大迫力でともかく凄い
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む
数話を数時間に、盛り上がるバトルメインでまとめたファン歓喜であろう凄まじい出来の作品。 主人公ら全ての作画がテレビ放送に比べなんだかすごくシャープになっており、ぐるぐる回るCGとバトルシーンが、これでもかと繰り出され続ける。 このアクション、そして豪華な声優の演技、ギャグは何度みても飽きないだろう。あの何とも言えない中だるみの回で、こんなに興奮できるとはと感心した。 しかし幾つか気になる点がいくつかあるためこの評価。 けど複数回見ても飽きない良い出来だった。 評価理由 ·どことなく冗長なシナリオ 今作はギャグ回は面白いがシリアス回となると話数が重なるため妙にくどく退屈になる起来がある。 尺の都合上、どうしても急展開になり、急にお涙頂戴な人情物を差し込まれても首を傾げるばかりなのだ。 当日に出会ったようにみえるキャラに、背を預ける級の相棒感を出されてもツッコミ待ちのギャグにしか見えない。 ·目的と各々の動機、結果の不鮮明さ ボスの執着がもたらしていた支配、この騒動によって得れた平和は果たして本当に平和なのか今作では汲み取れない。 元々の救済相手が吉原の人々という実在した場所と職である。 外来種の支配で危ない薬まで流されていたのなら確かに駆除しなければならない。 しかし支配が解かれようと結局現実にあったような形になるだけなのではなかろうか。 実害が不鮮明な状態で、執着の理由が語られても処してよい理由にはならす、また慈悲を与えでも良い存在か分からない。 そしてボスライオンを退治しても明治初期などに記録のある陰険な花柳界になっては元の黙阿弥なのだ。 母子を会わせるという行為の代償の規模がでかすぎる。 ちょうど良い塩梅の落としどころ、それによる結果とは言えない点。 ボスは隠居、フィクサー化させ花魁を傀儡でのトップにすえ、薬の元締めは預かり知らなかった、悪い外来種が勝手に影でやってたでもよいと思うのだ。 まあありきたりな形だが、現実で過去にあったような形にならず圧政がなくなり搾取などがなくなれば文句はないだろう。 ·4DXの一部演出が気に食わなかった。 背中あたりを小突く動作がままある。 人にはよるだろうが、あれは不意に席を後ろから蹴られるのと同等の力加減だ。