好奇心は人を殺す
『怨泊 ONPAKU』。『サスペリア』オマージュ的色彩感覚、日本ならではのジメジメした質感をふんだんに堪能。インバウンド景気に沸く現代だからこそ「旅先で餌食になる」という都市伝説的要素、女郎屋という全ての女性が生き地獄を味わう因果の説得力が増す。好奇心が人を殺し、呪いは連鎖し続ける。
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香港で不動産関係のCEOとして働くサラ(ジョシー・ホー)は恋人と別れた後、東京で休日を兼ねた不動産開発用の土地を購入する計画を立てていた。東京へ着くと彼女を迎えた不動産業者の担当は、昔別れた恋人のショーン(ローレンス・チョウ)だった。ホテルは手違いで予約されておらず、ショーンから提案されたのは老婦人の絹代(白川和子)が経営する非常に古びた一軒家の民宿だった。外観と部屋のあまりにも古めかしさに不安と恐怖を感じたサラは、その夜、泊まった部屋の中で女を痛めつける男の不気味な光景を目にする。その恐怖の証拠を探すと部屋の床下から白骨遺体が発見される。警察で彼女の事情徴収を担当した生活安全課の小山田(高橋和也)は、鑑識医で妹の真由美(黒川智花)から、その白骨の正体と付着していた指紋に疑惑を持ち自ら捜査していくと、この民泊の古い家が住民失踪事件に関わっていることを突き止める。そしてサラもまた、幻覚で見えていた光景が現実となって迫ってきていた。そこには彼女とこの民家にまつわる因縁のつながりがあったのだった......。
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『怨泊 ONPAKU』。『サスペリア』オマージュ的色彩感覚、日本ならではのジメジメした質感をふんだんに堪能。インバウンド景気に沸く現代だからこそ「旅先で餌食になる」という都市伝説的要素、女郎屋という全ての女性が生き地獄を味わう因果の説得力が増す。好奇心が人を殺し、呪いは連鎖し続ける。
大統領が来日しているためにホテルの予約がとれず、やむを得ずラブホテルで宿泊するしかないというときに、ラブホテルは嫌だ〜と嫌がり民泊で宿泊することになったサラ。 民泊よりラブホテルのほうが綺麗だし良かったのでは?と思ってしまったが(笑) 香港が制作だから、舞台が日本ってだけで香港ホラーっていうより寧ろJホラー。 確かにあの民泊には、知られては困る闇歴史があるというのはエンドが近づくにつれ、次第に和室から醸し出す厭な雰囲気も、民泊の女将さんが何かを知りながら決して曝そうとしない気味悪さ。 伏線は回収したとは思うがどこか腑に落ちない。 謎の儀式のようなことが行われていたのも、畳の下をめくれば表沙汰にしてもらいたくないことも明らかにしていくのは良いが、如何せん鑑賞する側からしたらストーリーにおける何故何故が膨らむだけで、観終えたあともしっくりこなかった。
ホラーとして見どころもあるのですが、ラストシーンでいよいよ解決かと思った瞬間、刑事があっさりと片付けられ悔しい思いをしました。数々の謎のシーンは何も解決されず、続編にでも持ち越しなのかなとスッキリしない想いをして帰りました。エンドロール後に期待しましたが、それもなく自分の頭では解決出来ませんでした。ただ、ヒロインはめちゃめちゃ美人でした。