観ること。思うこと。
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
メインの3人とも素晴らしかったですが、
スミを演じる為に「全てを捧げた」と言う菊池日菜子さん。
映画にも出演された山下フジヱさん(現在唯一ご存命。当時15歳。大阪の看護学校で4ヵ月習ったばかりの学生だった)にお会いになり思いを託されたとのこと。
3人の中で最初1番ふわっとした人間に見えたスミの目を通した壮絶な日々は、涙なしには見られませんでした。
作中で医師に「コッヘル」と言われて(ミサヲちゃんかな?)どれかわからなかったシーンがありましたが、教科書のカタカナを黒塗りされピンセットを尋常鑷子と書き替えられて習っていたことが山下さんの手記にあり、彼女たちが決して未熟だった故ではないことがうかがわれます。
目をそむけたくなるような差別表現がありましたが、実際は山下さんの救護所には在日朝鮮人被爆者もたくさんいたとのこと。
日本が間違った方向性の国家単位の同調圧力で、作中の登場人物のような人間を量産していたかをあえて表現し見せてくれていたかと思います。
目を背けてはならないこととして。
そして、伝えることと映画の意義について。
最近読んだ希望の記事。
原爆投下を正当化「できる」
2015年56%→2025年35%に減少
(米国人のみの数字)。
特に10代から30代の若い世代で正当化「できない」が多くなっている。
私は驚いたのですが、映画「オッペンハイマー」の影響が大きいとのこと。
米国のエノラ・ゲイ展示では成果が説明されても、もたらした被害は触れていないとのことに米国内の微妙な事情が推し量られますが
教育。メディア。
そして伝え続けること。
その成果は確実にあると信じます。
核廃絶が現実的には困難な状況であっても、
この映画にも未来への大きな可能性を感じます。
私にできることは観ること。
思うこと。
はかなげな3人娘のキービジュアルに
starstarstarstarstar - 1年前
お涙ちょーだいを感じてしまい、鑑賞をためらっていたが8月15日に鑑賞。観てわかったのは、この映画の製作者達の伝えたかった戦争と原爆の悲惨さと理不尽さ。トンネルのケロイド状の被害者。黒焦げの家族。ウジの湧く傷口、麻酔もなく切断される足。水を乞… 続きを読む
お涙ちょーだいを感じてしまい、鑑賞をためらっていたが8月15日に鑑賞。観てわかったのは、この映画の製作者達の伝えたかった戦争と原爆の悲惨さと理不尽さ。トンネルのケロイド状の被害者。黒焦げの家族。ウジの湧く傷口、麻酔もなく切断される足。水を乞うヒバクシャ。核による後発の細胞破壊、、、
何より印象的なのは「朝鮮人に付ける薬は無いと」診てももらえぬ半島の人。この映画をみた韓国側からは補償問題が再燃しそうである。(日本政府が個人に戦争賠償補償する事が良いとも思わないが、何処の国の誰であるとも個人が国家を訴える事の出来る時代に生きている事には、先人達に感謝したいと思っている)という意味で、大変貴重なシーンであり、映画末の日赤の追加説明も含めて、未来にもカットしないで世評と闘って欲しい。
蛇足感もある、占領下に向けて青酸カリを配った看護婦長の、アメさんガム落下事件だが、事実あった事なら仕方ないし、フィクションなら要らないシーンだった。
思ってた感じでは…⁉️
starstarstarstarstar - 1年前
余りの評価の高さに期待して観に行きました!ですが、思ってたよりもリアル差が欠けていて、もっともっと残酷で悲惨な状況を想像してましたが、なんか3人の学園の演劇を観に来た様な映画でした!私的には、物足りなく感動も薄かったです!🙇💦
彼女達が見たもの
starstarstarstarstar - 1年前
昭和二十年八月九日
朝出かけていく彼女達にこの後何が起きるか、知りながら見ている時間が苦しい。
長崎の街全体を映すシーンが殆どなく、常に彼女達目線で物語は進む。生優しい描き方はしていない。変にエンタメ化されておらず、事実に誠実に向き合った作品だと思う。見てよかった。
この映画の語る言葉は持ってない。
starstarstarstarstar - 1年前
何も言えることはありません。
ただ心に刻みました。
いろんな視点があっていろんな考え方があっていろんな悲しみがあっていろんな幸せもあって本当に人はそれぞれだなあと当たり前のことを思いました。
エンドロールで「差別行為は実際に赤十字で行われ… 続きを読む
何も言えることはありません。
ただ心に刻みました。
いろんな視点があっていろんな考え方があっていろんな悲しみがあっていろんな幸せもあって本当に人はそれぞれだなあと当たり前のことを思いました。
エンドロールで「差別行為は実際に赤十字で行われたものではありません」と一言添えられていたのが悲しかった。この一言を言わなければいけない世界なのが。
とにかくたくさんの人に観ていただきたい。それだけです。映画としての出来も素晴らしいです。この映画にまつわるみなさん全員、誰1人欠けることなく誠実に真正面から向き合っておられると感じました。