色々と惜しい
フランケンシュタインの映画を観た、という感想しか出てこない。 割と原作に沿った作りになっているとは思うが、全く心を揺さぶられるシーンがなかった。演出の問題なのか、脚本なのかわからないまま終わってしまった感じ。
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小説家メアリー・シェリーの名著で今もなおあらゆる創作物に強く影響を与え続けている怪作を実写映画化。己の欲望に駆られたフランケンシュタインは、新たな生命をこの世に生み出すための挑戦に乗り出す。その果てに誕生した"怪物"の存在が、人間とは何か、そして真のモンスターとは何かという問いを投げかける。フランケンシュタインと”怪物”の狂気じみた世界での旅を通じて、観る者を血なまぐさい戦場へと誘っていく―。
Netflix映画『フランケンシュタイン』2025年11月より世界独占配信
フランケンシュタインの映画を観た、という感想しか出てこない。 割と原作に沿った作りになっているとは思うが、全く心を揺さぶられるシーンがなかった。演出の問題なのか、脚本なのかわからないまま終わってしまった感じ。
狂気と欲望の犠牲者として生まれたフランケンシュタインが醜い外見とは違う純粋無垢な心を持っている、そして過酷な放浪の末に慈悲の心を会得するという人より人だったお話。ラストは観ている私たちも浄化され優しい涙が流れます。……にしても映像的にはアチコチ痛そうでした。 ミア・ゴスが良い✨️ ティファニーがジュエリーを提供していた様です。衣装も素敵でした。 大画面で観て正解でした 鑑賞日:2026.3.24
怪物を生み出したヴィクターと 怪物の双方からの視点を絡ませた愛憎劇 自己顕示欲、不老不死、愛情の欠如等の欲の負なる連鎖から生まれた怪物が 逃亡の果てに出会った盲目の老人から、友情と愛情を受け、知識を得て、その目に知性を宿らせる過程が素晴らしい。不老不死故の将来への孤独を憂う悲哀の視線と涙が印象に残る作品 命ある内の疑念を表現するミア・ゴスの存在感も良かった 怪物演じるジェイコブ・エロルディがアカデミー助演男優賞にノミネート 受賞はならないだろうけど、必見の演技です
ギレルモ・デルトロ。異形なものに愛を注ぐ監督の主義・趣向。もう性癖と言っても過言ではない。そしてそれを一貫して貫き通している作家性です。 で、その流れでギレルモ版フランケンシュタインなのですが、脚本の段階でもうそれが発揮されてしまったのだと思う。 小説では、怪物はあまりにも無惨で惨めな扱いをされたという前置きはあるのだが、それを補って尚あまりある鬼畜の所業でたくさん殺す。フランケンシュタイン博士に最大のダメージを与えるために容赦なく女、子供も殺す。 今回その場面はカット。怪物は無惨に女、子供を殺さない。脚本で、殺させないようにしたと言える。 オープニングで罪のない船員はやたらと殺しましたが、意図的に感情を伴う殺意という明確な目的を持って計画的に殺した描写はなしにしたということです。 女、子供を殺す非情さはなかった。させたくなかった。怪物に寄り添う精神がそうさせたのではないかと思っています。そこから「怪物」のキャラクターを作り出していったのではないかと。あの純粋で美しい怪物が生まれたのではないかと。 なぜにこんなに誰もかれも「フランケンシュタイン」に惹かれるのか。 フランケンシュタインには、様々な形の映画がありそれぞれに主題が違うような気がする。 メアリーシェリーの原作は何度か読んでいるのだか、何に惹かれているのかをいまいち掴みきれないまま何度も読んでる(ひとつはメアリーシェリーという女性が19歳の時に書いたものであるという事実。蛇足であるがここに辿り着いた環境もその一端であることは否めない)。 ギレルモのように怪物に寄り添い主題にしていくものもあれば、「怪物より人間が怪物だ」をメインに描いていく作品もあった。 人間の根源に関わる話で、様々な解釈が可能な間口の広い作品だからなのでしょうか。これはもうおとぎ話ですね。 私の場合は完全に「怪物」に共感してしまいます。しかしもっと下。ただの出来損ないの人間。怪物より人間性のない人間。 違うな、共感ではないなあ。共感より憧れという感じやな。 未だに名前がない怪物。今回ギレルモに名前をつけてあげてほしかった。この監督には名前をつける権利があると思うのですが。
良かったです 人が人であること 神 もの 知性 感情 優しさ 時制と語り部の変わる構成も 作り込まれたディテールも 構図の饒舌さも 映像の美しさも NETFLIX でも観られるようですがスクリーンで観て良かったです