誰かのためであっても犯罪はやはり犯してはならない
優しい兄だったのに、弟のためにお金を稼ごうと働き過ぎて腰を痛め、つい、人の家に盗みに入ってしまい、殺人までは犯すつもりはなかったのに、抵抗されて殺してしまった。そのため、弟は強盗殺人犯の家族として白い目で見られ、何もかもうまくいかず、苦しむ… 続きを読む
優しい兄だったのに、弟のためにお金を稼ごうと働き過ぎて腰を痛め、つい、人の家に盗みに入ってしまい、殺人までは犯すつもりはなかったのに、抵抗されて殺してしまった。そのため、弟は強盗殺人犯の家族として白い目で見られ、何もかもうまくいかず、苦しむことになる。弟のためという兄の思いから、かえって弟はどん底に落とされることになる。殺人を犯した兄も本当は優しい人なのに、まわりは結果しかみてくれない、という悲しさも伴うが、本当に優しいなら、人の命を奪うももちろんだが、人の金を奪おうとも考えないはず、いくらお金に困っても。そこはやはり、自分たちのことだけを考え、人はどうなってもよいという自己中な心が犯罪につながったのだ。犯罪を犯した兄も、その弟も、わが身の不幸は、環境のせい、家族のせい、ではない。どんな状況にあっても、人を害することはしてはいけないし、どんな不幸が降りかかっても、自分に与えられた試練として乗り越えていかなければならない。