暴力
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
日常の暴力。静寂の暴力。 コンビニ店員が「警察とか福祉施設に連絡した方がいいんじゃない」と言った場面で、この人「が」助けてはくれないんだなと絶望した。
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とある2DKのアパートに、スーツケースを抱えた母親のけい子と息子の明が引越ししてくる。アパートの大家には「主人が長期出張中の母子2人である」旨挨拶するが、実はけい子には明以外の子供が3人おり、スーツケースの中には次男の茂、次女のゆきが入っていた。長女の京子も人目をはばかり、こっそり家にたどり着く。子供4人の母子家庭との事実を告白すれば家を追い出されかねないと、嘘を付くのはけい子なりの苦肉の策であり、彼女は大家にも周辺住民にも事が明らかにならないよう、明以外は外出を禁ずるなど、子供たちに厳しく注意する。子供たちはそれぞれ父親が違い、出生届は出されておらず、大家には小学校6年生と紹介した明も学校に通ったことさえなかった。転入当初は、日中けい子が百貨店で働く間に明が弟妹の世話をする日々が続くが、新たに恋人ができたけい子は家に不在がちになり、やがて生活費を現金書留で送るだけとなり、けい子は恋人と同棲し始め、帰宅しなくなる。そこから兄弟だけの、誰も知らない生活が始まる。 (wikipedia『ストーリー』より引用)
日常の暴力。静寂の暴力。 コンビニ店員が「警察とか福祉施設に連絡した方がいいんじゃない」と言った場面で、この人「が」助けてはくれないんだなと絶望した。
実話というのがまた、、、、すごい
こんな衝撃の仕方は初めて。役者、特に子役の演技がすごくリアルだった。これが実話だって言うのもまた衝撃の要因。妹ちゃん、来世は幸せになってね。子どもにこんな経験をさせてはいけないってこの年になったから思える。
すごく、すごく胸に残るお話です。 次の展開が見えるたびにハラハラドキドキ、嫌な緊張感に包まれるので正直見終わった後の気分は最悪です。 救いたい、と思う反面、現実にこういう子どもたちに出会ったとして、本当に手を差し伸べられるのか?知らない子どもたちのために身を削れるのか?と、自分の持つ善意に対して疑問が浮かび上がってきます。映画の中でも複数の大人たちと関わりはしますが、子どもたちの生活環境を変えてくれた人はいませんでした。 苦しいです。
実際に起きた育児放棄事件をモチーフに家族のあり方を問いかけた作品。 他の是枝作品とは異なりドキュメントタッチで描いているのが特徴的。 何の救いもないけど、それがむしろ映画にリアリティを持たせていて強いメッセージとなっているので良い。