狂言の最高峰の
個人的願望ですが、酷かった東京オリンピック開幕式の演出は、野村萬斎だったらどれほど素晴らしかったか。今でも是非にそれを見て観たいと思っている者です。ただのその辺の者ではない萬斎は、それほど才能に溢れ、エンターテナーとしてもズ抜けている。だけ… 続きを読む
個人的願望ですが、酷かった東京オリンピック開幕式の演出は、野村萬斎だったらどれほど素晴らしかったか。今でも是非にそれを見て観たいと思っている者です。ただのその辺の者ではない萬斎は、それほど才能に溢れ、エンターテナーとしてもズ抜けている。だけでなく、すでに「狂言界」の一般化にも多大な貢献をしている。 本作は、その野村萬斎の父にして、人間国宝の野村万作氏の映画。インタビューを通じて、孫のコメントも聞けるし、芝居もわかる。映画内紹介される「川上」が好きな理由に、痺れる者多いのだろうな。「国宝」の時も感じたが、花道(狂言舞台では橋掛かり)から現れるシーンでは。固唾を呑む観客も一体となって絵になっている。恐らく一回しか無い収録チャンスに、にじり寄ってズームしてパンするカメラマンの冷や汗を思う。