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それでも私は Though I’m His Daughter ポスター

それでも私は Though I’m His Daughter

4.0 119分 2025/6/14 (土) 公開
ドキュメンタリー日本
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あらすじ

1995年3月、日本を震撼させた地下鉄サリン事件。その首謀者の娘として生まれた松本麗華(まつもと りか)は父親が逮捕された当時12歳。以来、どこに行っても父の名、事件の記憶、そして「お前はどう償うのか?」という問いがつきまとってきた。「虫も殺すな」と説いたはずの教団の信徒たちが起こした数々の凶行に衝撃を受け、父親が裁判途中で言動に異常を来したために、彼がそれら犯罪を命じたこともまだ受け入れ切れない。死刑の前に治療して事実を話させて欲しいとの彼女の願いに識者らも賛同し、真相を求め続けるが、間もなく突然の死刑執行。麗華は社会が父親の死を望んだと感じ、極度の悲しみと絶望のうちに生きることになる。それでも人並みの生活を営もうとするが、定職に就くことや銀行口座を作ることさえ拒まれる。国は麗華に対して教団の「幹部認定」をいまだに取り消さず、裁判所に不当を訴えても棄却されてしまう。

キャスト・スタッフ

監督
長塚洋
配給
Yo-Pro
公式サイト
https://www.iamhisdaughter.net

クチコミ

☆3.6

- 1年前
一見すると淡々とした日常を描いた静かな作品だ。 コロナ禍の只中、30代の一人の女性が40歳を迎えるまでの日々を追う——仕事に行き、SNSに思いを綴り、身体を鍛え、友人と語らい、家族との軋轢と向き合う。 多くの人が劇的な展開はない彼女に関心… 続きを読む

一見すると淡々とした日常を描いた静かな作品だ。 コロナ禍の只中、30代の一人の女性が40歳を迎えるまでの日々を追う——仕事に行き、SNSに思いを綴り、身体を鍛え、友人と語らい、家族との軋轢と向き合う。 多くの人が劇的な展開はない彼女に関心を持つのは、彼女が“麻原彰晃の三女”として生まれたという「前提」があるからだ。 彼女自身の意思とは無関係に貼り付けられたそのレッテルは、日常のあらゆる場面に影を落とし、行く先々で強固な壁となって立ちはだかる。 劇的な展開はない。だが、観終わった後、確かなわだかまりと問いが残る。 一体、誰が彼女の人生を「特別」なものに仕立て上げたのか。 彼女が何をしたというのか。 なぜ、「生まれたこと」それ自体が、罪のように扱われねばならないのか。 社会が、メディアが、自分たち自身が、その構造の一部になってはいないか。 この国では家族を「ひとかたまり」として見做しているのではないか。 「でもやっぱり怖い」と思うのはなぜか。 逸脱した人と、その周囲を連帯責任で排除し続ける社会は怖くないのか。 (一方で、自分の倫理観や正義感に照らし合わせると、「極悪人を許してはならない。厳罰に処すべきであり、事の重大性と被害者を思えば擁護したり情を持ったりするのはおかしい」という気持ちがある。 彼女は他の家族以上に「麻原彰晃に対する批判」より「父親に対する情」発言が多い分、彼女に対して違和感を持つのかもしれない。) たびたび言葉を選び、口籠る彼女の姿から、その語られざる苦しみや声にならない願いがいっそう伝わってくるようだった。 (その分ひとつ気になったのは、中盤に挿入される子ども時代のアニメーションの演出。 おそらく理解を促す意図があったのだろうが、鑑賞者を感傷的に誘導する印象が拭えなかった。作品全体の抑制された語り口とのバランスが崩れてしまったように思う) 『それでも私は』というタイトルには、強い意志と微かな痛みが滲んでいる。 それでも私は、生きる。 それでも私は、私であり続ける。 たとえ、世界がそれを許さないとしても。

小すずめ ネタバレ

モヤモヤ

- 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

筋トレしたくなった。切り替えて行こー

見てよかった

- 1年前

いろんな理由で、自分と違う人を排斥しようとしがちな世の中で、視野を広く持ち、想像力を持つことの大切さを改めて実感。 親を選べないのに、見舞われる不幸が気の毒。 シンプルに気の毒。

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