真摯さ
徳と真摯さを追求したい、と思いました。何も調べずなんとなくチケットを買いましたが、良い映画でした。
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ジョージアの首都トビリシで開催中の女子世界柔道選手権。イラン代表のレイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいくが、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ中、怪我を装ってイラン政府に従うか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか。人生最大の決断を迫られる……。
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徳と真摯さを追求したい、と思いました。何も調べずなんとなくチケットを買いましたが、良い映画でした。
TOHOシネマズ シャンテ
なにか目で訴えられているような感じが気になって、ちょっと追いかけて観てきました。 ストーリーは、まるでスポーツ観戦をしているかのように力の入る時もあり、淡々と進んでいくようでもあり...それでいて不意に現れる脅しや追い迫る恐怖ありで、徐々に観ている方も息苦しくなっていきました。 他方で、全編を通して作り手の覚悟が伝わってくるような、上手く言えないですが、底流に熱い層の流れを感じさせる作品でした。 みなさん亡命されていて、撮影も細心の注意を払って進められたとか...。 決して遠い国の話ではなく、作中の本部スタッフのように(ステイシーにもモデルがいたそう)、さまざまな可能性を視野に、まずは関心を寄せることが必要なのでしょう。 あこがれのコーチと再び二人三脚で...応援せずにはいられないですね。
スポーツが国威昂揚になるのはよくあることで、オリンピックやW杯のような国際大会で仲のよろしくない国同士の戦いについついナショナリズムを発揮して一触即発な雰囲気になるのは理解できなくもないが、この映画のベースとなった東京の世界柔道選手権でそんなことが起こり、しかも選手やコーチも脅迫されたというのは本当に信じ難いものだった。アスリートは自分の信念によって戦うものであり、国際大会だと確かに国を背負って…とはいうけど、その国が選手に圧力をかけてしまったら、間違いなく人権侵害になる。それはあまりにも理不尽だ。 映画では女性選手(しかも既婚&子持ち)として設定したことで、さらに抑圧された立場にあることが強調されて、そこからさまざまな方面に考えが広がるし、イスラエルの現在の立場や、急激に制限をかけようとしている一部の国々の状況なども重なってしまって、かなり揺さぶられてしまう。遠い国の出来事ではない、ということは確実に言える。
先日観た「聖なるイチジクの種」と同じくイランの指導者層による抑圧/脅迫/迫害を描いたサスペンスで映画史上初めてイスラエルとイランをルーツに持つ2人の監督が協働したものだそう カウントダウンされるようにトーナメントが進行し過去や現在の背景が差し挟まれドキドキさせられる構成も良かったですしカメラワークがスポーツ漫画のようで新鮮でした 作中でコーチ(チーム監督)役を演じたザーラ・アミールが本作の監督の一人なのですが彼女が主演した「聖地には蜘蛛が巣を張る」も傑作でしたがこれも傑作だと思います これも「聖なるイチジクの種」と同様に撮影は全て秘匿状態で行われ(だから屋外のシーンがほとんど無いんですね)映画に参加したイラン出身者は全員亡命していて、当然ながらイランでは上映不可のままとなっているそうです