あれ?
予告編を観た限りでは結構面白そう(怖そう)だったんですけど… 6つのオムニバス作品なので1つづつレビュー。 『ディンドンチャレンジ』 いきなりSNSのダンス動画から始まる本作は如何にも現代的だなぁと思わせますが、内容自体は至って古典的な… 続きを読む
予告編を観た限りでは結構面白そう(怖そう)だったんですけど… 6つのオムニバス作品なので1つづつレビュー。 『ディンドンチャレンジ』 いきなりSNSのダンス動画から始まる本作は如何にも現代的だなぁと思わせますが、内容自体は至って古典的な「呪い」(呪術)を題材とした話で、『猿の手』の現代版といった感じ。 呪いの大元の背景が全く語られない為、怖さは半減します。 語らない方が怖くなる場合もありますが、本作は短編という事もあり、結果悪い方(怖くない方)に出てます。 『四足獣』 これも如何にも韓国の世情を切り取った様な作品。 話自体は前の『ディンドン~』と同じ題材を扱った話で、これもなぜそうすれば願いが叶うのかは語られませんが、本作は、よりヒトコワの方に寄せた作風に成っています。 その意味では主人公よりその母親の方が怖いです。 『ジャックポット』 これはヒトコワ+若干の心霊物。 お化けがどうこうと言うより、出てくる人、ほぼ皆グルだったという所が怖いのかなと。 『入居者専用ジム』 エースパイロットが操るモビルスーツの話…ではなくてw、高級マンション入居者専用のトレーニングルームでの話ですが、これは怖さは普通ですが、6編の中では一番纏まっている様に感じました。 ヒトコワの部分(オーナーの思考)もありますし、心霊物としてもオーソドックスではありますが、ちゃんと観せる所を押さえてます。 もう少し長くしてもイケそうなストーリーかなと。 『リハビリ』 この話はイマイチ分りません。 主人公ジヨンの話なのか?モルモット(白ネズミ)の話なのか? 怪談としても怖さはほぼ無く、どちらかと言えば奇妙な話なので、何処をどう観せたかったのかと。 『モッパン』 これは題材が面白い。 「大食い」を題材にしたヒトコワですが、ニョムニョム(もぐもぐ)役のチェ・スイムがとてもイヤミな雰囲気を出していて、その後どんな復讐をされるのかを期待してしまいます。 オチ自体は予想内ですが、今流行りの題材を今風に持って来たのは良かったかなと。 〈総評〉 全体的に怖さは今一つです。 「怪談」という括りには成っていますが、いわゆる心霊怪談的な物は少なく、ヒトコワであったり奇妙な話であったり、新進の監督陣(実際の所は知りませんが…)が新たな怪談に挑戦したという感じで、率直に視聴者が観たかった物とは若干違ってたかなと思うのと、怖さに関してもどの作品も「韓国のホラー」にしては(わざとなのか)ショッキングシーンを抑えてあるので、ホラーとしての満足感もあまり高くはありません。 作品に依っては長くした方が良い物と短くした方が良い物があったと思うので、其処はもう少し調整しても良かったかなと感じました。