分身のような2人の女性が、同じチェキカメラを手に歩き回っている。ひとりは異様な気配にレンズを向け、もうひとりは黒のワンピースをさまざまな場所に吊るして撮影していく。2人はさまよいながら互いの存在を探し求めているようにも見えるが、その声は決して届かない。日常的な時間と空間を超越しながら2人の行動を追い、視線が交差するのに触れ合うことができないという空虚感を通して、世界の不確実性を浮かび上がらせる。
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