やり切れなさへの一つの答え
人によって評価は別れる。 事態が進んでいくことを観る側に実感させる"間"はてきめんだった。 ただ欲を言えば、メリハリや一服の清涼剤になるようなシーンがもっとあってもよかったなという印象。"それでも堪えてきた男"の決断にもっと ハッとできた かも。
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ペンシルベニアの田舎町ブラドックは、ファーナス(=溶鉱炉)から昇る白煙が常にたちこめていた。ラッセル(クリスチャン・ベイル)はこの町で生まれ育ち、年老いた父親の面倒を見ながら製鉄所で働く日々を過ごしている。イラク戦争で心の傷を受けて帰ってきた弟ロドニー(ケイシー・アフレック)のことは心配だが、貧しいながらも恋人リナ(ゾーイ・サルダナ)とのひと時にささやかな幸福を見出していた。しかし、ある夜を境に、彼の運命は闇の底へと転がり堕ちていく…。 配給:ポニーキャニオン (C) 2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved
人によって評価は別れる。 事態が進んでいくことを観る側に実感させる"間"はてきめんだった。 ただ欲を言えば、メリハリや一服の清涼剤になるようなシーンがもっとあってもよかったなという印象。"それでも堪えてきた男"の決断にもっと ハッとできた かも。
豪華キャストの競演ですが、華やかなシーンは一切なく、閉塞的な田舎の重苦しさ、アメリカ社会の闇、そして主人公の絶望感を描いたとても暗い作品。家族想いで真面目に暮らす兄(クリスチャン・ベール)が災難続きで切なすぎて…。繊細で不器用な弟(ケーシー・アフレック)の気持ちの葛藤も心に響いた。ウィレム・デフォーも一目置くウッディ・ハレルソンの悪役っぷりは強烈。ウィテカーはちょっと残念。ゾ―イ・サルダナも出演していますが、男臭さが充満しています。オープニング、そしてエンドロールでパール・ジャムの♪「Release」が。