当時の観客の失望感が想像できる
70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わりなき再編集-の一本で、新宿武蔵野館で鑑賞。 未見ながら公開当時の酷評を知っていたこともあり、期待値は決して高くはなかった。しかし、リプライズ版(再編集した)にも関わらず、これほどま… 続きを読む
70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わりなき再編集-の一本で、新宿武蔵野館で鑑賞。 未見ながら公開当時の酷評を知っていたこともあり、期待値は決して高くはなかった。しかし、リプライズ版(再編集した)にも関わらず、これほどまでにストーリー、演出、そして出演者にエモーショナルなものが皆無なことに驚いた。ゴッドファーザーや地獄の黙示録といった傑作をものにした監督とあって、当時のこの作品に対する観客の期待と失望感は相当なものだったことが容易に想像できる。その後のコッポラ監督が精彩を欠いていく、そんな分岐点となった作品。残念ながら、それは正しかった。 一方で大金を掛けたセットは見もので、映像的に目を瞠るものもあり、それがせめてもの救いだった。