彼女は何故路上に寝ているの?
A:わかったら怖い理由でした 証拠もないのに容疑者叩きする者 逆に擁護してスター扱いする者 殺人配信を高い金を払い観る者 私達はこのどこかにはきっとはいるんだろう
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人気ファッションモデルのケリー=アンヌは毎朝裁判所の路上で目覚める。彼女のささやかな日課は少女を拉致、監禁、そしてその様子をディープウェブ(通称:RED ROOMS)上で配信していたとされる容疑でメディアを賑わせているルドヴィク・シュヴァリエの裁判の傍聴だった。彼女はなぜ彼に執着するのか、審判の先に見たものは?
©︎ Nemesis Films
A:わかったら怖い理由でした 証拠もないのに容疑者叩きする者 逆に擁護してスター扱いする者 殺人配信を高い金を払い観る者 私達はこのどこかにはきっとはいるんだろう
RED ROOMS レッド ルームズ、カナダ発のサイコもの、裁判所の傍聴席に足繁く通う主人公ケリーアンヌ。一味違うサスペンスなのは、ストーリーの焦点が殺人犯の犯行のほうではなく、段々と明かされる彼女の謎と、ハッカー能力全開の驚きの行動のほうにあることです。長いAIの名前、グネヴィアはアーサー王の妻の名前だったり、あちこちアーサー王ネタあり、一見冷徹なケリーアンヌのロマンチストな面を覗かせています。PCの背景の舟に横たわる女性は、赤毛のアンの舟沈没エピソードで白百合姫として出ているアーサー王物語の悲劇の姫、エレーン姫で、咄嗟につけたハンドル名、レディ シャーロットと同義のようです。リアルにモデルでもあるジュリエットガリエピのスタイルの良さとまばたきしない目ぢからが印象的でした。
とてもいいシーンがある
終始ガチ勢の主人公が淡々と完全に自己満足で行動して視覚的なゴア描写やジャンプスケア等皆無なのにゾッとするシーンが複数あり大変良かったです アイドル等のライブや握手会系のイベントに熱心に通っていたことのある人におすすめです
ゴア表現を覚悟していたが少なくて安心した。 どちらかと言うと、そう言った血みどろを売りにしたエログロありの物語かと思い込んでいたが、そういった描写を想像に任せ、なるべく断片化することにより客の意識を捉える中々に巧妙な作品であった。 今作はネット上の都市伝説を題材にした作品である。 往々にして海外でも似た趣向のがで始めたかと懐疑的に思っていたが、いい意味で裏切られる出来の作品だった。 どの点かといえば、第一に役者の演技がなかなかに良い。 カメラを意識している様子があまり少ない一貫した無機質さがよかった。 惜しくらむは、主人公の行動の動機がわかるようで分からない点である。 被害者母の訴えに対する呼応なのか、それとも単なる彼女の口にした興味や解決の快楽のためなのか。 筆者に見落としがあるのかもしれないが、そこのところが不明瞭のため今回の評価となった。 たしかに彼女の過去の背景などが描かれたら冗長に映る。とは言え直感的ではない。 映像も一人歩きしたものでもなく、役者の演技も申し分ない。 物語の開き方も丁寧で、帰結から始まり概要が広がりを見せてゆく様、事件の解法が近づいてくるまでの展開が事件の内容が凄惨で刺激的なだけに客の野次馬根性を掴んで離さないだろう。 また現代フランス映画や欧州によくあるハウス系の音楽がなく、純粋な異音としてのノイズが絶妙で引き込まれる一助となっていた。 面白かった。