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Playground/校庭 ポスター

Playground/校庭

4.5 72分 2025年03月07日(金) 公開
Gベルギー
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あらすじ

7歳のノラが小学校に入学した。しかし人見知りしがちで、友だちがひとりもいないノラには校内に居場所がない。やがてノラは同じクラスのふたりの女の子と仲良しになるが、3つ年上の兄アベルが大柄なガキ大将にイジメられている現場を目の当たりにし、ショックを受けてしまう。優しい兄が大好きなノラは助けたいと願うが、なぜかアベルは「誰にも言うな」「そばに来るな」と命じてくる。その後もイジメは繰り返され、一方的にやられっぱなしのアベルの気持ちが理解できないノラは、やり場のない寂しさと苦しみを募らせていく。そして唯一の理解者だった担任の先生が学校を去り、友だちにのけ者にされて再びひとりぼっちになったノラは、ある日、校庭で衝撃的な光景を目撃するのだった……。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ローラ・ワンデル
キャスト
マヤ・ヴァンダービーク/ガンター・デュレ/カリム・ルクルー/ローラ・ファーリンデン ほか
配給
アルバトロス・フィルム
公式サイト
https://playground-movie.com/

クチコミ

妹の切ない気持ちがあふれ出す

- 11ヶ月前
校庭で起きていること。 妹ノラ中心の学校生活模様が映し出される。 ノラの笑顔が見れるまで20分掛かる。そんなノラがようやく学校に慣れてきた頃、兄アベルが上級生にいじめられていることを知る。陰湿なイジメはベンギーの学校でもあるんだ。のち兄は自… 続きを読む

校庭で起きていること。 妹ノラ中心の学校生活模様が映し出される。 ノラの笑顔が見れるまで20分掛かる。そんなノラがようやく学校に慣れてきた頃、兄アベルが上級生にいじめられていることを知る。陰湿なイジメはベンギーの学校でもあるんだ。のち兄は自分の保身のために、いじめ側に回り別のターゲットへのいじめに加担していく。この負の連鎖はエスカレートしていく。教育現場の深いテーマに思える。 現代の子は自分での解決法が分からず大人の関与は致し方ない。自分たちで解決しろは綺麗ごとだ。 ノラはスクリーンを通じて成長していく。切ない気持ちと共に著しい成長と遂げる。それが本作の収穫だった。 ノラ役の子役、演技力が高いのは感心した。 日本の「だるまさんがころんだ」はベルギーでは「1,2,3,ピアノ」 2025.11.6

世界と自分の関係、その変化

- 1年前
不穏さの続くとても怖い映画でした 描かれるのは学校の日常だけでホラーやサスペンスの要素は全く無いんですが カメラはずっとヒロイン(7歳)のノラの眼の高さにあって観る側は強制的にノラに同化させられ、しかも視野が(広さも奥行きも)狭く、見える… 続きを読む

不穏さの続くとても怖い映画でした 描かれるのは学校の日常だけでホラーやサスペンスの要素は全く無いんですが カメラはずっとヒロイン(7歳)のノラの眼の高さにあって観る側は強制的にノラに同化させられ、しかも視野が(広さも奥行きも)狭く、見えるものの狭さ故の彼女の不安を体験させられます 集団の中の孤独 世界と自分の関係、その変化 社会の比喩としての学校 BGMやSEが全く無いことで学校という狭い世界の現実味が固く重くなっていたのも、終わり方も、エンドロールの扱いもとても良かったです 始まる前に映画泥棒が無かったのも◎ 実際の姿と偽りの姿をどのように結びつけるのだろうか?規則に従いつつ自分自身であり続け、集団による判断の影響を受けずに自分らしさを保つにはどうしたらいいのだろうか?信念と現実の境目は曖昧になっていくのです。 他者からの決めつけを否定することは人が持つ最大の自由であり、ゆえにアイデンティティーの基盤は強固なものとなるのです。 (ローラ・ワンデル監督の言葉)

残酷な世界

- 1年前
観終わったあと、心がえぐられる思いだった。 圧倒的な没入感、目が離せなかった。 大人になった今では、子どもは気楽でいいな、なんて思えてしまうけれど、 子どもにとっては学校が社会の全てであり、そこで生きていくことは決して気楽なんかではないこと… 続きを読む

観終わったあと、心がえぐられる思いだった。 圧倒的な没入感、目が離せなかった。 大人になった今では、子どもは気楽でいいな、なんて思えてしまうけれど、 子どもにとっては学校が社会の全てであり、そこで生きていくことは決して気楽なんかではないことを、この映画を通して思い出した。 カメラワークが主人公の目線の高さだったこともあり、物語への没入、主人公への感情移入がしやすかった。 物語の途中、ノラ(妹)のアベル(兄)に対する態度変化があまりにも残酷で、けれどどうしようもなくて、涙が流れた。 親の気持ちも、ノラの気持ちも、アベルの気持ちも、ノラの友達の気持ちも、どれも理解できるからこそ、観ていてとてもしんどかった。 心の弱い人が群れて虐め、心の優しい人が虐められる世界。この世の不条理がリアルに描かれていた。 虐めは世界共通なんだな。ただ、海外の虐めは小学校でさえ、こんなにも残酷で暴力的なことが多いのかなと、そこが気になった。

リアルキッズ

- 1年前

随分リアルだな。 子供は天使でもあるし悪魔でもあるって事かな。 音楽なしの一視点で描かれているのは、映画として貴重。 音楽なし、終わり方も好き。

味噌らーめん ネタバレ

映画じゃない

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

『すごいものを観た。すごい映画じゃない。だって映画を逸脱している。』 この宣伝文句を観て観賞を決めました。 観てみて納得、なるほど、これは映画ではなかったです。 圧倒的なリアリティーと没入感でした。 妹のノラと、兄のアベル。 ふたりが学校で過ごす様子が丁寧に描写されていました。 カメラの視点が低く、ほかに話してる人がいてもただノラの顔だけを映し続けるシーンが多かった。カメラの位置が高くなることは一度もなかったのではないかと思うほど。 教室でも、校庭でも、プールの授業でも、引きの映像はほとんどなかったかと思います。 男の子のいじめは直接的な暴力、 女の子のいじめは仲間外れや悪口というところも現実的。 「この下は火だから落ちたら死ぬ」とか「だるまさんが転んだ」とか、海外でもあるんだなぁって思ったり。 優しく味方になってくれていた先生が辞めたことで、あの机に異様な執着を見せて席替えに応じなかったところもノラの幼さをうまく表している。 恐らく母のいないノラが前の先生に懐いていたのは明白である。 父の正義感は悪いほうに働くし、監視員や先生がいてもあまり役には立たない。 父の無職がいじめに影響したり、兄のいじめが妹への揶揄いに発展したり、学校で子供時代を過ごしたことのある人なら痛いほど肌でわかる感覚なんじゃないだろうか。 それくらいに丁寧にリアリティを追っていた映画でした。 衝撃のラストに胸が締めつけられる。きっと、いじめっ子たちにもそれぞれ理由があるんだと思いたくなってしまいます。 最後の最後、アベルがノラを抱きしめ返し、アベルはまだ本当の悪意を持っているわけではないことがわかって微かな希望のあるラストでした。

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