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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN ポスター

名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN

4.2 140分 2025/2/28 (金) 公開
音楽伝記Gアメリカ
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あらすじ

1960年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディラン(ティモシー・シャラメ)が、フォーク・シンガーとしてコンサートホールやチャートの寵児となり、彼の歌と神秘性が世界的なセンセーションを巻き起こしつつ、1965年のニューポート・フォーク・フェスティバルでの画期的なエレクトリック・ロックンロール・パフォーマンスで頂点を極めるまでを描く。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ジェームズ・マンゴールド
キャスト
ティモシー・シャラメ/エドワード・ノートン/エル・ファニング/モニカ・バルバロ/ボイド・ホルブルック/ダン・フォグラー/ノー バート・レオ・バッツ/スクート・マクネイリー ほか
配給
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

クチコミ

TwoD ネタバレ

まるでドキュメンタリー

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

ミネソタ出身の無名のミュージシャンだった19歳のボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子を描いていた本作。 圧倒的なのは劇中で40曲の生歌を披露するティモシー・シャラメ。 世代でもないし有名な数曲を知っているに過ぎないが、売れっ子俳優を起用しながらもしっかりと本人に見えるのは凄まじい。  楽曲もさることながら耳が幸せ。 モニカ・バルバロやエドワード・ノートンの歌唱力にも感服しかない。 弾き語りシーンが多いため割と長尺ながらもあっという間に感じるし、60年代のアメリカらしさ光る服装や車、街の風景などのセットも控えめに言って最高。 この手の映画は昨今トレンドと言って良いほどに製作されてきているが、「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)のヒットが大きいのは間違いない。 それに比べると若き日を切り取った本作は、最初からアーティストとして完成されているボブ・ディランのスターダムを駆け上がるところと葛藤だけを描いているので、正直脚本としては厚みに欠けるし物足りなさを感じざるを得ない。 それゆえにドラッグや酒で身を滅ぼしたりすることもなく、創作活動に勤しむ希代のシンガーソングライターのドキュメンタリー的に観るのが丁度良いようにも思える。 ボブ・ディランをこよなく愛する往年のファンからした評価は分からないが、個人的には十分楽しめたし、どの曲も身に沁みたし、それどころかギターを持ち替える際にはグッとくるものもあった。 アカデミー賞ノミネートも納得できる良作であることは間違いない。

彼の偉大さを伝えきれてない

- 1年前

ボブディランが他の全ての歌手と一線を画すのは、無実の黒人死刑囚を助ける為に曲を作り、世界に訴えた事に尽きる、と個人的には思う。 その偉業も、ノーベル賞の受賞式に出席しなかった理由にも触れずに終わったこの映画は、ティモシーシャラメの才能を見せる為だけの映画にすぎない。この映画を観たボブディランをあまり知らない人には、ただの頑固な変わり者のオヤジとしか記憶されないだろう。

たんくん ネタバレ

おでこ拡大のE・ノートンが

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

演技の幅も拡大していた。 『ファイトクラブ』のヤンチャな若造ノートンが懐かしくも今や昔。そのノートンが花道つくり、さてものティモシー・シャラメの演技力。ギターに歌!こんなに出来る人だったか。ただお目めぱっちりのかわいいアイドル俳優だと思っており、御見それしました。 リアルタイムのB・ディランを知っている人は現在70歳ぐらいか、1962年に15歳だった人は、現在77歳である。ニューポートは、JAZZフェスティバルの会場だと思ってる人さえも、もはや60歳を超えており… 歴史の人とリアルの狭間にあるような、今の時代に何故この映画?まだご存命だし?多くのブーイング👎を覚悟して言わせてもらうと、ディランのノーベル賞のせいなのでしょう。セレモニーに出なかったとはいえ「文学賞」受賞を受諾するとは思っていなかった。「平和賞でないなら要らない」って言って欲しかったな(幻想だけど) 「音楽は文学の一部ではない」とも信じているので。 しかしこの映画作品を演じて観せてくれた、 全てのキャストには星5つ。

始まりのディラン、至福の140分

- 1年前
ディラン好きなので、大きな期待と共に首を長くして公開待ち。蓋を開けたら、期待以上!開始10分程でシャラメ=ディランがW.G.に捧げる歌をつま弾き始め、その後もディランの音楽満載で最後まで至福の時間が続きます。 描かれるのは、ディランがニ… 続きを読む

ディラン好きなので、大きな期待と共に首を長くして公開待ち。蓋を開けたら、期待以上!開始10分程でシャラメ=ディランがW.G.に捧げる歌をつま弾き始め、その後もディランの音楽満載で最後まで至福の時間が続きます。 描かれるのは、ディランがニューヨークに出てきた1961年から、彼がアコースティックからエレクトリックに転じた1965年のニューポート・フォーク・フェスが終わったところまで。 当時の社会状況や世界情勢なども織り交ぜながら、体制に抗議し続けたフォークソング・ムーヴメントとディランの関わり、ジレンマ、離別が、次々に生みだされる彼の歌とともに描かれ、あたかもその場にいるかのように、それらの歌を楽しみながら、一気にクライマックスへと向かって行く。ウディ・ガスリー、ピート・シーガー、ジョーン・バエズ、ジョニー・キャッシュ、その他アル・クーパー、ボビー・ニューワース、ジェシー・モフェット、マイク・ブルームフィールドなど登場。 60年を経た今この映画を観ると、当時非難されたりもしたディランの舵取りは、何も全く間違ってなかったことがよくわかる。時代の波に押し上げられるようにアイコン化されてしまい、彼が感じていただろう強い違和感やジレンマも、よく読み取れ、クライマックスの1965年ニューポート・フォーク・フェスでのエレクトリックも、元々ジャンル分けにこだわっていなかった彼にとっては、自然の成り行きだったことがよくわかる。そこでの3+1=4曲の選曲も的確で拍手喝采だ。 ラスト、台詞なしの、W.Gのレコードとシャラメの表情だけで語られるエピローグもとてもいい。 この映画が特筆に値するのは、61〜65年のディランの軌跡が描かれているだけでなく、当時のディランの曲がシャラメ自身のギターと歌で、てんこ盛りなことだ。エンドクレジットで示されるように、ディランの曲全てをティモシー・シャラメ自らがギターを弾きながら歌っている。勿論ディラン本人の声とは違うのだけれど、それが全く気にならないほど、ティモシー・シャラメはディランになりきって歌っており、当時のディランの歌とギターを、その出来立ての現場で今直接聴いているかのような至福感を味わえるのが、本当に素晴らしい。 主演のティモシー・シャラメの好演と監督の優れた演出を心から讃えたい。 ディラン好きには勿論、ディランに馴染みのない若い観客にもオススメです。 【追記】 リピート鑑賞するに従い、気になってくるのが、ボブとシルビーの関係。ニューポートの船着場のフェンス越しの別れの場面の何と切ないことか!(バエズの不「適切な選曲」になぜボブは気づかなかったのか?不「適切な選曲」をいつになく嬉々としてアグレッシブに歌うバエズの様子になぜボブは気づかなかったのか?と言いたいが、24歳の若者には無理だったのだろう…。)

役者の歌と演奏が凄過ぎる。

- 1年前
誰もが言ってるがティモシー・シャラメ恐るべし。ルックスもそうだが、歌とギターとハーモニカが兎に角良い。勿論似せてるんだけど、何というか、ちゃんと自分の唄に消化してるというか、気持ちいいんよね。基本、モノマネは気持ち悪いから。(個人の感想です… 続きを読む

誰もが言ってるがティモシー・シャラメ恐るべし。ルックスもそうだが、歌とギターとハーモニカが兎に角良い。勿論似せてるんだけど、何というか、ちゃんと自分の唄に消化してるというか、気持ちいいんよね。基本、モノマネは気持ち悪いから。(個人の感想です) だから帰りにタワレコ行ってサントラも買った。 あと、ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロも同じくらい歌とギターが素晴らしい。役が決まってから練習してこれだけ弾けるようになるのかと驚愕した。でも一番興奮したのは「風に吹かれて」をディランがベッドで弾いてる時のバエズの寝起きのお姿。この時だけは字幕を見ずにセクシーな彼女だけをガン見した。(笑) 同じく魅力的なシルヴィ(スージー)役のエル・ファニングも素敵やった。 勿論、この作品の見どころはラストのニューポート・フォークフェスだが、恋愛も上手いこと絡めてあるので、とても見やすいしドラマチックに仕上げてある。だから事実と違うところも多々あるが、個人的にはドキュメンタリーより役者が演じる音楽映画の方が好きだ。 でも本当にディランってこんな人なんだろうな。予定調和が大嫌い。1993年かな、小倉に来たので超期待して観に行ったらアレンジが全然違くて、しかも単調で。サビになってようやく「あ、この曲か!」って分かる感じ。あと、気付かされたのが意外と女性の影響を受けるタイプじゃないかと。シルヴィやバエズに出会って無かったら反戦歌は作って無いかもしれないと感じた。ゴスペル三部作とかも当時の奥さんの影響っぽいし。 あ、長々と駄文を失礼しました。 結局のところ、とても楽しめましたって感じです。 

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