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ランボー/怒りの脱出 4Kレストア版 ポスター

ランボー/怒りの脱出 4Kレストア版

5.0 96分 2024年10月25日(金) 公開
アメリカ
チケット予約

あらすじ

軍の特命を受け、ベトナム戦争で捕虜になった兵士の調査のためジャングルに向かったランボー。現地の連絡員コー・バオと落ち合い、無事に収容所の潜入を果たしたものの、想像を超える捕虜の惨状を目にすることに。怒りに震えるランボーは、命令に背いて捕虜の救出活動を開始する。

場面写真

キャスト・スタッフ

監督
ジョルジ・パン・コスマトス
キャスト
シルヴェスター・スタローン/リチャード・クレンナ/チャールズ・ネイピア/ジュリア・ニクソン/スティーヴン・バーコフ/マーティン・コーヴ/ジョージ・チェン/アンディ・ウッド ほか
配給
ファインフィルムズ

クチコミ

スタローンの脚本家としての文才はもっと再評価されるべき。

- 2年前
アクション映画の不滅の金字塔『ランボー』シリーズが4Kレストア版となって40年ぶりに劇場上映。 早速、新宿ピカデリーさんへ。スケジュールの都合でまずは第2弾『怒りの脱出』(1985)から。 『ランボー/怒りの脱出』(1985) 本作が公開… 続きを読む

アクション映画の不滅の金字塔『ランボー』シリーズが4Kレストア版となって40年ぶりに劇場上映。 早速、新宿ピカデリーさんへ。スケジュールの都合でまずは第2弾『怒りの脱出』(1985)から。 『ランボー/怒りの脱出』(1985) 本作が公開された1985年はアクション映画の当たり年、『ベスト・キッド』『ターミネーター』『コマンドー』『ロッキー4/炎の友情』と百花繚乱、そして本作以降ゴリゴリマッチョなアクション作品が『ダイ・ハード』(1988)公開されるまでレンタル店に激増しましたね。 今回見直してみると派手なアクションシーン以外にも脚本とテンポの良さが秀逸。 若きジェームズ・キャメロンがスタローンと共同執筆したことが近年話題に上がりますが、『ロッキー』でアカデミー脚本賞にもノミネートされたスタローンの脚本家としての文才はもっと再評価されるべき。 本作も94分の短尺ですが、きちん伝えたいテーマを織り込みながら、ベトナム・ソ連軍および身内の敵(マードック司令官)の憎々しい設定やコー・バオのさらっだけど深みのあるラブシーン、一切の無駄セリフやカットがなく、だれずにラストまで高揚感を持続させてくれたのは実にお見事でした。 ※本編中「俺は消耗品(エクスペンダブルズ)だ」というセリフには驚きましたね。 もちろんアクションも現在ではあまり見ることが出来ないノーCGのゴリゴリの肉弾・爆破アクションは逆に新鮮、アクションや武器の選択とラストに向けた積み上げかたも抜群ですね。 もうひとつ評価すべきはジェリー・ゴールドスミスの劇伴。 「ここぞ!」というサスペンスフルで緊張感あるシーンにタイミング良くかかるんですよね。 本作は1985年度のラジー賞にて4部門受賞しているようですが、いやいや40年経った今でもアクション映画としては最高傑作ですよ。 

あれから何かを成し遂げただろうか

- 1年前
ガキの頃に親父に連れられて映画館で観た。 興奮おさまらず。 子供ながら理解できないことも多々あったが熱量は伝わる。 当時は映画館で上映した後はしばらく見れることはなかった。レンタルビデオもしばらく出ないしテレビもなかなかやらない。映画を見て… 続きを読む

ガキの頃に親父に連れられて映画館で観た。 興奮おさまらず。 子供ながら理解できないことも多々あったが熱量は伝わる。 当時は映画館で上映した後はしばらく見れることはなかった。レンタルビデオもしばらく出ないしテレビもなかなかやらない。映画を見て次に観れるまで何で心を満たすかというと、パンフレットである。 家で絵本の代わりにずっとパンフレットを読んでいた。眺めていたという方が正しいかもしれない。パンフレットの中のワンシーンの写真を穴があくまで観て思いを馳せていた。本当に穴があくほど観てボロボロになってパンフレットたちがまだ家にある。一枚の写真から紐付けてずっと脳内再生をしていたんだなあと思います。なので今、逆にその映画でシーンは見てここのこの写真がパンフレットにあったと写真の印象で止まってしまったりします。「そう、ここや!」とそこに喜びがあったりします。なんか変態的な楽しみ方ですが(笑)。 ランボー1は見ていない状態で2から観たのでやっぱりこれの印象が強い。ここからでも十分成り立ってますね。そしてレンタルビデオになってから死ぬほど見たなあ。 思い入れの強い映画はその時の身の回りの環境や雰囲気、感情までも一緒に記憶してるものです。あの時の感情が蘇る。何も持っていなかった子供の頃。さてオレはあれから何かを成し遂げただろうか。観終えたあと感慨深く感傷に浸りました。 すみませんこんな話はどうでもよくて、かなり思い入れが強い作品であるのですが、客観的に観たとしても良くできた作品ではないでしょうか。 ただのアクション映画ではなく血が通っています。終始人生の悲哀を帯びている。 トラウトマン大佐のこれからどうする?という問いにランボーは「日々を生きます」と。 結局そういうことなんでしょう。 どんな悲しいことがあっても日々を生きるだけ。

名作と認定された第一作も良いが、のちのノンストップ・アクションに影響を与えた本作も良い。す

- 2年前
刑務所に服役しているランボーに、恩赦を条件にベトナムへの調査任務に赴くが、味方の裏切りにより窮地へと落ちる。そして壮絶な怒りの脱出へ向かう 最初に脚本を担当したジェームズ・キャメロンの脚本は、スタローンなどによってかなり改訂されているらし… 続きを読む

刑務所に服役しているランボーに、恩赦を条件にベトナムへの調査任務に赴くが、味方の裏切りにより窮地へと落ちる。そして壮絶な怒りの脱出へ向かう 最初に脚本を担当したジェームズ・キャメロンの脚本は、スタローンなどによってかなり改訂されているらしいので、アクションシーンなどにどの程度の名残があるかは分からないが、当初はランボーに最初から相棒が同行するバディ・ムービーの要素も入っていたらしい。 その相手役は当初ジョン・トラボルタにオファーがあったと最近の記事で知ったが、実現していたらかなり映画の印象も違う方向になったかも。 最初にこの映画を観た時に感動したのは、中盤から後半にある絶対絶命のピンチからの爽快な逆転逆襲が繰り返されるシチュエーションの上手さと迫力に魅了された。 もちろん今の映画では当たり前で、もっと洗練されてカタチで繰り出される作品も多いが80年代前半では、割と珍しいくて、ノンストップアクション映画の走りでもある。 特に収容所での拷問から逆転場面は、映像と音楽も含めて盛り上がり爽快感がある。 ラストのヘリ同士の戦闘場面も性能的に不利な条件を、機転利かせて倒す逆転劇は、カット割も含めて手に汗握る。(狭い機内でロケット砲を撃つのには無理があるけど) 撮影を担当したイギリスのベテランの名カメラマンのジャック・カーディフの絵作りも流石な出来栄えで、ヘリを撮る構図も太陽を背にした逆光で撮影して不気味な強敵感を出したり、収容所のシーンでは画面の明暗差とストロボ光によってサスペンス演出したり、クレーンなどの移動やパンを使ってスケール感を出したりと雰囲気醸成に長けた手腕を発揮している。 『アフリカの女王』や『赤い靴』A級大作や巨匠監督の名作に携わってきた名カメラマンのジャック・カーディフ何故この作品に?と最初は疑問に思ったが、前後にも『戦争の犬たち』(傭兵アクション)や『コナンパート2』(シュワルツネッガー主演!)の撮影を担当していたり、本人の監督作の『戦争プロフェショナル』(これも傭兵モノ)や『悪魔の植物人間』(フリークスのリメイクに近い)や『あの腕にもう一度』(ルパン三世の峰不二子の元ネタ)などを見るとジャンル映画に愛着があったのではと思う。 撮影も当初はタイなどのアジアで行う予定だったが、ロケハンをした結果に想定した場所が無いので、メキシコのアカプルコ近辺の土地に、棚田やベトナムの村や捕虜収容所のセットを建てて行われた。 特に前半の救出ヘリの合流地点である棚田のロケセットの風景がコンパクトながら良く出来ており、そこでの戦闘場面は高低差の感じや水飛沫が飛び散る炸裂も迫力があり、ジャングル場面などが多くなりがちな画面に変化を添えている。 もう一つのロケセットでベトナムの小さな村での地上戦闘やヘリが通過する場面も現地感があり良く出来ている。 偶然見つけてロケしたと監督が言っていた、滝でのアクションも印象的で、滝壺全体にナパーム弾の炎が炸裂場面は、強烈で、沢山の火薬とガソリンを使った特殊効果CGとは違う迫力あるが、今だと環境面で出来ないのでは?思う。 余談だが、ラスボス的なソ連軍戦闘ヘリの部品が村の家に落ちる場面は、想定外のアクシデントで、部品がエキストラのすぐ近くに落ちるので、事情を知ると余計にヒヤリとする。 主演のスタローンの見事にビルトアップされた肉体と精悍な顔つきはランボーの孤独と忍耐強さを体現しており、多くのスタントアクションもこなしているのも好感が持てる。 現地協力者のコーとの交流によって信頼関係が生まれてきて少しずつ表情が変化してゆく姿も定番だけど殺伐した映画でなごむ描写である。 ちなみに劇中でエクスペンダブルの台詞が度々ありのちのシリーズの芽はここにもあったのかと感慨深い。 巨匠ジェリー・ゴールドスミスの音楽も、絶好調でノリが良く活劇場面も盛り上げてくれる。 監督のジョルジ・パン・コスマトスは、過去に欧州のオールスター大作映画で手腕を発揮している職人で、テンポ良く見せ場を繋いでおりアクション映画としては上級点である。 監督としては、ほとんど語られる事はない感じだが、問題のある現場をまとめて映画を完成させて、観客をそれなりに満足させて映画をヒットさせる能力には長けた人で、縁の下の力持ち的存在だと思う。 特に同じ様な題材で当時話題になった『リバイヤサン』(『アビス』や『ザ・デプス』の競作)や『ワイアット・アープ』と競作になった『トゥーム・ストーン』などは、娯楽性のバランス良くて楽しめる。 気になるのは、どうしてもランボーの最後の愛国的演説で、捕虜の救出とコーの復讐への行動を歪めてしまうところが、あり正直この部分は無かった方が良かったと初見した30年前から思う。当時のスタローンは、愛国主義を旗印した反ソ連臭のする映画の『ロッキー4』や「ランボー3』などもあり所謂良識派からは叩かれていたが、その後の傑作『クリード2』や『ランボー4』で自己総括をするのも凄いと思うしエクスペンダブルズシリーズでの多くの問題児をまとめて映画製作をする器の大きさは正にスター。 その時々政治や思想感を映画に出していたスタローンは映画にとどまり、時代性や思想性のない映画に出ていたシャワルツネッガーが政治家になっていたのは皮肉。 でちなみの本作のネガな部分や思想性を取り去った映画が、今でも無邪気に観られる傑作の一つでシュワルツネッガー代表作の『コマンドー』だと思う。(この映画も冷静に観ると虫けらのごとく人が、死ぬがそれをジョークにして異常にポジティブ) ランボーの上司であるトラウトマン大佐の役割も弱くてほとんど何もせず傍観しているのも微妙。 せめてランボーの救出時に銃で威嚇してきた日和見サングラス野郎をやり込めるくらいの場面があるべき。(ちなみにランボー2の小説版だとトラウトマンもランボーを援護して活躍します。) ソ連軍の悪役であるスティーブン・バーコフも悪くないが、特殊部隊(スペツナズ風)の指揮官としてのシャープさがないので、当時売り出し中だったエド・ハリス(のちの軍人役者で『アンダー・ファイヤ』の傭兵が印象的)やユルゲン・プロフノウ(Uボートの艦長)などが補佐などの相手役だったらと思う。 基地の司令官のマードック役のチャールズ・ネイピアの卑劣で小物感溢れる演技は、とても良かったが、悪役としては、前作の名優ブライアン・デネヒーと比べると損な役回りでもある。 ともかく名作と認定された第一作も良いが、のちのノンストップ・アクションに影響を与えた本作は、タカ派的愛国心とベトナム戦争肯定映画と捉えるより当時、似たような内容で量産された娯楽アクションの一つの作品として楽しむのが一番。 余談だが、この映画の公開当時にアジア圏で出回った海賊版ビデオは、ランボーが太平洋戦争時代で日本軍と戦う内容に改変されていたと、新聞記事で読んだが、確かにベトナム軍側の身なりなどは日本軍風に見える。(ヘリとかの近代兵器は明らかにヘンだが)

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