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オルエットの方へ 4Kレストア版 ポスター

オルエットの方へ 4Kレストア版

5.0 162分 2025/7/5 (土) 公開
コメディドラマフランス
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あらすじ

9月の初め、パリで働くジョエルは、友人のカリーンと一緒に、親戚のキャロリーヌが持つ海辺の別荘にヴァカンスへ行く。ワッフルを食べたりエビをとったり、女三人、誰にも邪魔されず気ままに過ごしていたある日、偶然を装いジョエルの上司ジルベールが現れる。じつはジルベールは密かにジョエルに好意を寄せていたのだ。退屈しのぎにちょうどよいとジルベールと一緒に過ごす彼女たち。そんな時、浜辺でヨット乗りの青年と出会い、ジョエルは彼に惹かれていく。ヴァカンス映画の傑作として、いつまでも色褪せないジャック・ロジエ監督の長篇第二作。日付で章立てされた作品は、日記のようにヴァカンスの日々を映し出す。海辺に降り注ぐ陽光、若者たちの笑い、ひと夏の恋......。そして、どこまでが演技で、どこまでが用意されたセリフなのか分からない俳優たち。「映画は人生そのもの」というジャック・ロジエ。まるで人生のような苦い輝きのヴァカンスが、ついに4Kレストアされ、いまスクリーンによみがえる!

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
ジャック・ロジエ
キャスト
ベルナール・メネズ/ダニエル・クロワジ/フランソワーズ・ゲガン/キャロリーヌ・カルティエ ほか
配給
エタンチェ/ユーロスペース

クチコミ

4Kレストア化!フランスのヴァカンスを題材にした作品としては頂点的位置付けで今見て瑞々しい映像に溢れる傑作!

- 1年前
2010年に正式な日本公開をされた作品で、製作は何と1969年から1970年に撮影されたので、55年以上前の作品になり女性三人が、少し遅めのヴァカンスに出かけて海辺の別荘で過ごす数週間を瑞々しく上品な短編的スケッチで活写されており、162分… 続きを読む

2010年に正式な日本公開をされた作品で、製作は何と1969年から1970年に撮影されたので、55年以上前の作品になり女性三人が、少し遅めのヴァカンスに出かけて海辺の別荘で過ごす数週間を瑞々しく上品な短編的スケッチで活写されており、162分の長尺にも関わらず没入出来る。 『アデュー・フィリピーヌ』で注目された監督ジャック・ロジエの長編第2作だが、展開やカメラワークや映像の組み立て方も相まって前作より分かり易く入り易いのが魅力 当時のフランス人達のヴァカンス風景とちょっとした食事描写にも面白味が多くて、ドキメンタリーチックな作劇などもありこの手のディテールに興味がある方にも薦めたい 低予算の16ミリ撮影だが、その機動性を生かしたロケでの映像もあまりカメラが動かない?と思わせて中盤から移動撮影を連発して映像にエモーションのある躍動感を与えて作品も心地よくドライブする。 動きの導入部分の見せ方と編集も卓越していて、晴れ渡る砂浜で観客から見て上手から下手に大きなビーチボールが転がり込むのと同時に下手からジルベールが上手に向かい走りクロスする場面の映像とカット割に唖然としつつ唸ってしまう。 ボートや乗馬の場面も同様で乗り物や移動体を滑るように!または美しく魅せるカットもあり、当然シネフィルでもあるはずのジャック・ロジエ監督はぬかりないと思う 映画で馬を上手く見せると映えると思う(シャレじゃないよ) 出演者の女性陣のナチュラル演技と存在感は魅力的ですが、やはり本作はお邪魔虫的扱いになるジルベール役ベルナール・メネズの可笑しみのある飄々とした存在で、ドタバタをドラマ掻き回しながらも最後に見せる悲しさが抜群で、作中でも彼が抜けたことで気の抜けた雰囲気になるくらい素晴らしい。 でもめげない感じの何と言えないラスト! ベルナール・メネズは、ロジェ監督の『メーヌ・オセアン』でもナチュラルに頭のオカシイ面子に振り回される国鉄職員役で好演してるが、フランスのキャリアの割と日本では紹介されていない印象で近年人気のあるギヨーム・ブラック監督の『やさしい人』(2013年フランス)でも再び姿をみせ、歳の離れた若い女性にのめり込む一人息子を見守る父親役で素晴らしい演技をみせる。 本作やロジェ監督をリスペクトするギヨーム・ブラック監督の意図的な配役だと思うけど、ジルベールともダブる配役なのは嬉しい。 個人的にはベルナール・メネズが出演してる日本未公開の映画で、イギリスのハマーホラーで活躍したファンの多い名優ピーター・カッシングやクリストファー・リーと共演してる作品もあり拝見したい(カッシングとリーはスターウォーズにも悪役と出演してるので若い映画ファンでもご存知かと) 今回の 4Kリストア版は、元が16ミリ撮影なのでどのくらい4K化された映像が変わったか?に興味がありましたが過去に3回劇場でプリント上映で見たフィルムと比較すると、傷も減り若干シャープな画像になっていて、デジタル化によるものと思う色味も安定してる印象ですが、割と大きめなのは音の面が、クリアになりその点にかなり違いを感じる。 ちなみにDVD化もされているが、高額転売価格(定価が1万3千円なのにAmazonなどの中古で4万以上!新品でなんと!?49万円!!!)になっており(怒)さすがに手が出ませんが、今回の4Kを将来的には配信以外にソフト化して欲しい(とりあえず輸入盤は購入したけど) 近年は前記したギヨーム・ブラック監督のヴァカンスを題材にした作品群が人気で再再評価されている様子で今回も日曜日とはいえ客入りはほぼ満員でした 最初に見たのは2018年6月の北千住のブルースタジオで、2回鑑賞(どちらも観客は三人くらい)して前回の上映が、2019年7月の東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ 東京)のヴァカンス映画特集で鑑賞(こちらは満員) 近年に公開されたフランス映画で一番好きな作品で、ロジェ作品でも抜群に面白くてその時代を封じこめて奇跡的に輝く不思議な作品 (人に寄っては退屈に見えるかもしれないけど ) 余談ですが本作の日本初公開時の上映権利が10年だったらしい、35ミリプリントのフィルム版もまた上映して欲しい 以前に早稲田松竹さんで、あったデジタルとフィルムの比較上映とか 参考に 映画「ノスタルジア」のフィルムとデジタル版比較 https://filmarks.com/movies/5560/reviews/95809628 映画『緑の光線』のフィルム版について https://filmarks.com/movies/21702/reviews/166009123

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