諸悪の根源は
starstarstarstarstar - 2年前
このドキュメンタリーを、
仮に真犯人が観ても自白してくれる内容ではないし、
警察側や裁判所も冤罪でしたと認めてくれるモノでもない。
描かれたのは林眞須美さんの夫・林健治さんの保険金詐欺の実態と、
運命を受け入れて幸福を選ばなかった御子息の姿… 続きを読む
このドキュメンタリーを、
仮に真犯人が観ても自白してくれる内容ではないし、
警察側や裁判所も冤罪でしたと認めてくれるモノでもない。
描かれたのは林眞須美さんの夫・林健治さんの保険金詐欺の実態と、
運命を受け入れて幸福を選ばなかった御子息の姿。
(御息女は名を変え幸福を望んでも、子を連れ
自殺されたとありました。)
なぜ今、このドキュメンタリーなのか。
あまりにも時間が経ちすぎている。
過去を覆す内容なのか。
本作に興味はなかったのですがYouTubeの
『陰陽師・橋本京明チャンネル』で霊視による真犯人捜しを見て面白くて。
勿論、真犯人はみつかりませんでした。
橋本京明チャンネルを見ているうちに、
本ドキュメンタリーはどんな意向で描かれているのか観たくなり映画館へ出かけると満席状態。
(横浜シネマリンというミニシアター系の映画館は時々このような現象が起きます。
観客の緊張も感じます。
ただ開始して間もなくイビキも聞こえました。)
思い出すのは、テレビを付けるとニュースやワイドショーはこの事件ばかりで、
印象操作をされていた視聴者は
もう犯人は林眞須美
と確信していたし、眞須美さんの夫・林健治さんは見るからに堅気じゃない感じだし保険金詐欺をしていた過去を
出されると逮捕は自業自得とさえ言われ、
そう言われても仕方ない
としか思えなかった。
時が経ちすぎて、なぜ今このドキュメンタリーなのか。
あまりにも時が経ちすぎて、今更真犯人なんて
陰陽師・橋本京明チャンネルでも(もちろん)解明されたわけでもないし
(見世物としてはおもしろいが)
本ドキュメンタリーも検察側が冤罪を認める証明すら、
ない。
林健治さんは不幸な生まれ育ちではあったとしても、
ギャンブルで(4千万円)負けても
また保険金詐欺をすれば、と実践できた人。
性善説を信じる私からすれば、
諸悪の根源は林健治さんであり、この家族の不幸の原因は林健治さんでしかないと思いました。
御家族を同情はします。
でも真犯人は、
そんなことで、
自白してくれませんよ。
「推定無罪の原則」は無かった
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
裁判で有罪の決め手となった証言の信憑性。科学捜査において指摘される穴。口を噤む当時の関係者、普通の家族とは異なる家族のカタチ。保険金事件とカレー事件。全てが交錯して渦のように観客を飲み込んで行く。1998年あの夏を、2024年に映画を観た後に誰かと話したくなった。
マミー
starstarstarstarstar - 2年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
無実を訴え続けている根拠があるのであれば死刑執行が決まっている冤罪でもまだ覆せる可能性はある
マミーというタイトル
容疑者にも家族がいる
家族側の気持ちを知りたい
そう思って願って祈って鑑賞
眞須美容疑者の夫や息子がスクリーンの中にいる
認めている事実にたいしての態度がなんとも言えない傲慢な言動で馬鹿にしているようにみうけられ後半はただただ胸糞だった
眞須美容疑者がカレーにヒ素を入れたかどうかは証拠がない以上は真実はわからない
なんだかな…
林家の有り様にただ驚く
starstarstarstarstar - 2年前
監督は明らかに林死刑囚の再審を正義として求めていることは明確に表現されている。
しかし、だからといって事実を都合よく切り取るわけでもない。その結果見えてきたのは、有罪か無罪かよりも、何と、林家全体の異常性である。
保険金詐欺をまったく悪び… 続きを読む
監督は明らかに林死刑囚の再審を正義として求めていることは明確に表現されている。
しかし、だからといって事実を都合よく切り取るわけでもない。その結果見えてきたのは、有罪か無罪かよりも、何と、林家全体の異常性である。
保険金詐欺をまったく悪びれることなく自慢話のように語る夫。普通の家庭なら有り得ぬような家族間の会話を懐かしげに語る長男。昔の悪仲間を訪ねる厚かましさ。全て常識外だ、
ヒ素の鑑定への反論も無罪の証しという訳でもなく、むしろこの林家の異常さでは、何が起きても不思議ではない。
和歌山毒物カレー事件のその後
starstarstarstarstar - 2年前
新たに化学的な分析の視点から当時の一方的なマスメディア視点の報道と対比させ真実にメスを入れたドキュメンタリー映画。
さらに林員須美の夫や長男、近隣住民、当時の検索、捜査関係者への聴き込みから時のマスメディア報道が如何に根拠のない一方的な報… 続きを読む
新たに化学的な分析の視点から当時の一方的なマスメディア視点の報道と対比させ真実にメスを入れたドキュメンタリー映画。
さらに林員須美の夫や長男、近隣住民、当時の検索、捜査関係者への聴き込みから時のマスメディア報道が如何に根拠のない一方的な報道であったかを検証したドキュメンタリー。
林員須美の保険金詐欺の被害者とされる夫が語る真実は衝撃的。
報道のあり方や冤罪について考えさせられる作品である。
但し、この事件が再審し判決が覆す事はあるのか甚だ疑問である。