まあ
期待していたほどではなく自分には心に刺さるものがなかった。でも眠くならずに最後まで見れた。
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いたずら好きで常に楽しいことだけをしていたいユウタとコウは、幼馴染で大親友。毎日が楽しければいい、そう思っていた。しかし高校卒業と進学を控え、身の回りに起きている出来事がきっかけで、コウは社会における自分の立ち位置について考えるようになる。そんなある晩、いつものように学校に忍び込んだ2人。そこでユウタはあるとんでもないいたずらを思いつく。翌日いたずらを発見した校長は大激怒、学校に四六時中生徒を監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展してしまう。それに対する生徒たちの反発運動も巻き起こる中、ユウタとコウの関係もぎくしゃくし始める。
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期待していたほどではなく自分には心に刺さるものがなかった。でも眠くならずに最後まで見れた。
引用だろうか?校長が何故だか所有している高価なクルマへの不良高校生のいたずらは、1993年のアカデミー主演男優賞受賞作の「セントオブウーマン」にある。恥をかかされた校長は必死の犯人探しを…。校長役の佐野史朗の姿とは重なるのだが、そもそも、何故校長が分不相応な高級車に乗っているのか?がラストの映画史に残るアル・パチーノの名スピーチにつながる。この名作映画は、一生に一度は見ておくべき作品。未見の方は是非。 さて、本作は「ハッピーエンド」というタイトルには皮肉のようなビターズエンド社の配給作品である。ラストシーンは鍵を握るハズだが実は良くわからない。ユウタは一人で罪をかぶったようだが、コウは共犯ではないのか?1人は退学で、1人は奨学金の審査に合格?権力者や、世の中に逆らわない方がお得ですよ。というラストなのか? 謎だらけだし、もしそうなら引用元の名作とは距離のありすぎる結末である。
予告編を見て面白そうだったので興味を惹かれて観たのですが 騙されました 冒頭、黒地に白文字であるテクストが映写されてとても嫌な予感はしたのですが「青春映画の新たなる金字塔」なんてもんじゃなく生涯ワースト級に面白くありませんでした 人物像(キャラクター)が立たないままなので権力や社会にどう向き合うかについて上滑りするだけで足場すらないし音楽の地平がテーマの一つのはずなのにその扱いが雑でリスペクトが感じられないし子供騙しにすらなっていませんでした
グレーディングのおかげか、エドワードヤン『カップルズ』を思い浮かべる。固い絆で結ばれた友人グループに一人の女が介入する事で関係がひび割れていくという図式もまさしくそうだ。メインビジュアルにもなってる分かれ道や、窓に反射するショットなど、人種や貧富の差を反映した図式的表現ははまっている。自由を求めて音楽に傾倒する主人公たちも随分図式的なキャラクターである。地震と身体の震えを直球で重ねたり、掃除をしてたら行き場がなくなった男女といった表現も効いている。しかしこの映画が訴えたいであろう政治主張を直接伝えるシーンになった途端、強度が落ちてしまうのは何故だろうか。結局映画としての伝え方が拙いのだと思う。途中何度か出てくる擬似アフレコごっこのごとく、主人公たちの政治主張とその方法論はただの政治ごっこでしかない。露悪的に描かれている校長の方が理にかなっている様に見えるのは、果たして作り手の意図通りなのか甚だ疑問である。大きな戦略を描きながらそれを表現する戦術を持ち合わせていない映画だ。ごっこ遊びの範疇を出ないのであれば、愛嬌なき『ぼくらの七日間戦争』でしかなく、皮肉を効かせたはずのタイトルも機能していない。何故なら皮肉とは大人の技術なのだから。
近未来でありながら過去の日本のようでもあるけどみたことない俳優たちが魅力的でよかった