世界初? あさま山荘が先なのでは?
starstarstarstarstar - 1年前
再現ドラマとしてたいへんよく出来ているし、何故誤報が起きたのか?も判りやすい。1972年といえば、今から53年も前、カラーテレビが一般家庭用に市場化して10年の頃。最近この時代のテレビの内容と、カラーテレビの色を再生する技術が進化したのかな… 続きを読む
再現ドラマとしてたいへんよく出来ているし、何故誤報が起きたのか?も判りやすい。1972年といえば、今から53年も前、カラーテレビが一般家庭用に市場化して10年の頃。最近この時代のテレビの内容と、カラーテレビの色を再生する技術が進化したのかな。当時の映像かとみまがう映画作品もチラホラ….
↓以下はネタバレです。見た人のみで↓
しかし、映画の最後の方のクレジットとチラシにもある宣伝句「世界初の"テロ“生中継」と出た時に、「あさま山荘事件は?」と瞬時に思った。浅間は群馬県のはじっこだから『世界』には入ってなかったのか?そんな事ないでしょ、当時は報道規制の無い戦後日本で、全国全局足しあげると視聴率90%と言われる特別お化け番組である。調べなくとも世界にも報道されていたのに違いない。死亡人数も、表向きは、警官隊2部署の隊長2名を含む5名とされているが、隠された連合赤軍の内輪揉めによる殺害された遺体も含めると、ほぼ20人が殺害されている。他に事件の犯人が我が子だったと、わかった瞬間に首吊り自殺した親の家までテレビ中継も入ってて「えぐいなぁ!」とまあまあのテロ事件の生中継だったと、子ども心に覚えている。(当時は『えぐい』という言葉知らなかったけど…)
調べてみると、同じ1972年の2月と9月であるので
浅間山荘事件は、『セプテンバー5』の半年と少し前、2月19日〜28日『フェブラリー10デイズ』でありました。
まもなく命日ですね、以上『総括』します!
画面の向こう
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
心臓の鼓動がどんどん早まっていく90分。
テロリストの素性や行動はほとんど描かれずスタジオの調整室から事件を見る。
映画冒頭は矢継ぎ早に登場人物の役割や状況が流れ込んでくるので、正直追いつけていなかったが、銃声が聞こえた瞬間から空気が変わる。
ABCテレビのスポーツ局が報道局や他局の放送を抑えて事件の生中継を行う。
カメラの設置やレポーターの潜入、フィルムの交換や他局の確認など目まぐるしいスピードで放送の準備が整い、切迫感に包まれた調整室は見てるこちらも急かされるよう。
人質の生存を報じてから一転、全員が死亡していたという放送は絶望しかない。
放送が事件を悪化させた場面もあったし、裏どりが完全ではない状況でGoサインを出してしまったデスクの責任も当然ある。政治的背景から万全の体制で臨めないドイツ警察の失敗もあったし、様々要因はあれど、銃撃戦でイスラエル選手たちが全員亡くなるという最悪の結末を生放送してしまったことは別の意味で歴史に残ってしまった。
カラーテレビもまだまだ普及前の当時、電話もフィルムも現代とは異なり制限がある中で生中継できる意味は大きかったんだろう。
現代ではYouTubeにテロリストの犯行声明が出されたり、SNSで銃撃や爆撃なんかも投稿されたり、通信技術の発達にともなってテロや戦争がリアルタイムで誰でも目に入ってしまう。良くも悪くも。
画面の向こうで起きていることが真実であってほしくないと思うが、スクリーンを通して調整室の緊張感すら感じてしまうのだから、現場のスタッフたちや視聴者への影響は計り知れない。
テレビマンの仕事ぶりが鮮明に映し出されるだけの作品ではあるが、画面いっぱいの緊張感が最後に事切れ、スクリーン越しでも無力感を感じた作品だった。
50年以上
starstarstarstarstar - 1年前
経過しても、問題が解決していないことが悲しい。個人的に主要人物のおじさんたち3人のルックスが似すぎててわかりにくかった。。
ただのドラマに見える
starstarstarstarstar - 1年前
ノンフィクションの作品として期待したが、マスコミの内部でバタバタしているだけで現実の事件の切迫さはあまり感じなかった
マスコミ目線ではなく、対応した政府や警察、五輪関係者の当事者目線で観たかった
米テレビクルーの連携プレイは見事であったが
starstarstarstarstar - 1年前
パレスチナのイスラエルへの報復に罪のない選手とコーチが巻き込まれた。テロなので容赦なく理由なんて身勝手なものだ。開催国ドイツも不運。誤報も飛び交う中、米ABCテレビ局のスポーツ部クルーの連携プレイは感心するし臨場感は伝わってきた。だがドイツ… 続きを読む
パレスチナのイスラエルへの報復に罪のない選手とコーチが巻き込まれた。テロなので容赦なく理由なんて身勝手なものだ。開催国ドイツも不運。誤報も飛び交う中、米ABCテレビ局のスポーツ部クルーの連携プレイは感心するし臨場感は伝わってきた。だがドイツ警察のずさんな対応で被害は拡大。それも歴史の1ページなんだろう。
ほとんどが本作で撮影した映像だろうがまるで50年前の当時の映像のように再現させていたよ。
でも一番言いたいことは"ん⁉︎何か物足りないぞ"。
2025.2.14
『見えない』状況を上手く活かした撮り方
starstarstarstarstar - 1年前
実話に基づいた作品とのことで、ネタバレ踏まないよう事件について検索せずに観に行った。なるほど「そっち」視点か。ともすればイライラするだけ、モヤモヤするだけになりがちなシーンが、時々入ってくる現場からの情報により緊迫感に満ちていた。
混乱を極… 続きを読む
実話に基づいた作品とのことで、ネタバレ踏まないよう事件について検索せずに観に行った。なるほど「そっち」視点か。ともすればイライラするだけ、モヤモヤするだけになりがちなシーンが、時々入ってくる現場からの情報により緊迫感に満ちていた。
混乱を極めながらも報道に徹する彼らに、「見えない『現実』」が、最後に襲いかかってくる。
上映時間は短いが凝縮されていて、リアリズムがひしひしと伝わる良い作品だった。
時事的に、今観るべきか(イスラエルとパレスチナが題材なので)迷ったが、あえてそこには深く触れず、どちらかといえばオリンピック開催国となったドイツの姿勢を問うタッチ。もしくはそれを『報道』として追うアメリカメディアの姿勢か。
そもそもイスラエルとパレスチナの問題の起点はどこにあり、この時代にそれがどのように捉えられていたのか、ということが、ストーリーに上手く織り交ぜられている。チーム唯一のドイツ人クルーの視点も、アメリカメディアのチームのメンバーとは一線を画すものであり、ストーリーに重みを持たせていた。
カメラワークと音楽も非常に良かった。当時の機材や撮影方法がリアルに再現されており、派手なテロリズムの現場を撮るより余程細部にこだわっただろうと思わせる。
当時まだ生まれていない、わたしと同世代の人たちはもちろん、携帯電話やビデオ通話が当たり前の世代の人たちに、ぜひ観て欲しい。
まるで全部が(観てるこちらも)1972年当時に引き込まれるような感覚
starstarstarstarstar - 1年前
1972年ミュンヘンオリンピックを舞台にした映画
当時撮影された実際の映像と本作で撮影された映像が組み合わされてまるで全部が(観てるこちらも)1972年当時に引き込まれるような感覚
半端ない緊張感
成功への欲望
プロ意識
信念
希望
落胆… 続きを読む
1972年ミュンヘンオリンピックを舞台にした映画
当時撮影された実際の映像と本作で撮影された映像が組み合わされてまるで全部が(観てるこちらも)1972年当時に引き込まれるような感覚
半端ない緊張感
成功への欲望
プロ意識
信念
希望
落胆
70年代初頭のBMWや電話や通信機器や撮影・放送機材のリアル感!
先日観た「ドライブ・イン・マンハッタン」のショーン・ペンがプロデューサー
もしもご覧になるのなら
そしてもしもこの事件のことをご存知ないのなら出来るだけ一切の前情報を遮断してこの映画を観た方がきっと楽しめると思います
過去の有名な事件
starstarstarstarstar - 1年前
この事件の事はテレビの特集で以前見た事がありました、飛行機に待機していた警官のインタビューも見ましたし、逃げ出して助かった選手や誤報の事も知っていましたが、TV側から事件を追う姿は緊張感がありました。
ただTVの報道のあり方は現在もあまり変わってないと思いました、昔から他局の放送も確認しながら歩調を合わせてやって来たんですね。
使命やエゴ、そして良心等が突き進む
starstarstarstarstar - 1年前
ジャーナリストの使命とエゴ、そして良心等、綯い交ぜになって物語は突き進む。ドキュメンタリータッチの演出は適切だとは思うが、登場人物への感情移入に対しての障壁とも感じた。だが、良作なのは確かだ('25/02/18)。
時代遅れの姿をした最新の映画。
starstarstarstarstar - 1年前
オールドメディアと言われるテレビですが、オールドなものには培ってきた技術がたくさんあります。長く続いてきたことが支持されてきた証でもあります。基本的に事実とするものは事実を提供。きちんとした裏取りのあと、放送します。自らの強みをおざなりにす… 続きを読む
オールドメディアと言われるテレビですが、オールドなものには培ってきた技術がたくさんあります。長く続いてきたことが支持されてきた証でもあります。基本的に事実とするものは事実を提供。きちんとした裏取りのあと、放送します。自らの強みをおざなりにするととんでもないことになりますねー。この映画のように。
報道する人と報道される人。
声高らかに「表現の自由」とまるで免罪符を貰ったかのように威張り散らす輩も見られますが、そんな自由の名のもとに不自由を強いられる人たちがたくさんいます。報道を行使する権利がある傍ら、報道される側の迷惑を掛けられない権利はどうなる。いろいろ考えあぐねるが結局全ての物事は表裏一体のような気になります。一方を強く言うことはもう一方をおざなりにすることになる。うむ、深いなあ。
さらにここに報道したものを見る人がいますね。何を思う「見る人」は。数で考えると1番多い「見る人」が、1番大事なのかもしれません。見て考えて判断することが求められてると思います。まさに今ここにある問題。
時代は代わりあちこち移り変わるものはあれど変わらないものがある。それは「問題」ではなく「良いもの」でありますように。
1972年。時代に合わせた設定や環境、小道具などもあまりにも忠実で見事過ぎるのでまるでそのまま古い映画のように見えてきます。
時代遅れの姿をした最新の映画です。お間違いなきよう。