贋作
キャストが同世代じゃない違和感ある 石坂浩二割といい
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世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。連日、報道が加熱する中、北海道で全身に刺青の入った女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は北海道へ向かう。もう会うことはないと思っていた竜次と安奈は小樽で再会を果たす。しかし、病は竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を描くのか?何を思うのか?彼が秘めていた想いとは?
©︎ 2024 映画『海の沈黙』INUP CO.,LTD
キャストが同世代じゃない違和感ある 石坂浩二割といい
面白い捉え方です。 何が本物か。 贋作が本物を超える時何が起こるのか。 贋作と判明しその人の作品ではないと分かった時に作品の評価が変わるのはおかしい。 美しいものは心の奥にあればいいという考え方は、気持ちが楽になりますね。 誰に気兼ねする必要もない。 人生が楽しくなりました。 中井貴一が一貫してある人物に烈火の如く怒ってる感じが伝わりました。静かなタッチではありますが。たぶん一生許さないでしょう。何があっても。心の奥の「美」は揺るぎない。 ただのじじいの蝋燭と思っていたのが最後に見た時には完全に津山竜次の顔に見えました。 やられた。わざとか。わざとですね。試されたのですね。身を持って味わえと。 あざみちゃんが先生の顔に似てると言った。ホクロの位置も一緒と言った。刷り込まれた。 揺らいでしまう我が心。 しかし思い込みだけではなく、作ったキョンキョンの思いがそこに滲み出たと思いたい。 モックンとキョンキョンはたくさんの経験を経てここに辿り着いた。アイドルを成し遂げてきたことが背骨でさらにいろんな過去がありそれら全てが重層的で厚みがある。野太い骨。 全く笑いの要素がない真面目な映画。そういえば最近あったかなあこんなシリアスなやつ。あーそうか。ただ自分が選んでないだけか。
言葉が、なんでもない一言に、その人の生き様まで伝えられるのは、言葉の力か、その人の力なのだろうか。 昔、倉本聰さんの(テレビドラマ・映画)脚本を数作読んだ。 ひらがなだけのセリフでも、その人物の心情になり、 その凄さに倉本聰さんはやはりただの脚本家ではない、 なにか得体のしれない芸術家として認識した。 我々は「マジ?」「え?ウソ、やば〜」で会話ができるマヌケな日本人である。 倉本聰さんの言葉にあるものをわかるはず無いのだ。 顔の神経を的確に動かせるのだろうか石坂浩二さん。 何か人ではない生きもののような清水美砂さん。 数シーンなのに役者の皆さんの芝居に魅了される。 実際なみだを流すキャンドルなんて造れないであろうに、 キョンキョンの枯れ具合。 モックンはいつまでもイケメン(イケオジ)で鼻に管がついていても美しい。 ただ主人公の苦悩が最後まで私には寄り添えず、 ああ奇人変人天才の類を私なんかがわかるはず無いのだとエンドロールを観ていた。 せめて終盤、私のような凡人でも感動できる作品であれば と首を傾げてしまった、が。
俳優陣の演技が良かったけど他の方も書かれてましたが石坂浩二さんと本木雅弘さんの年齢差に師匠と弟子の関係かと思えてしまいました。石坂浩二さんはやすらぎの郷からのキャスティングなのかな?とか余計なことを考えてしまったり… ストーリーはこれからの人生を考える世代にとっては詰まらないと思うけれど、これまでの人生を振り返る世代にはあれこれと思いを馳せて良いテーマだと思えました。 それぞれの生き方に基づいて人生の着地点を受け入れるのか、歳を取れば勝手に悟りが開ける訳でもなし生きるのは難しいですよね。 ストーリーに関係ないけど小泉今日子さんが岸本加世子さんに見えてしまうシーンが所々あって、そんな風に見える自分に驚きました。
最近の映画では珍しく渋い映画と思いました。 特に本木さんと中井さんの病室でのシーンがカッコよくて年季の入った役者の絡みを久しぶりに観たような気がしました。