに。皆JOKERを作ろうとする
JOKERの格好をしたアーサーに「そんなの君じゃない」「僕に優しくしてくれたのは君だけだ」証人の友だけが人を殺しているときもアーサーとしていてみていた「君が怖い」それだけは救いだったのでは
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最高に面白いよ star star star star star - 2年前
※ネタバレあり。注意
ジョーカーとはアーサーや人々の妄想が作り出した虚像で、悪のヒーローでもなんでもないんだ、目を覚ませってことを突きつけられる内容だった。前作でも救われない社会的弱者、哀れな男だったアーサーだけど、今回唯一の味方だと思… 続きを読む ※ネタバレあり。注意
ジョーカーとはアーサーや人々の妄想が作り出した虚像で、悪のヒーローでもなんでもないんだ、目を覚ませってことを突きつけられる内容だった。前作でも救われない社会的弱者、哀れな男だったアーサーだけど、今回唯一の味方だと思っていた母親ですらコメディアンを夢見る息子を裏で嘲笑っていたと知り、前作よりもしんどく感じた。低評価してる人はまんま作品の中のジョーカーに失望した人達と被るから、これもまた監督の策略なんだろうなと。ミュージカルシーンがつまらないという意見が多いが、アーサーの妄想や出来事の概念を表していると考えれば全く気にならず物語を構成する一部として受け入れられる。ハーレイ像もこれまでとは違うので、既存のハーレイ好きは別物として見た方がよさそう。この世界線のハーレイとしてはあの行動は正しいと思った。Xの評価を見る限り、海外よりも日本の方が評価が高いと感じたのだが、今の腐った日本社会を生きる人々が自分自身をアーサーに投影し、共感している部分があるのだろうと思う(私はそう)。
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ジョーカーからアーサーへ star star star star star - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む まぁ観終わってすぐにこりゃ〜評価分かれるよね…と思いました。
ただそれは監督の狙いだと思いました。
前作を観て、誰もが狂気的な「ジョーカー」を望んでいるのは明らかで、その裏を突くの「ジョーカー」なのかな?と思って観てました。
前作と同じで、アーサーの妄想と現実の世界があり、その現実と妄想に、ファンが求めている「ジョーカー」とは違うギャップがみてる観客をイラつかせるのです。
ゴッサムシティでイライラして、暴動を起こすのが正に凶悪な「ジョーカー」を期待している前作のファンであって、それを裏切った監督は凄いと思った。
ミュージカルのシーンは全て「ジョーカー」の妄想シーンであり、リーと言う妄想の彼女が出来上がる。
ファンとしての期待が、凶悪なヒーロー「ジョーカー」を作りたく、完成させるにはリーが必要だった。
そしてもう少しで完成する悪のヒーロー「ジョーカー」の前に現れるのが、アーサーの友ゲイリー。
現実に連れ戻されたアーサーは、ジョーカーにはなれなくなり全ての罪を認めるのです。
精神病棟で最後に刺され倒れて横たわる姿は、前作のピエロで不良に絡まれ横たわってるアーサーと同じでした。
その後ろで刺した奴が、自分の口をナイフで切り裂いています。そうコレが本当の「ジョーカー」の誕生なのではないでしょうか。
ほぼ満点の内容なんですが、点数を下げた理由は、この刺す男の子が結構中盤からちょくちょく顔が映り、ラストが読めてしまったのが残念です。
出来る事なら、終盤に登場してきて、いきなり刺して欲しかったので点数をさげました。
ある意味前作ではバットマンがまだ幼く誕生してなかったので、ここからが本当のジョーカーが誕生して闘いが始まると思うので観て観たいけど、どうかな?
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残念な作品‼️ star star star star star - 2年前
ガガが主役みたいなストーリー展開、前作品を期待する方は、観ない方が良いかもです!兎に角歌い過ぎてストーリーが全く入って来ませんし、終り方も微妙でした!とても残念な作品!夜観ると眠くなるかも
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ジョーカー フォリア ドゥ star star star star star - 2年前
前作が良かったので 期待をしたのですが 盛り上がりにかけ 期待はずれ💦
ダーク ミュージカルで 残念な感じでした。
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サントラCDが欲しい star star star star star - 2年前
売ってないよね、サントラのCDは。2人とも
いい曲ばかり歌っていた。
やはり、パリ五輪の開会式は、この映画のプロモーションだったのか…
「完全になる。」という言葉の意味を確かめに行ったが
こういう結末なのか…
落胆すれども、そもそも前… 続きを読む 売ってないよね、サントラのCDは。2人とも
いい曲ばかり歌っていた。
やはり、パリ五輪の開会式は、この映画のプロモーションだったのか…
「完全になる。」という言葉の意味を確かめに行ったが
こういう結末なのか…
落胆すれども、そもそも前作が過剰に評価されていたと
思う。今回の映画こそ、真似する者の出ない事を祈る。
映画は、何年かしたら、見直してみたい。
それまでは、サントラだけ聴いていたい。
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続編は1作目を越えられず残念 star star star star star - 2年前
期待していた内容とは随分とかけ離れてました。前作の現実と妄想の世界観が、少なく、レディガガの為の別映画になってました。上映後に眉間に皺を寄せて退場するお客さんが多く、年配の方は途中退場も多いのに驚きました。初日で平日ですがほぼ満席でしたが、これはBlu-rayで買って見直さないです。やはり続編は難しいのですね。
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他人の評価に流されすぎ。 star star star star star - 2年前
妄想と現実との描写の入れ替りは相変わらず良かった。アーサーの心理状態の乱高下がもう少しあっても良かったかな。
しかし、前作同様まぁこんなものかなというのが感想。
酷評している方々の大半は、バイオレンス的なものを期待していたのだろう。が、元々それが主の作品では無いのですよ。評論家のレビュー見て感化されすぎ。
前作の公開当初は映画マニアにしか評価されて無かったし。
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つまんなくて死ぬ star star star star star - 2年前
何を見せられているのだろうか
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世の酷評も解せぬこともなし star star star star star - 2年前
意味深なタイトルのカートゥーンから始まり、映像と音響の作りが秀逸で、往年の名曲を「そう来るか!?」というアレンジで、しかもサントラとは別の、不穏な劇伴と混ぜて出してくるのも痺れる。
鑑賞中は大いに楽しめていて、米国での酷評、特にそれぞれの… 続きを読む 意味深なタイトルのカートゥーンから始まり、映像と音響の作りが秀逸で、往年の名曲を「そう来るか!?」というアレンジで、しかもサントラとは別の、不穏な劇伴と混ぜて出してくるのも痺れる。
鑑賞中は大いに楽しめていて、米国での酷評、特にそれぞれの歌を、歌詞だけでなく元々使われていた作品も含めて理解しているであろう批評家ですらこの低評価ぶりは何故だろうと思っていましたが、評決の辺りから先では、「なるほど。特に前作を評価していれば、こちらではそうなるわな。」と理解できなくもないと思うに至りました。
私は好きですよ。
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予習なしで観て、感服! star star star star star - 2年前
ポスターとタイトル(フォリ・ア・ドゥ)からの予想とは異なる、予想以上の作品で、監督脚本のトッド◦フィリップス、主演のホアキンに感服しました。全体が法廷劇となっているのも予想外で、それも悪くなかった。個人的にはミュージカルは苦手ながら、アーサ… 続きを読む ポスターとタイトル(フォリ・ア・ドゥ)からの予想とは異なる、予想以上の作品で、監督脚本のトッド◦フィリップス、主演のホアキンに感服しました。全体が法廷劇となっているのも予想外で、それも悪くなかった。個人的にはミュージカルは苦手ながら、アーサーの恋心を表現する手立てとして、この作品ではあまり苦にならず、不穏極まりないこの作品で往年の名曲をミュージカル仕立てに歌わせるというのは、そのミスマッチが意表を突いていて、大ありかなと思いました。
拘置所でのアーサー、裁判所でのアーサー、どちらもホアキンが表情豊かに細やかにその時々を演じ分けていて、それを観ているだけでも全く退屈しない。そして冒頭のアニメで予告された通りのことが起きたあとの最終弁論。人々から投げかけられる虚像、独り歩きしだしている虚像に、アーサーがノーを言うところが素晴らしい。そのことでリーも虚像に夢中になっていただけと判明する。
虚像が孕む狂気は次なる狂気を生み出すと言わんばかりのラスト。が、ラストに現れた囚人は(事を成した後、背後のぼんやりした映像のなかでヒースのジョーカーになろうとしているかのようにも見えるが)どう見たって小物で、公開時に通い詰めた今は亡きヒース・レジャーのジョーカーには、まだまだ繋がらないなぁ…と(永久に繋がらない可能性もありだが)。
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私には駄作 star star star star star - 2年前
前作の続きと思ってみに行くと落胆します。とにかく、よく歌います。話が入ってこないし、中身も薄いです。ラストも、、。
レディーガガを使ったから、こうなるの?歌い始めたら目を瞑って時間を持て余す、そんな2時間半でした。残念。
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酷評は仕方ない star star star star star - 2年前
皆が観たいジョーカーではなかった。
サブスク限定配信くらいで丁度いい、
映画館で観る作品ではない。
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リアルと映画内の観客が一緒 star star star star star - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む 信者がジョーカーを車で逃がそうとしたシーンを見て、「これが見たかった!」という感情。直後のジョーカーが逃げようとしているのを見て、「なんでだよ」という感情。
このジョーカーへの期待自体が、中盤までのコレジャナイ感を生んでいると終盤気づく。
映画自体が面白いかと聞かれると回答が難しいが、良く言うと臨場感がある映画で、悪く言うと極めて日常的な現実的な映画である。(=映画に対して求めている非日常感、爽快感はあまり感じられない)
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一人の男の物語 star star star star star - 2年前
男の弱さ、純粋さ、一人の人間の話、それがジョーカーというだけだと思いました。
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JOKERを見に来ました star star star star star - 2年前
それJOKERでやらなくていいよね(笑)としか言いようがない
オリジナルならいいだろうけどJOKERという看板を掲げた以上借りた看板を塗り替える作品をどう評価すれば良いのか
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もう歌は聴きたくないよ star star star star star - 2年前
ミュージカル映画ですね。
期待してたJOKERでは無かった。
ハーレクイーンもそうでも無いし。
前作は絶対悪でとにかくカッコよかったけど。人間ぽいと言えば人間ぽいけど。
妄想や精神世界が多くてちょっとキツイ。
もつ歌は聴きたくない。
映像だけかっこいい。
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冒涜 star star star star star - 2年前
「さあ、ショータイムだ」
※ここから先はあくまでも一個人の感想です。
ゴッサム・シティ惨劇の夜から2年、すべての元凶となった"ジョーカー"アーサー・フレック(演:ホアキン・フェニックス)は収監され裁判を待つ日々を送っていた。看守から「模範… 続きを読む 「さあ、ショータイムだ」
※ここから先はあくまでも一個人の感想です。
ゴッサム・シティ惨劇の夜から2年、すべての元凶となった"ジョーカー"アーサー・フレック(演:ホアキン・フェニックス)は収監され裁判を待つ日々を送っていた。看守から「模範囚」と認められ刑務所内での合唱への参加を認められる。そこでアーサーは"リー"ハーレイ・クインゼル(演:レディー・ガガ)と出会う。
まず一言。最低だ、金も時間もあの感情も全てを返して欲しい。前作を大真面目に観た自分をバカにされた気がして猛烈に腹が立った。一応語弊のないように言っておくと、途中まではややパンチに欠けるもののとても良かった。野球で言えば8回終了くらいまでは。今回は裁判がメインだからアクションをとりづらく、その補強としてミュージカル仕立てになっているわけだが、そこでガガが往年のハリウッド・ミュージカルのスタンダードナンバーを色々歌ってくれるからそれほど不満はなかった。むしろなんで賛否両論だったのか分からなかったくらいだ。
終盤の30分でその理由が全て分かった。酷い。9回の攻防でこれまでの積み上げが全てぶち壊しになり、唐突にスタッフの言い訳がアーサーの口を通して始まったのだ。そこから急転直下の展開になるが、要するに「ジョーカーにスポットライトを当てて映画を作ったんだけど、まさかこんなにヤバい展開になるとは思っていなかったんです。本当なんです」とスタッフが逃げてその責任を全部アーサー・フレックに押し付けたのである。悪が偽善に成り下がってどうする?個人的には偽善は悪より卑しいし、そういう展開は心底嫌いだ。だったらそもそもの話として、最初から「ジョーカー」なんて作らないで欲しかった。どんなに一流のパティシエが腕を振るって、最高の食材を最高の技術で料理したところで、ケーキのてっぺんに糞を盛り付けたら誰しも食欲を失くすのが自然というものだろう。本作はまさにそれを地で行った感じだったと個人的には思う。
自分も(さすがに法律は守ったが)子供の頃からヤンチャをして育った方だ。向こうみずで尖った部分が歳をとるにつれて次第に失われていき、気付けば杓子定規の生活をしているわけで他人のことを言えないのはよく分かる。そんな僕に対して「それが人生だ」とでも言いたかったのであろうか?
終盤30分までは本当に良かったんです。なのでレディー・ガガのミュージックビデオくらいで観るのがいいのではないでしょうか?
残念でなりません、俺はもう知らん。
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圧倒される star star star star star - 2年前
ジョーカー フォリアドゥ、フォリアドゥとはフランス語で二人狂い、異常者と一緒にいると精神状態が感染してしまうことを指すようです。ホアキン・フェニックスの演技は神がかっていて圧倒的です。ガガ様も素晴らしく、色々な衣装と髪型で花を添えています。歌って、踊って、引きずられ、リンチされ、それでも高笑いはやめない。ガリガリに痩せた背中に、こけた頬、観ているほうも消耗する感じです。ホアキン・フェニックス最高!
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狂気と芸術の境界線を踏み越える star star star star star - 2年前
トッド・フィリップス監督が再び挑む『ジョーカー』の続編にして完結編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、前作の社会現象的成功を受けて誕生した野心作だ。本作は、観客を二分する可能性を秘めた挑戦的な作品となっている。
ホアキン・フェニックスが再… 続きを読む トッド・フィリップス監督が再び挑む『ジョーカー』の続編にして完結編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、前作の社会現象的成功を受けて誕生した野心作だ。本作は、観客を二分する可能性を秘めた挑戦的な作品となっている。
ホアキン・フェニックスが再び演じるアーサー・フレックは、彼の特徴的な笑い声とともに、これまでのジョーカー像の中でも最も印象的な演技を見せる。フェニックスの繊細かつ狂気に満ちた演技は、観る者の心に深く刻まれるだろう。
本作の最大の特徴は、ミュージカル要素の導入だ。アーサーの錯乱した精神世界を表現するこのアプローチは、賛否両論を呼ぶことは必至だが、その大胆さと芸術性は評価に値する。現実と妄想の境界線を曖昧にするこの手法は、主人公の混沌とした内面を鮮やかに描き出すことに成功している。
レディー・ガガ演じるリーは、ガガの歌唱力と演技力が見事に融合し、彼女の魅力が全開となる場面が随所に散りばめられている。アーサーとリーの関係性の描写は、ジョーカーとハーレイ・クインの馴れ初めを想起させ、DCコミックスファンを唸らせるだろう。
ただし、本作は前作のファンを困惑させる要素も多分に含んでいる。ミュージカル要素や物語の展開は、前作とは大きく異なるアプローチを取っており、純粋な続編を期待する観客には戸惑いを与えるかもしれない。
それでも、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は、映画芸術の新たな可能性を模索する意欲作として評価されるべきだ。フィリップス監督の大胆なビジョン、フェニックスとガガの圧巻の演技、そして挑戦的な物語構造が織りなす本作は、映画ファンにとって見逃せない一本となるだろう。
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何に期待していかによる star star star star star - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む あのジョーカーの続編ということと、ダークナイトでのジョーカーの破茶滅茶さのイメージで勝手に期待していくと裏切られてしまうと思いますが、冴えないコメディアンが悪のカリスマになってその後...というのならまぁ納得。
事前に賛否両論むしろ否定の方が多かった感じからニュートラルな気持ちで観たこともあり、おもしろい!とは違いますが、最後まで飽きずに見ることができました。
もちろんホワキンの演技によるものも大きいと思います。
レディガガはさすがの歌声。ミュージカル映画かよ!なんて意見もありますが、嫌いじゃないです。
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とてつもなく良かった star star star star star - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む ジョーカーを肯定してしまった私たちに向けて作られた続編だった。報いは受けてしまうのだ。それが映画が示すべき道なんだな。
鬱屈し社会を恨み、自分を嗤う人間を亡き者にしてジョーカーになってくれた前作はスカッとした。
だけどアーサー自身は孤独のままだった。アーサーは社会不適合者でみんなから受け入れられることはないんだな辛いなでも好きだよアーサーと応援してたら、
職場で君だけが笑わなかった。でも僕は今は眠れない
証人喚問できた職場の彼のセリフ。ここで全てが転換した。わたしの目が覚めた。アーサーの目も覚めた。
アーサーのなかにある虚栄心が彼をジョーカーにしてしまった。
僕はジョーカーじゃない、アーサーとして愛してくれと決意して叫んでも最後まで届かなかった哀しい映画。
でも映画として、正しい道を示したと思う。
ジョーカーを応援することに冷や水浴びせてくれてありがとう。
アーサーがどこかで虚栄心から解放されて友達が作れていたらなぁと思った。
レディガガは素敵だったがキャラ造形としてはステレオタイプで浅はかな間抜けすぎて、ジョーカーの引き立て役でしかなかった。
とても良い映画だった。報いはうける。悪を信奉しない。現実は悪が何かもっと分からないけれども。
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時間が経つにつれ、傑作かもと思ってしまう映画 star star star star star - 2年前
前作のジョーカーをイメージしていけと肩透かしを喰らう。
でも、鑑賞後よく、よく考えると傑作かもと思わされる作品だということは間違いない。
観て、考えて欲しい1本
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そうか star star star star star - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む 賛否両論ときいて観に行ったが、ふーんそういう流れか、、という感じで、面白く観ました。
これはJOKER3もあるね、ガガ様はマリアになるわけだ
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ジョーカーを模して star star star star star - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む アーサーという男を掘り下げて、新しい解釈で出来上がった「ジョーカー」を登場させた一作目
今作はその「ジョーカー」をアーサーフレック自身で全て否定した印象。
バットマンとこれから戦うDCコミックに登場する様な「ジョーカー」はこの映画に出て来ないモヤモヤを何とか落ち着けてみる。
前作で作り上げた
絶望
狂気
悲哀
ものの哀れ
恐怖と紙一重だった儚くも美しいディテールは、
今作のミュージカルパートの多さで、1作目に感じた衝撃はなんだったんだろうと強制的に再考させられる事になってしまった。
この映画は、由緒正しいDCのバットマンシリーズのジョーカーと位置付けず、唯の悲しい男が狂気を帯びて犯罪者となり、ただただ堕ちていく映画であった、という解釈はどうだろうか。
ジョーカーなんて唯のシンボルでしかなかったのではないか。
そう最早この2作セットで観て、ジョーカーなんてどうでもよく、最初から最期まで救いのない男を演じたフォアキン映画だった、という結論にしておく。
星一つは、偉大な前作を踏襲した事への敬意
そして今作を世に出す事に躊躇しなかった作り手達へ最大限の皮肉を込めて、その勇気を称えて星一つ
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道化師はアーサーだけか? star star star star star - 2年前
悲劇は極まると、喜劇になる。だから道化師の裏側は悲劇な、か弱い男の姿をしている。
この映画は、広く知られるこの考えを、徹底的な振り幅で描こうという試み。
ミュージカルで歌われるのは、70年代アメリカのポップスに代表される、無闇な明るさ。
暗… 続きを読む 悲劇は極まると、喜劇になる。だから道化師の裏側は悲劇な、か弱い男の姿をしている。
この映画は、広く知られるこの考えを、徹底的な振り幅で描こうという試み。
ミュージカルで歌われるのは、70年代アメリカのポップスに代表される、無闇な明るさ。
暗い戦争や差別による人権蹂躙などの暗さを排除した、空々しい歌。
これは必要な選択であったことが分かる。
どこまでも、どこまでも、暗闇に引き落とされるアーサー。
誰にも愛されたことがなく、誰にも理解されたことがなく、どこまでも暗闇。
これはアーサーに象徴される、あなたと私の話では無いか?
人と人は分かり合えるという幻想に陥っている。
そうでありたい、と甘い夢を見ている。
絆、という巷に溢れるマジックワードの裏側にあるペラペラなハリボテが見えてくる。
そんな映画だ。
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The Band Wagon star star star star star - 2年前
良くも悪くも熱狂的に支持されすぎた前作。日本でもタバコふかし電車男みたいなもんが現れたりしましたので、その流れで続編なんか作るわけがありません。ハロウィンでキッズが真似しちゃ大変ですから。ジョーカーというより、アーサー・フレックという男の物… 続きを読む 良くも悪くも熱狂的に支持されすぎた前作。日本でもタバコふかし電車男みたいなもんが現れたりしましたので、その流れで続編なんか作るわけがありません。ハロウィンでキッズが真似しちゃ大変ですから。ジョーカーというより、アーサー・フレックという男の物語です。しかも、鍵盤を叩きながら歌うレディー・ガガのショーまで見れる。いい音響の映画館で見ましょう。
ミュージカルになるという公開前の情報があったので、ブルース・ブラザーズぐらいの気分で見れるのかなと思っていましたが、まあそんなわけにはいきません。悲痛な顔で笑い声を上げるアーサーのバカ笑いは、何度見ても切なく悲しくなります。
エンドロール2曲目、ホアキン自身が歌う「True Love Will Find You in the End」が流れてきた時、思わず涙腺が緩みました。オリジナルは、統合失調症と双極性障害で長く苦しんだシンガーソングライター、ダニエル・ジョンストンの名曲。ホアキンの声にも合っているし、この映画の最後を締めくくるにも持ってこいの美しい曲です。
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レディー・ガガ注入による味変はミュージカル star star star star star - 2年前
格差社会のヒーローになったアーサーの「その後」は刑務所暮らしと法廷が軸。
恋人リー役のレディー・ガガを注入したことによる味変はミュージカル風だった。本作に賛否はあるが殺人も起こせず刑務所暮らしはストーリーも単調になりがち。そこにミュージカル… 続きを読む 格差社会のヒーローになったアーサーの「その後」は刑務所暮らしと法廷が軸。
恋人リー役のレディー・ガガを注入したことによる味変はミュージカル風だった。本作に賛否はあるが殺人も起こせず刑務所暮らしはストーリーも単調になりがち。そこにミュージカルもありだろう。
リーがアーサーをあおり、もてあそぶ。彼らと社会との歯車は狂ったままだ。
一つ注文を付けるとすればバットマンとなるブルース少年が出てこないことだ。パート3の続編があるなら大目にみるけど。
2024.10.14
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【ジョークにならない映画】 star star star star star - 2年前
悪のカリスマとなった男のその後。ホアキン・フェニックスが初の続編に出演した理由の一つ、まさかのミュージカル演出は、物語に効果的に影響。ラストの衝撃も含めて、完成度がジョークにならない。
◆トリビア
〇前作で話題となったニューヨーク・ブロン… 続きを読む 悪のカリスマとなった男のその後。ホアキン・フェニックスが初の続編に出演した理由の一つ、まさかのミュージカル演出は、物語に効果的に影響。ラストの衝撃も含めて、完成度がジョークにならない。
◆トリビア
〇前作で話題となったニューヨーク・ブロンクスの大階段。撮影前に別の階段を作り練習したというレディー・ガガは「あれが撮影最終日で、この映画を締めくくるのに完璧な日でした。」と振り返る。監督は「観光客の人々が殺到していたので、前作よりもずっと困難なものになった」と、階段が聖地化したことを明かした。
〇ホアキン・フェニックスが続編映画に出演するのは初めて。
○ 本作は歌唱シーンやダンスシーンが多く含まれているが、ホアキン自身はプライベートでの機会はないという。「僕はカラオケで歌うタイプではまったくないんだ。」
◆概要
「ジョーカー」('19)の続編であり完結編。第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
【監督】
「ハングオーバー!」シリーズ トッド・フィリップス
【出演】
「ボーはおそれている」ホアキン・フェニックス
「アリー/スター誕生」レディー・ガガ
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」ブレンダン・グリーソン
「マルコヴィッチの穴」キャサリン・キーナー
「デッドプール2」ザジー・ビーツ
「ゲーム・オブ・スローンズ」リー・ギル
【製作費】$200,000,000
【公開】2024年10月11日
【上映時間】138分
◆ストーリー
理不尽な世の中で社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカー。そんな彼の前にリーという謎めいた女性が現れる。ジョーカーの狂気はリーへ、そして群衆へと伝播し、拡散していく。孤独で心優しかった男が悪のカリスマとなって暴走し、世界を巻き込む新たな事件が起こる。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆アーサーvsジョーカー
ジョーカーが自身の影と一悶着するアニメで始まる冒頭。ホアキン・フェニックスは、本作が「アーサーvsジョーカー」の物語だと語っている。あのアニメが示していたのは、本作で描かれる、アーサーが自身に宿るジョーカーと対峙する図式そのものだった。アーサーは妄想の世界で幾度もジョーカーと化し、自身の弁護もジョーカーの力を借りんとばかりにその姿を変える(ジョーカーの姿でも“バカ笑い”が出る際はアーサー、“バカ笑い”がアーサーかジョーカーかを判別するフラグになっていた)。唯一の友人であるゲイリー(妄想の結婚式でも唯一列席していた)に精神的な重荷を背負わせた事に気づくと、ついにアーサーはジョーカーと決別する事を決意する。しかしそれが皮肉にも、愛したリーの熱を冷めさせてしまう、アーサーの理不尽で不幸すぎる運命には本作でもひどく心が痛んだ。
◆リー
そんなリーという存在が登場する事で、一時的にではあるがアーサーの心が安定した事と、ミュージカル調に仕立てるという抜本的なアイデアが生まれた本作。ホアキンは「誰がジョーカーを題材にミュージカル映画を作ろうとするだろうか」とまで語っている。タップダンスまで披露してしまうほど(初めて練習したそう)、アーサーの心の絶頂が伝わるようで、それは逆に決別時の落差に繋がり、効果的な演出になっていた。ガガもやはりシンプルに歌が上手い。あの大階段で別れを告げられるシーンが特徴的。登場人物が連鎖して歌い踊り出すのがミュージカルの通例ながら、歌うのを止めるアーサーと歌い続けるリーという、何気に見たことの無い世界観が本作でしかできない演出だと思った。
◆フォリ・ア・ドゥ
アーサーにジョーカーのメイクを施すリー。面会室ではガラスに赤を塗り、ジョーカーの笑顔を求めた彼女は、結局はジョーカーとしてのアーサー、もしくはアーサーの中に宿るジョーカーを愛していた。サブタイトルの「フォリ・ア・ドゥ」とは、妄想が伝播する精神病を意味するそう。リーはまさに、ジョーカーが発信した悪が伝播した存在だった訳で、その発信元が消えた途端に彼女の病が消え失せるのも頷けた。ラストでアーサーを刺した囚人(記憶の限りでは、劇中で2度ほどアーサーへ羨望の眼差しを向けて登場していた)も同様。“ジョークを思いついた”と、まさに“ジョーカー”になりきろうとしたあの囚人がアーサーを刺した訳こそ不明だが、倒れたアーサーの後ろで囚人が行っていたのは、自らの口をナイフで裂いているように自分には見えた。つまりジョーカーに形からなりきろうとした訳で、直後のタイトルの通り、彼もまた「フォリ・ア・ドゥ」の存在だった。正解は分からないし、いわゆる“委ねる系”のラストではあったが、解釈続きでもう一つ。最後に面会に来たのは誰か。大階段で別れを告げられた時、心から愛した人との決別にアーサーに出て当然の“バカ笑い”が出ていなかった事を考えると、あのシーン全体が妄想である解釈も可能だと思う。もし面会人がリーであったなら…。直前で息絶えたアーサーの、やはり不幸すぎる運命に心が痛む。
◆関連作品
○「ジョーカー」('19)
前作。第92回アカデミー賞主演男優賞、作曲賞受賞作品。 Netflix配信中。
◆評価(2024年10月11日時点)
Filmarks:★×3.4
Yahoo!検索:★×2.8
映画.com:★×3.0
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前半は良かった star star star star star - 2年前
後半は眠くなってしまった
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オススメはできない star star star star star - 2年前
前作は面白すぎて周囲の人間みんなにオススメしましたが、今作ではそれはできないです。
かといって面白くなかったという訳でもありません。
今作のハーレイクイン(?)の様にジョーカーが好きな人には退屈に感じてしまうかもしれませんが、前作同様にメッセージ性が強く皮肉が効いていて楽しめました。
よく非難されているミュージカル要素の多さも今作のアーサーの終盤の展開と重なって個人的には好みです。
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