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十一人の賊軍 ポスター

十一人の賊軍

3.8 2024/11/1 (金) 公開
歴史PG12日本
チケット予約

あらすじ

舞台は1868年、「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代である。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く。「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉の通り、勝った方が全て正しく、勝敗によって善悪が決まるのが当たり前の時代に“果たして勝つことだけが正義なのか?”と一石を投じるべく、憎き藩のために命をかけて砦を守らなければならない罪人たちの葛藤を描く。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
白石和彌
キャスト
山田孝之/仲野太賀/尾上右近/鞘師里保/佐久本宝/千原せいじ/岡山天音/松浦祐也/一ノ瀬颯/小柳亮太/本山力/野村周平/音尾琢真/玉木宏/阿部サダヲ ほか
配給
東映
公式サイト
https://11zokugun.com/

クチコミ

どするん ネタバレ

義憤

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

勝てば官軍、負ければ賊軍 果たして最後に勝っていたのは誰だったのか 実際に戊辰戦争の際、新発田藩は奥羽越列藩同盟を裏切った形になっており、実際にこんなこともあったのかも。 10人の死刑囚が時間稼ぎのために砦を守る決死隊となる。 城と砦で情勢が二転三転し、官軍や各藩の思惑が渦巻く中、砦で賊軍の戦いが繰り広げられる。 10人一人ひとりのキャラクターがあってよかった。 妻のために人を殺め生に執着する真っ直ぐな主人公 火薬と油を使って何度となく皆を救った花火師の息子 辻斬りに盾にされたけど…米を美味しそうに食べる人 手枷をはめられるだけあって強かった辻斬り 顔を怪我してもなお最期の瞬間までかっこいい二枚目 火傷で使えなかくなったその手を血に染めた医者 死者を弔わんとする姿が印象的だった生臭坊主 終始おどけてたのに最後は悲しい死を迎えたイカサマ師 刀も強いのに槍に持ち替えた瞬間震えた長州藩槍術師範 気立がよく周りのために活躍する面倒見のいい紅一点 そして、実直に剣の道を進み騙されながらも武士道を貫いた新発田藩士 最後の太賀の大立ち回りは見事だった。 罪人とはいえともに砦を守った仲間が目の前で無惨に殺される姿を見て、死を覚悟しながらも正しき道を貫く。 十一人の賊軍が行う攻撃はいつも捨て身の自爆攻撃で、対する官軍や家老は大砲や銃を使って正面からは戦わない。 山田孝之演じる主人公もいつだって自分のことばかり考えていて、何度も抜け駆けしてたくせに、最後の最後には目の前の仲間を助ける。 死んでたまるかと口では言いながら、串刺しにされて櫓ごと爆散する。 結果的に新発田藩は官軍について周辺の藩から反感を買ったのは史実としてもあるんだろうけど、その決断の裏にたくさんの人の様々な葛藤があったと見える本作は人間味が溢れてた。 阿部サダオ演じる家老も本当は穏便に済ませたいんだろうし、娘のことを案じて厳しくあたっているんだと思う。 それにしても、何人もの人の首をはね、不都合な事実は隠滅を図って足軽を盾とも思わず消費する。 兵士郎の憤りが画面越しにも伝わってくるようだった。 正義とか善悪とか一言では言い切れない一人ひとりの複雑な感情が溢れていたけど、誰もが持っていたのは義憤だったと思う。 戊辰戦争を戦う旧幕府軍も、藩を守ろうとする家老も、無罪放免と言われていたのに程よく使われていた囚人も、みな何かに憤っていた。 武士の時代では当たり前なのかもしれないが、妻を手籠めにされて復讐のために1人殺した主人公は極刑である一方で百姓を何人も殺し、足軽を何十人も失っても許される家老の対比はおぞましかった。 裏切りや謀略ばかりが蔓延っているような世界だったけど、でもそんな世界にも義はあって、言葉に対する責任とか物に対する愛着とかご飯に対する感謝とか、一つ一つのことが大切にされているようにも思えた。 最後の終わり方は、ハッピーエンドとは言えないけど、 それぞれが己の志を全うした結果であって、決して勝ちではないけど負けなんてこともなかった。 でも、間違いなく兵士郎は死んでいた。 目が濁り、間違いなく死が映し出されていた。 上映時間は長かったはずなのに楽しく見れた。 出てる人が若手だったり芸人だったりでコメディっぽくなる部分もありつつ、人が死ぬ時や爆発は見応えがある甘辛ミックスな感じだった。 切腹のために一度出した刃は収めにくいよね笑 旧幕府軍はワイルド系で新政府軍はさっぱりイケメンばっかりだったのも見ていてわかりやすかった。 ナダルの演技もがコントっぽくなってなくて結構よかった。 全体通じて音がデカすぎる気もしたけど、大砲が飛んできたり、四肢が爆散したり、豪雨や炎上シーンも迫力があって見応え十分だった。 作品の系統は隠し砦の三悪人とか十三人の刺客みたいな感じかな。 直近だと首とかもグロテスクな描写が多かったけど、今作はどちらかというと過激な表現というよりも写実的な表現に思えた。 笑いそうになるシーンもあれば、観てるこちらも怒りが湧いてくるシーンもあり、胸が熱くなるシーンもあって盛りだくさんだった。映画館で見てよかった。

血わき肉おどる

- 1年前
ジブリの鈴木さんの好きな宣伝のコピー。「面白いよ、期待してねー」という「映画を見る人の期待感をあおる言葉」だけど…。この映画では本篇始まってから出演者の血がビューっと🩸飛び、骨と肉🥩が飛び散る。 15歳未満入場禁止と言われて、もし14歳… 続きを読む

ジブリの鈴木さんの好きな宣伝のコピー。「面白いよ、期待してねー」という「映画を見る人の期待感をあおる言葉」だけど…。この映画では本篇始まってから出演者の血がビューっと🩸飛び、骨と肉🥩が飛び散る。 15歳未満入場禁止と言われて、もし14歳でも絶対に見たいだろうな。 しかし15歳以上の日本人みんなに劇場で見て欲しい映画。刀振り回したら。血が出る、指が飛ぶ。テレビでは、殺陣で殺し合いしても、血も出せないし、首も飛ばない。でも人間の殺し合い、戦争は悲惨なんだと、教えてくれるのは映画館だ。 映画でしか出来ない表現があり、映画館でしか見る事の出来ない映画ってある。のちのテレビ放送の、セールス全部あきらめた東映グループの覚悟の映画。 こういう映画こそ、世界の映画祭で勝負する日本代表の映画作品だと思う。黒澤映画との違いはあれど白石監督が挑戦したのは、人間の業と古今の政治というモノの本質。 物語の始まりから、セリフ一つでわからせる人物描写力凄い。身内の対立の構図もわかりやすい。特に主役の3人だけでなく、他の侍も賊軍も。セリフの無い人も性格がわかる演技が続く。殺陣も爆破アクションも劇伴も超一流。 ドルビーATOMSで観て損はありません。

仲野太賀 すげぇな

- 1年前

と、言うのが最も大きな感想です テレビドラマでしか観たことがなく、それでも器用で上手な役者さんと思っていましたが、、、 圧巻でした! これからも本当に楽しみな役者さんです ストーリーは、結局、どうなん? どっちが正解なん? と、迷わされました あと、10人のキャラが立ちすぎると少し漫画ちっくと言うか、作り物感が個人的には好みではないかも 仲野太賀の演技、必見です

TwoD ネタバレ

人間らしさ

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

戊辰戦争を舞台にした決死の時代活劇。 新発田藩による新政府軍への寝返りの史実をもとに描かれるストーリーは、幕末好きには堪らない。 時々何を言っているのかわからない、流暢な新潟弁?をはじめ白石和彌作品らしさも光る。 抜群の音響演出は見事。 予告編のようにDragon Ashを流されたらどうしようかという不安感はしっかり払拭。 炎の上がる中での殺陣や時代劇ではなかなか観ない画角が映える。 陰影に注力している感じが多く、全体的に暗いが見づらいほどではないし、緊迫感が強く出ている。  ややCGはしょぼいがw キャストも先に述べた方言を違和感なく吐き出していて深みを出しているし、それぞれのキャラが抜群に立っているのは間違いない。 こんなに恐ろしい阿部サダヲは見たことないw 芸人はいらん。 「七人の侍」や「十三人の刺客」のように、仲間を集めて一致団結して他勢に無勢で立ち向かう時代劇とは打って変わって、ベクトルがバラバラですぐさま裏切る人の醜悪さを集めたような前半部分は、収拾がつくのかと不安になるほどw  それもリアリティに感じられるところが素晴らしいし、白石和彌が描くヒューマニズムとも取れるのは間違いない。 後半部分も決して一貫性はなく揺れ動く心情を蔑ろにしない等身大の”人”を描いている感じがある。 と、物凄く良いところと個人的に杜撰に感じるところが混在した印象を受ける作品ですが、もうラストの仲野太賀の殺陣に全て持って行かれた。  素晴らしすぎたし、感動すら覚えた。 正直なところ時代劇の定番的な勧善懲悪らしく溝口に鉄槌が下ってほしいとは思ったが、世の中はそう上手く回ってないしラストも文句はない。 東映時代劇の新時代を切り開く作品に仕上がっていると感じます。 劇場で観て良かった。

長い そして 面白くない

- 1年前

仲野太賀の演技は素晴らしい 見どころはそれだけ 脚本なんだろうなぁ ただ長いだけ ハラハラもワクワクもドキドキもない 感動する場面もない 人物の描き方、バックボーン 中途半端 飽きて、途中退場する人もチラホラ もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ

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