クレイアニメの良さが社会派作品をやさしく表現
これだけの社会的テーマを盛り込んでも、クレイアニメだからこそ唯一無二の仕上がりになっている...と唸らされる作品。 個性的なキャラクターはみな表情豊かでかわいいですが、社会の縮図のようなテーマが散りばめられているので、大人が観て考えさせられる作品かと思います。 それでいて人生讃歌、希望の作品でもありますね。
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1970年代のオーストラリア。グレースは双子の弟ギルバートと父親の3人で慎ましくも幸せに暮らしていた。母親は出産と同時に亡くなり、病気がちで学校ではいじめっ子の標的にされるグレースだったが、いつも守ってくれる頼もしいギルバートと、愛情深くひょうきんな父が側にいてくれた。しかし突然、父が睡眠時無呼吸症候群で亡くなり、グレースとギルバートは別々の里親の元で暮らすことに。離れ離れになった2人は手紙で励まし合い「いつか必ずまた会おう」と約束するが、グレースは寂しさのあまりカタツムリを集めることだけが心の拠り所となった孤独な日々を送るようになる。そんなある時、ピンキーという陽気で変なことばかり言うお婆さんと出会い、2人はいつしかかけがえのない友だちになっていく。
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これだけの社会的テーマを盛り込んでも、クレイアニメだからこそ唯一無二の仕上がりになっている...と唸らされる作品。 個性的なキャラクターはみな表情豊かでかわいいですが、社会の縮図のようなテーマが散りばめられているので、大人が観て考えさせられる作品かと思います。 それでいて人生讃歌、希望の作品でもありますね。
なるほど、というおはなしでしたが これは映画じゃなくて絵本でもよかったかも
悪意と滑稽に満ちた世界で、カタツムリのように生きてきた主人公に訪れる幸福なラストに思わず拍手を贈りました。主人公も含め、偏愛と偏狂、凸凹な人達をシニカルかつブラックに描きながら、優しい気持ちで最後まで見させるのは、やはりクレイアニメの持つ不思議な柔らかさがあってこそ。監督のクレイの対する、それこそ偏愛のなせる業を堪能しました。
ヘヴィーでブラックな笑いと いろんな感情が綯い交ぜになるような 好きと嫌悪のすれすれラインを行き来しながらの鑑賞でしたが‥ 最後は思わず、ぶわっと涙がこぼれました。 それだけ感情を持っていかれてたようです。 鑑賞後の気分はとても良い作品です。
かたつむりのメモワール、かたつむりのストップモーション作品というと、子ども向けのJAMのようなイメージかと思ってましたが、これはコンプレックスを抱える全ての人に観て欲しい作品です。全て手作りというアイテム数は8000個、オープニングとエンディングでゆっくり流れますので、じっくり観察できます。カタツムリは後退できない、というのは本当。右巻きが圧倒的なカタツムリの逆巻は左巻き。そしてカタツムリは両性具有。ちょっと性の話題に触れるので、お子様同伴には配慮を。エンディングの歌も可愛らしくて良いです。