今年を締めくくる一本
starstarstarstarstar - 2年前
派手な宣伝はみかけませんでしたが、正月映画でも良かったのではないか?と。10月下旬公開だけど、間違いなく劇場上映は年越しするでしょう。若い人には「八犬伝」馴染みないかもだけど、nhkはこの機会に、辻村ジュサブローさんの人形劇を是非再放送して… 続きを読む
派手な宣伝はみかけませんでしたが、正月映画でも良かったのではないか?と。10月下旬公開だけど、間違いなく劇場上映は年越しするでしょう。若い人には「八犬伝」馴染みないかもだけど、nhkはこの機会に、辻村ジュサブローさんの人形劇を是非再放送して欲しい。
以下は、ネタバレ含みます。ので観た人のみ
↓
役者広司の本領発揮! パーフェクトデイズみたいのも良いけど、こちらの変幻コスプレ役所さんの方が好き。「関ヶ原」の怪演徳川家康以来だな。見えそうで見えてない演技、何度も繰り返し観たい!
悪女が盛り上げる物語絵巻。真飛船虫、栗山玉梓、メイクアップもサイコー。フィギュア欲しい。魔除けになります。もちろん、土屋太鳳、寺島しのぶ、黒木華、河合優実まで、現時点で日本の国宝級女優陣も、皆さん忙しいでしょうによく出演ありました。ミスキャスト有りません。
製作のキノシタコーポレーションさんも、映画に関わり早20年。出資し、製作し、フル配給までして、その頂点になる。(この先も続くでしょうけど)キノシタ映画の金字塔のような作品です。
”虚”と”実”
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
ダイナミックなスケールで描く八犬伝と、物語を生み出した滝沢馬琴の感動の実話を交錯させて描いた本作は、ハイクオリティの八犬伝パートに滝沢馬琴の想いや苦悩が織り交ぜられることで深みが出ているのが実に印象的。
”虚”と”実”のバランスが素晴らしい!
”虚”パートでは物語の要点は外さずに149分でまとめきったのは好感が持てるのは間違いないですが、ドラゴンボールよりも集めるのが遥かに難しいであろう八犬士の紆余曲折の物語が簡素過ぎてキャラが立っていない感は否めず。
”実”パートはその分しっかり語られていたように感じられ、鶴屋南北の四谷怪談の部分が個人的にはハイライト。 虚実をどう描くべきか議論するのは実に面白かったし、この世が今だに善因悪果、悪因善果であることへの風刺的な面も感じられてよかったです。
役所広司と内野聖陽の掛け合いが堪らなく、流石と言わんばかり。 磯村勇斗も含めて役づくりが素晴らしい。
1人の作家の葛藤と執念がもちろん我々にも刺さるのだが、作家の人々にはより刺さるのかなぁとも感じさせられる良作です。
八犬士達の美しさ!
starstarstarstarstar - 2年前
虚パートの評価が意外と低くてびっくりしている。 時間制限のため改変や省略はあるものの、これは「実際の執筆前に馬琴が北斎に語っているプロット」なのだ。絵として美しく、馬琴が理想とした『勧善懲悪』かそこにあれば十分なのだ。ただ、八犬士キャストが非常にハマっていたので(特に渡邊圭祐、板垣李光人、佳久創はこれ以上ないハマり役)もっと長尺でじっくり観たかった!とは思う。
虚と実で、全く別評価
starstarstarstarstar - 2年前
実パートは⭐️⭐️⭐️⭐️__
虚パートは⭐️__
2パート合わせての評価は⭐️2.5__
流石の役所広司、流石の内野聖陽
この2人だけでひとつの映画を見れたようで大満足__
間間に入る虚構パート_
演者が演者だからってのもあるかもしれない… 続きを読む
実パートは⭐️⭐️⭐️⭐️__
虚パートは⭐️__
2パート合わせての評価は⭐️2.5__
流石の役所広司、流石の内野聖陽
この2人だけでひとつの映画を見れたようで大満足__
間間に入る虚構パート_
演者が演者だからってのもあるかもしれないが_
まるで仮面ライダーの映画を見ている気分_
老人2人が語り部として、物語を紡いでいるのに
若者が一気に軽々しい特撮にしてしまっている。__
それがうまく重なって混ざり合えれば
面白くなれたはずなのに
それぞれがバラバラで混ざり合うこともなく
なんか残念な後味に、、、
もうちょっと、なんとかなったはず
若者よ、頑張れ👍
大当たりでした。
starstarstarstarstar - 2年前
里見八犬伝は昔観て好きだったので、期待して観たのですが、期待以上でした。八剣伝と作者の物語が交互に描かれ、役所と内野の掛け合いが最高でした。
人形劇八犬伝世代!
starstarstarstarstar - 2年前
いや、兎に角懐かしく、馬琴と北斎の友情にも感動
見て良かったと思える映画
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
タイトルだけ聞いて南総里見八犬伝またリメイクするのかぁ…見るかぁ…くらいのつもりで何も下調べせず見た。序盤から生首が飛ぶ。そう、コレよコレ!
しかし蓋を開けてみると、全体ストーリーのうち、里見八犬伝3〜4割、原作者の話が6〜7割くらいだろうか。
序盤は、八犬伝の物語ターンに入っては、原作者ターンに入ったりで正直((気が散る、テンポ悪い))と思うときもあった。途中で((コレいる?インバウンド客への媚びは冷めるゥ))と思うようなシーンもあった。((だから今ドキ時代劇やったのね…))とか思ったが、それもちゃんと伏線回収だった(ので許した)。
出ている俳優陣は、正直名前も知らない人もチラホラ居たのだが、演技の下手な人が居らず、大事なシーンには名役者を置いているので所々で泣けた。
見る前の期待値としては八犬伝そのものをコンパクトにアッサリまとめられたことによる物足りなさはあるが、この作品として描きたいのは明らかに作者サイド、滝沢馬琴の方だったので、八犬伝を履修済みで、よりその価値を感じたい人にとっては刺さるのではないだろうか(それだけに原作者としては八犬伝のみにスポットライトを当ててくれた方が本望なのではと思うが、この作品自体が作者への敬意なのだろう)。
虚パートが安っぽいという意見も見かけたが、中盤の伏線回収としてその感想は狙い通りだと思う。
現実が苦しく重厚な分、物語は空元気なほど救いになる存在でなくてはいけない、と同時に、(この作品においては)ある人が見れば何の役にも立たないと鼻で笑われるような現実味に欠けた薄っぺらさが必要なのだ。無価値な空虚感を秘める理想郷を、信じ抜いた姿勢がこの作品における美学なのである。
八犬伝の登場人物が織りなす若々しいエネルギッシュさ、分かりやすい正義に対して、現実のどんどん老いていく苦しい作者の対比が、分かりやす過ぎもせず、重すぎもせず。人生全体に思いを馳せる丁度いいバランスな作品と思う。
美しくなった八犬伝に感謝
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
作品自体は長いが、さすがに物語りパートと
馬琴の現実パートを一緒にやるにはどちらも
中途半端な感じは否めませんが
私は1983年深作監督版里見八犬伝が好きなので
比べながら楽しめました
演技がイマイチながらも若くて、見目麗しい
八犬士達、馬琴と北斎のベテラン二人が
うますぎるゆえに余計に辛い…
最後、玉梓にもう少し頑張ってほしかったが
そこまで時間がとれないので仕方がなかったので
しょうか
客層も年齢層が高かったので若者にも是非みてほしいです
面白くなかった
starstarstarstarstar - 2年前
なぜこんな無能な当主に、8剣士が命をかけて集まるのか、理解出来なかっ。
作者側のパートも、嫁何でそこまでそこまでキーキー文句言うのか、分からずうんざり。
時代劇に愛溢れる映画みた後だけに、イライラしっぱなしの鑑賞でした。
8剣士集まったあたりで退席しました。
駄作
starstarstarstarstar - 2年前
家族が脈絡もなく言い争っているのが、観ていて苦痛だった。
八犬伝のストーリーも、敵味方の設定がよくわからないし、説明セリフが多くて、興醒めした。
CGは凄いけど、今となっては当たり前。
有名な俳優さんが多く出演してたけど、無駄遣い。
虚と実の世界を描こうとしているようだが、どちらも中途半端で途中で会場を出ようかと思ったくらい。
泣いた
starstarstarstarstar - 2年前
創作者には刺さると思います。
虚と実
starstarstarstarstar - 2年前
役所広司(滝沢馬琴)と
内野聖陽(葛飾北斎)との
掛け合いがユーモラスで
楽しい。
寺島しのぶの毒舌も
楽しく愉快!
八犬伝という戯作物を
奇抜な映像化で迫力が伝わる。
黒木華ちゃんの健気な演技
素敵な映画でした。
いま、時代劇がきてます
starstarstarstarstar - 2年前
おすすめ映画
このタイミングの時代劇は、味わい深いです。
勧善懲悪でない世界で生きるために
starstarstarstarstar - 2年前
これは言うならば物語をつくる物語を物語として語る物語映画である。
こういう入れ子構造の映画は最近よく散見される。映画を作る映画監督の映画とか小説を書く小説家の映画とか漫画を描く漫画家の映画とか。
しかしこの映画はそれらと完全に一線を画す。ま… 続きを読む
これは言うならば物語をつくる物語を物語として語る物語映画である。
こういう入れ子構造の映画は最近よく散見される。映画を作る映画監督の映画とか小説を書く小説家の映画とか漫画を描く漫画家の映画とか。
しかしこの映画はそれらと完全に一線を画す。まさにこの「一線を画す」がポイント。
近年の入れ子映画では「境界線あいまい」ブーム。わざと接点をぼやかして「虚」と「実」がお互いに影響を与え合って、意地の悪い映画になるとどっちかわからんようにグレーゾーンを作ってくる。さらにもっと性格が悪くなるとどっちでも取れるように作ったりする。同じ役者に違う役をやらせたりする反則技とか(そういう映画はそういう映画で好きなのだが。どっちやねん笑)。
完全に区切っている。
フィクションと現実。
「虚」と「実」が一線を画している。
お互いに影響は与えあっているとは思うのだが完全に分断している。
分断が問題になるこの世の中で分断を推進している。これは必要な分断。
「虚」に逃げるな!「実」に生きろ!と。
そして勧善懲悪でない世界で生きていく。
強いメッセージを受け取りました。
勝手に(笑)。
北斎の絵を貰えない馬琴がかわいかった。
PS.実際のところは「虚」の力を借りて「実」を生きているワタクシでございます。「虚」なしでは生きていけない。
PS2.それにしても、希望を与えただけであんなに恨まれるか笑。これだと同情を見せずに一刀両断で断罪してれば問題はなかったことになる。中途半端な同情は良くないと言うことか。優柔不断は悪。これは身に沁みますね(笑)。
PS3.栗山千明の本領発揮!痺れました。
バトルロワイヤル千草の前世でしょう。全身全霊で大嫌いなんだよ!と言ってました今回も(笑)
若手俳優たちをもっと観ていたかった
starstarstarstarstar - 2年前
「虚と実のつじつま合わせ」の二重構造と
「魂の生きざま」を浮き彫りにさせている描写。
オールスター級(皆さん主役級の俳優さん)で、どの場面も惹きつけられる。
定番の演技かもしれないが、やはり皆さん面白い。
(寺島しのぶさんのやりきれなさ、最… 続きを読む
「虚と実のつじつま合わせ」の二重構造と
「魂の生きざま」を浮き彫りにさせている描写。
オールスター級(皆さん主役級の俳優さん)で、どの場面も惹きつけられる。
定番の演技かもしれないが、やはり皆さん面白い。
(寺島しのぶさんのやりきれなさ、最後まで笑わせハラハラする。
土屋太鳳さんの変に堂々としているところ。
黒木華さんのトロくて使えないところ。
皆さん、いちいち面白い。
(8人の剣士を演じた若手俳優の皆さんは日本映画を背負っているホープばかりで、もっと観たかった。)
尺が長く心配したが、ほぼ退屈しなかったのが本音。
(役所広司さんがお父さん役で木下映画は宮沢賢治のモノがかぶり本作に集中できなくなる時もあった。)
東映や角川映画にはない優しさがある映画だった。