義憤
starstarstarstarstar - 2年前
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勝てば官軍、負ければ賊軍
果たして最後に勝っていたのは誰だったのか
実際に戊辰戦争の際、新発田藩は奥羽越列藩同盟を裏切った形になっており、実際にこんなこともあったのかも。
10人の死刑囚が時間稼ぎのために砦を守る決死隊となる。
城と砦で情勢が二転三転し、官軍や各藩の思惑が渦巻く中、砦で賊軍の戦いが繰り広げられる。
10人一人ひとりのキャラクターがあってよかった。
妻のために人を殺め生に執着する真っ直ぐな主人公
火薬と油を使って何度となく皆を救った花火師の息子
辻斬りに盾にされたけど…米を美味しそうに食べる人
手枷をはめられるだけあって強かった辻斬り
顔を怪我してもなお最期の瞬間までかっこいい二枚目
火傷で使えなかくなったその手を血に染めた医者
死者を弔わんとする姿が印象的だった生臭坊主
終始おどけてたのに最後は悲しい死を迎えたイカサマ師
刀も強いのに槍に持ち替えた瞬間震えた長州藩槍術師範
気立がよく周りのために活躍する面倒見のいい紅一点
そして、実直に剣の道を進み騙されながらも武士道を貫いた新発田藩士
最後の太賀の大立ち回りは見事だった。
罪人とはいえともに砦を守った仲間が目の前で無惨に殺される姿を見て、死を覚悟しながらも正しき道を貫く。
十一人の賊軍が行う攻撃はいつも捨て身の自爆攻撃で、対する官軍や家老は大砲や銃を使って正面からは戦わない。
山田孝之演じる主人公もいつだって自分のことばかり考えていて、何度も抜け駆けしてたくせに、最後の最後には目の前の仲間を助ける。
死んでたまるかと口では言いながら、串刺しにされて櫓ごと爆散する。
結果的に新発田藩は官軍について周辺の藩から反感を買ったのは史実としてもあるんだろうけど、その決断の裏にたくさんの人の様々な葛藤があったと見える本作は人間味が溢れてた。
阿部サダオ演じる家老も本当は穏便に済ませたいんだろうし、娘のことを案じて厳しくあたっているんだと思う。
それにしても、何人もの人の首をはね、不都合な事実は隠滅を図って足軽を盾とも思わず消費する。
兵士郎の憤りが画面越しにも伝わってくるようだった。
正義とか善悪とか一言では言い切れない一人ひとりの複雑な感情が溢れていたけど、誰もが持っていたのは義憤だったと思う。
戊辰戦争を戦う旧幕府軍も、藩を守ろうとする家老も、無罪放免と言われていたのに程よく使われていた囚人も、みな何かに憤っていた。
武士の時代では当たり前なのかもしれないが、妻を手籠めにされて復讐のために1人殺した主人公は極刑である一方で百姓を何人も殺し、足軽を何十人も失っても許される家老の対比はおぞましかった。
裏切りや謀略ばかりが蔓延っているような世界だったけど、でもそんな世界にも義はあって、言葉に対する責任とか物に対する愛着とかご飯に対する感謝とか、一つ一つのことが大切にされているようにも思えた。
最後の終わり方は、ハッピーエンドとは言えないけど、
それぞれが己の志を全うした結果であって、決して勝ちではないけど負けなんてこともなかった。
でも、間違いなく兵士郎は死んでいた。
目が濁り、間違いなく死が映し出されていた。
上映時間は長かったはずなのに楽しく見れた。
出てる人が若手だったり芸人だったりでコメディっぽくなる部分もありつつ、人が死ぬ時や爆発は見応えがある甘辛ミックスな感じだった。
切腹のために一度出した刃は収めにくいよね笑
旧幕府軍はワイルド系で新政府軍はさっぱりイケメンばっかりだったのも見ていてわかりやすかった。
ナダルの演技もがコントっぽくなってなくて結構よかった。
全体通じて音がデカすぎる気もしたけど、大砲が飛んできたり、四肢が爆散したり、豪雨や炎上シーンも迫力があって見応え十分だった。
作品の系統は隠し砦の三悪人とか十三人の刺客みたいな感じかな。
直近だと首とかもグロテスクな描写が多かったけど、今作はどちらかというと過激な表現というよりも写実的な表現に思えた。
笑いそうになるシーンもあれば、観てるこちらも怒りが湧いてくるシーンもあり、胸が熱くなるシーンもあって盛りだくさんだった。映画館で見てよかった。
血わき肉おどる
starstarstarstarstar - 1年前
ジブリの鈴木さんの好きな宣伝のコピー。「面白いよ、期待してねー」という「映画を見る人の期待感をあおる言葉」だけど…。この映画では本篇始まってから出演者の血がビューっと🩸飛び、骨と肉🥩が飛び散る。
15歳未満入場禁止と言われて、もし14歳… 続きを読む
ジブリの鈴木さんの好きな宣伝のコピー。「面白いよ、期待してねー」という「映画を見る人の期待感をあおる言葉」だけど…。この映画では本篇始まってから出演者の血がビューっと🩸飛び、骨と肉🥩が飛び散る。
15歳未満入場禁止と言われて、もし14歳でも絶対に見たいだろうな。
しかし15歳以上の日本人みんなに劇場で見て欲しい映画。刀振り回したら。血が出る、指が飛ぶ。テレビでは、殺陣で殺し合いしても、血も出せないし、首も飛ばない。でも人間の殺し合い、戦争は悲惨なんだと、教えてくれるのは映画館だ。
映画でしか出来ない表現があり、映画館でしか見る事の出来ない映画ってある。のちのテレビ放送の、セールス全部あきらめた東映グループの覚悟の映画。
こういう映画こそ、世界の映画祭で勝負する日本代表の映画作品だと思う。黒澤映画との違いはあれど白石監督が挑戦したのは、人間の業と古今の政治というモノの本質。
物語の始まりから、セリフ一つでわからせる人物描写力凄い。身内の対立の構図もわかりやすい。特に主役の3人だけでなく、他の侍も賊軍も。セリフの無い人も性格がわかる演技が続く。殺陣も爆破アクションも劇伴も超一流。
ドルビーATOMSで観て損はありません。
仲野太賀 すげぇな
starstarstarstarstar - 1年前
と、言うのが最も大きな感想です
テレビドラマでしか観たことがなく、それでも器用で上手な役者さんと思っていましたが、、、
圧巻でした!
これからも本当に楽しみな役者さんです
ストーリーは、結局、どうなん?
どっちが正解なん?
と、迷わされました
あと、10人のキャラが立ちすぎると少し漫画ちっくと言うか、作り物感が個人的には好みではないかも
仲野太賀の演技、必見です
人間らしさ
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
戊辰戦争を舞台にした決死の時代活劇。
新発田藩による新政府軍への寝返りの史実をもとに描かれるストーリーは、幕末好きには堪らない。
時々何を言っているのかわからない、流暢な新潟弁?をはじめ白石和彌作品らしさも光る。
抜群の音響演出は見事。 予告編のようにDragon Ashを流されたらどうしようかという不安感はしっかり払拭。
炎の上がる中での殺陣や時代劇ではなかなか観ない画角が映える。 陰影に注力している感じが多く、全体的に暗いが見づらいほどではないし、緊迫感が強く出ている。 ややCGはしょぼいがw
キャストも先に述べた方言を違和感なく吐き出していて深みを出しているし、それぞれのキャラが抜群に立っているのは間違いない。 こんなに恐ろしい阿部サダヲは見たことないw 芸人はいらん。
「七人の侍」や「十三人の刺客」のように、仲間を集めて一致団結して他勢に無勢で立ち向かう時代劇とは打って変わって、ベクトルがバラバラですぐさま裏切る人の醜悪さを集めたような前半部分は、収拾がつくのかと不安になるほどw それもリアリティに感じられるところが素晴らしいし、白石和彌が描くヒューマニズムとも取れるのは間違いない。 後半部分も決して一貫性はなく揺れ動く心情を蔑ろにしない等身大の”人”を描いている感じがある。
と、物凄く良いところと個人的に杜撰に感じるところが混在した印象を受ける作品ですが、もうラストの仲野太賀の殺陣に全て持って行かれた。 素晴らしすぎたし、感動すら覚えた。
正直なところ時代劇の定番的な勧善懲悪らしく溝口に鉄槌が下ってほしいとは思ったが、世の中はそう上手く回ってないしラストも文句はない。
東映時代劇の新時代を切り開く作品に仕上がっていると感じます。 劇場で観て良かった。
長い そして 面白くない
starstarstarstarstar - 1年前
仲野太賀の演技は素晴らしい
見どころはそれだけ
脚本なんだろうなぁ
ただ長いだけ
ハラハラもワクワクもドキドキもない
感動する場面もない
人物の描き方、バックボーン
中途半端
飽きて、途中退場する人もチラホラ
もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ
全く眠くならなくて面白い
starstarstarstarstar - 2年前
登場人物全員に、それぞれの正義のようなものがあり、最後までそれがブレてなくて良かった。良い悪いじゃなくて、ただ、人が必死に生きたってことなのかな。残された人たちも、これから力強く生きていくんだろうと感じられて、グロいシーン多いのに、終わった後のスッキリ感があった。
スケールは大きい
starstarstarstarstar - 2年前
スケールも大きく、題材、舞台ともにいかにも映画の脚本にあった設定。
長時間を忘れさせる起伏と良いところは多くある見応えのある作品に仕上がっている。
残念なのは最後のロールエンドで結局名前を探せなかったが、「時代考証」に問題が、これにつきる。… 続きを読む
スケールも大きく、題材、舞台ともにいかにも映画の脚本にあった設定。
長時間を忘れさせる起伏と良いところは多くある見応えのある作品に仕上がっている。
残念なのは最後のロールエンドで結局名前を探せなかったが、「時代考証」に問題が、これにつきる。
わかりやすい例を挙げるとすると、まあ「マカロニウェスタン」の時代劇版という作品。
例;新発田藩の死罪の多さ…いくらなんでも、長岡藩でも人口10万人、それであれだけ死罪がでるのはいくら何でも…
官軍に浪人等が加わったのはほんの一部 等々
マカロニウェスタンの楽しさがあればいいのだが、残念ながらそれは…
あとwikiにも載っているが、後世まで長岡の人間は新発田の人間を恨んで、娘を嫁に出すことはなかったとか
勝てば官軍負ければ賊軍
starstarstarstarstar - 1年前
勝てば正義か?という問い掛けが本作に含まれているそうだが、感覚としては佐幕派が「悪」として極端に寄せられたのは、戦後教育の賜物かと。
明治政府のイメージ戦略もあるが、基本的に戦争を始めたのは新政府なわけなので民衆の立場からいえば、明らかな「… 続きを読む
勝てば正義か?という問い掛けが本作に含まれているそうだが、感覚としては佐幕派が「悪」として極端に寄せられたのは、戦後教育の賜物かと。
明治政府のイメージ戦略もあるが、基本的に戦争を始めたのは新政府なわけなので民衆の立場からいえば、明らかな「悪」は新政府軍。
そういう意味で、支那や欧米のように革命があるたびに、前時代を完全否定するのは日本人としていささか抵抗がある私としては、あのナレーションには酷い違和感を感じた。
ただし映像演出、演技は素晴らしく良かったと思う。
何が正義か分からなくなる
starstarstarstarstar - 2年前
罪人たちが無罪になれる事を条件に、藩を護るために戦う。どこで誰が裏切り者になるか分からないストーリーの中で、ノロの存在は大きかったと思う!
「11人目の賊軍」がセリフで出てきたシーンは、
切なかったです。
途中眠くなる隙もなく、引き込まれていました。
騙し合い
starstarstarstarstar - 1年前
奥羽越列藩同盟
vs
長州薩摩連合軍の戦い
と歴史で習ったが
このフィクション
筋書きには驚いた!
徳川の小藩
越後新発田藩の
家老の苦悩
誰を助け愛するのか
それは・・・
仁義なき戦い
starstarstarstarstar - 1年前
観た映画 十一人の賊軍 20241104
1868年、15 代将軍の徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍=官軍で争われた戊辰戦争。明治維新のなかで起きた内戦で、江戸幕府から明治政府へと政権が移り代わる激動の時代で… 続きを読む
観た映画 十一人の賊軍 20241104
1868年、15 代将軍の徳川慶喜を擁する旧幕府軍と、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍=官軍で争われた戊辰戦争。明治維新のなかで起きた内戦で、江戸幕府から明治政府へと政権が移り代わる激動の時代であった。新発田藩で繰り広げられた歴史的事件の奥羽越列藩同盟軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが決死隊として砦を守る任に就く。
「仁義なき戦い」の脚本家が残したプロットの映画化ということで、なるほど主題はバイオレンス。決死隊の罪人たちの何人かはドラマ性も脈絡もなく死んでいく。気が付くと3時間くらいの映画だったけど長くは感じなかったな。
こういう何にも考えなくていい映画って好きです。
#十一人の賊軍
爆破シーンは劇場で体感すべき
starstarstarstarstar - 1年前
十一人の賊軍、山田孝之さん観たさで鑑賞。賊軍だけに、当てにならなかったり、裏切ったりする先の読めなさで、歴史上の知識がなくても惹き付けられました。登場人物同士のやり取りや、絆ができてくる過程も丁寧に描かれていて良かったです。爆破シーンは音響… 続きを読む
十一人の賊軍、山田孝之さん観たさで鑑賞。賊軍だけに、当てにならなかったり、裏切ったりする先の読めなさで、歴史上の知識がなくても惹き付けられました。登場人物同士のやり取りや、絆ができてくる過程も丁寧に描かれていて良かったです。爆破シーンは音響のよい劇場で体感することをオススメします。破片が当たってきそうなほど、個人的には八重の桜以来の迫力ある砲撃描写でした。白石監督の孤狼の血は怖くて観られないのですが、今作はコミカルな部分もあり、観やすかったです。久々に時代劇で満点。
十一番目の賊軍は誰⁉️
starstarstarstarstar - 1年前
予想外の展開で目が離せず、最後迄退屈せずに観れましたが、この作品ならば長時間でしたが仕方ないかなと思いました!十一番目の賊軍は誰になるのか?武士道での男達の生き様を感じる事ができました!最後は少し寂しい結末でしたが、悪く無い作品!
仲野さん!!
starstarstarstarstar - 1年前
仲野さんの演技の素晴らしさが際立ってました!
こんな素晴らしい俳優さんだと思いませんでした!
これから作品を追いかけたいと思います。
十一人の賊軍
starstarstarstarstar - 1年前
仲野太賀君がとにかく素晴らしかった。
命の価値とは、と切なくなる。
最後は少し救われるエピソードで終わったので良かった。
昭和の時代はサラリーマン社会を重ねることで共感を呼びましたが、令和の今は単なる悪者にしか映らないのでしょうね。
starstarstarstarstar - 1年前
原案は『仁義なき戦い』『二百三高地』の名脚本家・笠原和夫氏。
氏の60年前に執筆した幻のプロット(脚本は消失)を白石和彌監督が令和の時代に蘇らせた『十三人の刺客』(1963)『十一人の侍』(1967)『十兵衛暗殺剣』(1964)『忍者狩り』… 続きを読む
原案は『仁義なき戦い』『二百三高地』の名脚本家・笠原和夫氏。
氏の60年前に執筆した幻のプロット(脚本は消失)を白石和彌監督が令和の時代に蘇らせた『十三人の刺客』(1963)『十一人の侍』(1967)『十兵衛暗殺剣』(1964)『忍者狩り』(1964)など東映伝統の「集団抗争時代劇」の系譜を受け継ぐ作品。
戊辰戦争を題材とした映画には岡本喜八監督、三船敏郎氏主演『赤毛』(1969)や同じく岡本喜八監督の『吶喊』(1975)などありますが、幕末・王政復古の混沌した時代に諸大名は幕府か官軍のどちら側に付くか、いずれもドラマティック、悲劇的に描かれていますね。
『十三の刺客』『十一人の侍』もどんなに悪徳な藩主にも武士の一分として忠義を尽くす敵側の家老の悲哀が漂う姿が描かれていますが、本作でも家老溝口内匠(演:阿部サダヲ氏)が忠義を尽くし、藩を守るため深謀遠慮を巡らしますが、昭和の時代は会社の命令は絶対のサラリーマン社会を重ねることで大いに観客の共感を呼びましたが、たぶん令和の若い観客には単なる悪者にしか映らないのでしょうね。
罪人を集めた「賊軍」のプロットは望月三起也氏の『ワイルド7』のようですね。
本作品では10名の個性豊かな罪人たちが集められ、個々の素性は徐々に明かされていくかたちで、感情移入もクライマックスに向けてピークを迎えましたね。
令和の時代にこれだけ骨太な作品を観られたことに感謝ですね。
生きる価値観の錯綜…良作!
starstarstarstarstar - 1年前
俳優陣に力があって作品に入り込めました。
武士の面子、領民の幸せ、愛する人の幸せ、それぞれの価値観入り乱れて考えさせられました。
爆破、斬首、斬り合い…生々しくリアルな映像。苦手な人はいるかもしれません。
アクション時代劇
starstarstarstarstar - 1年前
白石監督の時代劇。暴力シーンもPG12で描かれてるのが監督っぽい。音尾琢真もちゃんと出演。短いけど。
時代劇だけどとても見やすい。
長いけどアクションも多く飽きない。
炎や水の演出もいい。
山田孝之はもちろんですが、仲野太賀が凄い。
ア… 続きを読む
白石監督の時代劇。暴力シーンもPG12で描かれてるのが監督っぽい。音尾琢真もちゃんと出演。短いけど。
時代劇だけどとても見やすい。
長いけどアクションも多く飽きない。
炎や水の演出もいい。
山田孝之はもちろんですが、仲野太賀が凄い。
アクションシーン、殺陣は特に凄かった。
ただ、吉本が制作にはいっているからか大根芸人がウザイ。特にナダルは画面に出てくる度に笑える。映画には出ないで欲しい。ダンプもチョイ役。坊さん約も実際に出家すると気になる。
見ごたえあり
starstarstarstarstar - 1年前
砦を守りきったら無罪放免になるという約束で連れてこられた人達が、それぞれの背景と思惑の中で仲間になってく過程が、死闘と共に丁寧に描かれていて、最初から最後まで面白かった。
山田孝之がのろに逃げるよう諭すシーンと仲野太賀の最後のシーンは、凄… 続きを読む
砦を守りきったら無罪放免になるという約束で連れてこられた人達が、それぞれの背景と思惑の中で仲間になってく過程が、死闘と共に丁寧に描かれていて、最初から最後まで面白かった。
山田孝之がのろに逃げるよう諭すシーンと仲野太賀の最後のシーンは、凄すぎて忘れられない。
仲野太賀、殺陣の練習のために海外まで木刀を持参して空港スタッフに止められたらしいのだけど、その成果はバッチリだった。
今年の日本アカデミー賞仲野太賀かな?
十一人の賊肉軍
starstarstarstarstar - 1年前
人間が命を失った瞬間に肉片という「物」になるということが強烈に感じられました。
新政府肉軍と旧政府肉軍のせめぎ合いの中でどっちつかずの新発田肉藩の策略により十一人の肉片囚人が集められ砦を死守せよと命じられた。
肉片を通して強烈な「死」をまざ… 続きを読む
人間が命を失った瞬間に肉片という「物」になるということが強烈に感じられました。
新政府肉軍と旧政府肉軍のせめぎ合いの中でどっちつかずの新発田肉藩の策略により十一人の肉片囚人が集められ砦を死守せよと命じられた。
肉片を通して強烈な「死」をまざまざと見せられることによりコントラストとして「生」が輝き出す仕組み。
そして肉片たちが発する肉声が魂に響きました。
肉声って感じでしたね、この映画の人たちが発する言葉は全て。
それそれのキャラクターも全然違って一貫している。犯罪歴から派生する人間の素質。
ただ山田孝之だけが命はいらんと世捨て人になったと思えば命乞いをしてみたり逃げ出したかと思えば義憤に駆られたりと揺らぐ価値観が人間臭くてよかった。
極悪人間大集合の日本版スーサイドスクワッド。
使い捨て大集合の日本版エクスペンダブルズ。
雑魚囚人大集合の日本版ドラゴン特攻隊。
自分の好きなものが日本で繋がっていく。
こんなに嬉しいことはない。
日常生活と離れて気合いを入れて観るべし。