☆3.6
冒頭の『BIG PUNCH PICTURE』の名に違わぬ約束された殴打の数々! スクーターが走れない!鉄格子破壊!出会いがしらのビンタ!チンピラ秒殺!真実の部屋!鮮やかなナイフアクションの敵が強い!広域捜査隊のメンバーも直接バトルあり!罠を… 続きを読む
冒頭の『BIG PUNCH PICTURE』の名に違わぬ約束された殴打の数々! スクーターが走れない!鉄格子破壊!出会いがしらのビンタ!チンピラ秒殺!真実の部屋!鮮やかなナイフアクションの敵が強い!広域捜査隊のメンバーも直接バトルあり!罠を張った大捕り物も今までよりスケールが大きい!フック3発!留めの膝!K.O!シリーズを追うごとにどんどん大きくなるマ・ソクト!相変わらずテンポよく事件とギャグとバトルが交差するアガるアクション作品。 ≪余談≫ここからめっちゃネタバレ ①前作より科捜研やサイバー班で女性が出てきて嬉しい一方で、「お約束」が多すぎてストーリー自体の魅力は弱かった。 助けられる人が「一人息子を殺されたシングルマザー(後に自死)」「殉職した先輩の残された妻と娘」「足止めの為に傷つけられた清掃員女性」「巻き込まれた女性スタッフ」のような、誰もが同情したくなる「可哀そうな女」「男に守られていない女」という「正しい被害者」のテンプレート。 その他「捜査を取り上げられそうになる⇒土下座して捜査続行を頼む⇒偉い人(長官)が良いこと言いながら許可を出す⇒捜査続行(with感動的な音楽)」という展開は、地上波の人情もの2時間ドラマみたいで白けるのでやめてほしい。 あと、本シリーズのお約束愛されキャラであるチャン(今回大活躍!)の扱いや経費稼ぎ目的のナイトクラブチンピラ示談劇では、雑に扱って良い人、脅したり嵌めたりして良い人をソクトが一方的にジャッジしているように感じられ、彼を止める同僚もいないことも相まって正義ある「警察もの」としてのリアリティが半減してしまったように思えた。 「クラウドの同期が分かるか?機種変したら同期が駆け付けるんだよ(二人ともポンコツ可愛い)」「中国ではシリアルキラーだった。俺も切られた。何でも切る。俺も目を合わせない。守ってやるから話せ」とかは、お茶目で面白かったんだけど。 ②元傭兵で本作ラスボスのチャンギの目的、というか存在自体が曖昧に感じられた。何かのオーナーになりたかった?誰かを見返したかった?戦いの中に身を置いておきたい戦闘狂?現金に目もくれず暗号通貨を取ったけど知識あるの?そもそも金を欲しているようではあるけど豪遊しそうな素振りは特にない。どれにしても彼の背景や動機、やりたい事が分からない為、強さの反面、ヴィランとしての魅力が半減してしまったと思う。 ③あと前作に続きGUCCI(今回はトムブラウンも)に対するネガティブキャンペーンがすごいんだが、やっぱり制作陣にGUCCIに恨みがある人いるのでは。 (字幕翻訳:根本理衣)