歌舞伎町がこんなに情に溢れていたなら
starstarstarstarstar - 11ヶ月前
いいのにね。と思う。しかし役者とは演じる事が仕事です。皆鮮やかだ。
腐女子…杉咲花
キャバ嬢…南琴奈
ホスト…板垣李光人
バーのマスター…渋川清彦
ただ一人、蒼井優だけは、演じるというより、
素で出てる感じがした。(褒めてますよ)
お… 続きを読む
いいのにね。と思う。しかし役者とは演じる事が仕事です。皆鮮やかだ。
腐女子…杉咲花
キャバ嬢…南琴奈
ホスト…板垣李光人
バーのマスター…渋川清彦
ただ一人、蒼井優だけは、演じるというより、
素で出てる感じがした。(褒めてますよ)
おそらくゴールデン街想定のようだが、ゴールデン街は歌舞伎町が嫌いな人たちのスケープコートである。
「すっからカンに、なってからが人生だよ。」
沁みる言葉である。
肺呼吸とえら呼吸
starstarstarstarstar - 1年前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
とってもよかった。
俳優陣が1人残さず余す所なくよかった。
合コンで腐女子をアウティングされ酔い潰れていた由嘉里に手を伸ばすライとの出会いから由嘉里の世界が様変わりする。
27歳で婚活を始めるが人を好きになるということがどういうことかもよくわからない由嘉里。恋愛経験もなく、仕事も淡々とこなす日々を送るが、推しへの愛が生きる糧になっている。メイクや身だしなみには感心があまりないが、捲し立てるように早口で推し語りをする姿からも、内面には様々なこだわりや熱量のある性格が垣間見える。
一方で由嘉里を拾ったライは対照的に無欲で無気力で希死念慮に駆られている。食欲もなく、掃除もせず、仕事も恐らく力を入れていない。最初こそ気まぐれで由嘉里を拾ったのかもしれないが、家を片付けて推し対する熱量を見せられて家の鍵を渡す。
2人のルームシェアが始まり、これまで生きてきた世界が違う2人は互いに影響し合いながら変化していく。ライは片付けたことをLINEで報告したり由嘉里が作ったきんぴら全部食べたりしていき、由嘉里もメイクをしたり、オタクであることを公言したりしていく。
気のいいホスト・アサヒによってオシンさんとユキさんとも出会いアニメではない新たな繋がりを持ち始める由嘉里。死を匂わせるライに生きていてほしい、自分のことを大事にしてほしいと思い、繋ぎ止めるためにアサヒやユキに相談をするが、それはちょっと違うんじゃないかと窘められる。仲良くはなれていっても由嘉里と由嘉里以外の人々が生きる世界が違うことがよくわかる。
それでも由嘉里は一縷の望みをライの元恋人トウジに託して、大阪旅行にアサヒと行く。ライには旅へ出ると大見得を切る由嘉里を横目にメイクをしながら2泊3日でしょ?と気にしないような素振りを見せ、"行ってら"の一言を最後にライは姿を消す。
ライがいなくなって、アサヒが刺されて、ユキの過去を聞いて、オシンさんに抱きしめられて。由嘉里の中でいろんな変化が起きて、由嘉里はどこか吹っ切れたように、また一つ大きくなったように笑って朝日を迎える。
好きなシーンがたくさんある映画だった。
由嘉里の代わりにライがLINE返信する帰り道
ライの昔話に目を閉じてられないメイク中
チョコフラッペないと死んじゃう男が隣にいた朝
奥山の話がつまらなくて妄想が膨らむ焼肉屋
舞台を見た後に推しを食し天下統一する焼肉屋
アサヒとアニメ鑑賞会をしてる大阪のホテル
ホストが芋煮を欲しがりそうにしちゃう病室
まさかの先輩も腐女子だと知る職場の更衣室
抱きしめられて泣きながら食べるラーメン屋
焼肉の油で汚れた床を滑るアサヒの快気祝い会
ちょっとずつ由嘉里が歌舞伎町の街に馴染んでいってライとアサヒとユキとオシンさんと仲を深めていくが、誰もがいついなくなるかわからないような刹那的な存在で、みんなどこか欠けていて諦めていて今にも消え入りそうで、でも誰かがいなくなっても、過去の存在としてそれぞれの中で生き続けて、またいつかふとした時に会えるのかもしれない。そんな人の出入りが激しい街で葛藤して自分の考えも書き換えられていく由嘉里が愛おしかった。
一人ひとりの生き方は、良いとか悪いとか、正しいかどうかとかじゃなくて、みんな自分のことと人のこととでいっぱいいっぱいになって生きてるんだなって思った。どこにも悪い人がいなかったのはよかった。(グッズをチャリで轢いてった子供は嫌な奴だったけど)
たぶんいつか由嘉里は母親の気持ちもわかる日が来るんだと思う。あんなにも人のことを心配できてる人だから。
合コンで来ただけだったはずの街で
肺呼吸とえら呼吸くらい違う世界で生きてた人たちと過ごした日々が由嘉里を変えていった。
外から来た存在だった由嘉里が最後は水槽越しに歌舞伎町の写真を撮る。
そのままでもいいよって気持ちと、変わってもいいんだよって気持ちを両方くれる映画だった。
試写終わりには松居監督のトークショーがあり、アニメを絵コンテ含め作り上げた話が面白かった。
擬人化焼肉漫画『ミート・イズ・マイン』を好きな人をミマーと呼び、アニメ自体の一次創作から二次創作やカラオケで歌う用の歌、その合いの手、写真を撮る時のポーズなどアニメ自体の世界観を作り上げたのが大変だったと。
それなのに、大阪のホテルで由嘉里とアサヒがアニメ鑑賞会するシーンでは、ここここ!って由嘉里がアサヒに言うところまでが台本で、そこからアサヒがメモをとってひき肉大運動会と間違えるのはアドリブだったらしく、本当は2人越しのアニメ画面も撮影したが、いいシーンになったの泣く泣くカットしたという話は聞けてよかった。
トウジと電話をするシーンもユキとオシンさんとラーメンを食べるシーンもカットを割る予定が演技で画が成立してしまったので長回しになってるというのも杉咲花の凄さを物語る話だった。
そしてトウジ役はまだ公式発表されてなかったのでサプライズだったし、全然気づかなかった。
素敵な映画だった。
公開まで1ヶ月あるが待ち遠しい気持ち。
自然な腐女子、いい映画を見つけた感がすごい
starstarstarstarstar - 1年前
杉咲花な腐女子。本物っぽい。いい演技というよりはもうそのもの。まあ、可愛い。ニヤニヤしてしまう。
南琴奈もとても良かった。実年齢では杉咲花の10歳以上年下。恐れ入ります。
くるまは出てこなくていいと思ってたけどハマり役で笑った。
他の… 続きを読む
杉咲花な腐女子。本物っぽい。いい演技というよりはもうそのもの。まあ、可愛い。ニヤニヤしてしまう。
南琴奈もとても良かった。実年齢では杉咲花の10歳以上年下。恐れ入ります。
くるまは出てこなくていいと思ってたけどハマり役で笑った。
他の俳優陣もとても良かった。
自然に見えるのは演出かな。
自然でリアリティがある。新宿で観ればよかったかも。
「死にたい」と「死んでもいい」の間が良かったな。ぶわっと泣く感じ。
久しぶりにいい映画を見つけたという気持ちのいい感覚。いろいろな人に見て欲しい。
杉咲花を堪能できる
starstarstarstarstar - 1年前
「女優 杉咲花」を2時間見続けることができる映画でした。大ファンとしてはとても満足。
早口でものすごい量の台詞を言いのけたり、オタク度満載のニヤけを披露したり、推しに全力なカラオケ姿を拝めたり。さらには食べる演技と泣きの演技も存分に見られま… 続きを読む
「女優 杉咲花」を2時間見続けることができる映画でした。大ファンとしてはとても満足。
早口でものすごい量の台詞を言いのけたり、オタク度満載のニヤけを披露したり、推しに全力なカラオケ姿を拝めたり。さらには食べる演技と泣きの演技も存分に見られます。あと私の大好きな人の話を聴く時の花ちゃんの姿勢と目も堪能できました。
映っていないシーンがないのでは?というくらいずっとスクリーンに映っていて、早く動画配信されて欲しいです。家でずっと垂れ流します。
良作
starstarstarstarstar - 1年前
上手く言えないけどとても良い映画だった。
皆演技もセリフも自然で、ちょいちょい笑わせてくれる。中盤以降は少し雰囲気も変わり色々考えさせられた。
レイトショーの端っこ席に1人でひっそりと観ていたい感じの映画(良い意味で)。
ところでエンドロールで流れるまで気づかなかったが、菅田将暉が出ていたらしい。
これから観る人は探してみる?のもいいかも。