否めない杏
2つの漢字を比べてみると、否より杏の方が首が長いですよね。 昨年同様に「背筋」さんの、埒外ホラーから 今年も夏が始まりました。
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原作は背筋による同名小説(ポプラ社)。 「あの夜、何があったかお話ししますね」心霊スポットとして有名な墓地の呪われた木についての噂を聞き、肝試しに出かけたある大学生たち。しかし、翌日グループの一人が行方不明になってしまった。その日を境に、彼らの身の回りに不可解なことが起きるようになり、次第に何かによって追い詰められていく…。果たしてあの日、何が起きたのか?あの日にまつわる証言に導かれて明らかになる、<おそろしい結末>とは――。
2つの漢字を比べてみると、否より杏の方が首が長いですよね。 昨年同様に「背筋」さんの、埒外ホラーから 今年も夏が始まりました。
一般的には丁度いい位のホラー度ではなかったでしょうか。 考察系なのもあって、ガッツリ恐怖シーンがあるという感じはなかったですが、要所々々にはそういったシーンも観られたので、ホラーがあまり得意でない方にもそれなりに怖がりながらw、観れたのではないかと。 流石にホラー好き(特に心霊系)からすると物足りなくは感じたと思いますが。 構成も結構凝っていて、最後までしっかり観せる作りに成っていました。 ただやはり謎が多いので、最後まですっきりしないのは否めないかな。 観ながらずっと思っていたのが、あの各人が独白しているのは「誰に向かって」、「どんなシチュエーションで」、「どうやって録音されて」、刑事が「どう入手したのか」等です。 オチはまぁ謎が残る位でもいいですが、そこまでのクダリはもう少し明解に証されても良かったのではいかと思いました。
ラストのネタバレシーンのインパクトたるや。物語はそこに向かって、個人の視点や時間軸をいじったりしつつ集約されていくイメージ。というかそのシーンがありきで逆に物語を考えていった感じがする。まあ実際にそういうことなんですね。物語は経過があっての結果なので。 あれ、なんかおかしくなってきたぞ笑。 映画は完全に結果は決まっている。そこに向かってどのように進むかはそれこそ100万通りあるのである。全部の映画が同じですねそう考えると。 原作者の背筋さんのコメントでなるほどと納得した。ホラー版の芥川龍之介「藪の中」を目指したと。映画で言うと「羅生門」(映画は小説の「羅生門」と「藪の中」を合体させている)。 それぞれの立場から物語が描かれ、同じ場面なのに全く違う解釈になっておりみんな自分の見たいものしか見てないということはわかる。そして本当の答えはわからない。まさに「藪の中」なのである。 日常生活でもそんなもんですね。人間の言うことはそうです。どうしても自分の都合の良いにとってしまいます。これは人間の真理ですね。 (「羅生門」のように人間の醜いところも描いています) 最後に小説「藪の中」のように、「木」の立場からの物語で締めたいと思います。 木の証言。 私はただの木である。昔からここにいる古い大木である。いつの間にか人間がここに来て勝手に首を吊るようになった。「呪い木」と呼ばれているようだが、そんなものは知ったことではない。あいつらが勝手に呪われたと思い込んで自分で死んでるだけだ。人間はなんて愚かなのだろう。私はただの木である。
あまり好みじゃなかったかな。原作でイメージ出来なかった部分を映像化してくれたのは良かったけど。
私は映画鑑賞後に原作を読みましたが原作を読んでから映画を観るのをオススメしたいと思いました️。原作を読むことによって映画の展開が読めてしまうことを危惧しての判断でしたが、原作を先に読んでも映画のラストには充分驚かされると思います。 ワッと驚かせるような手法に頼らない、ジワジワと恐怖に蝕まれていくようなホラーでホラーとしての満足度が高いです。 俳優陣も流石と言わざるを得ない演技でした。主演の板垣李光人さんを筆頭に、吉川愛さん、綱啓永さんの本業の安定感が土台を形成しています。他3名の演技もかなり高水準で、特に森愁斗さんと西山智樹さんの2人のシーンは2人の演技の上手さによる没入感が高くとても怖いです。 また考察要素も楽しめますので、ホラー映画ながら見返したいと思える作品という部分が私としては高評価です。
ちょっとあっけないなって感じだった。
「しっかりした伏線回収」「キッチリと完結したお話」を期待する人は見ないほうがいいでしょう ただ、ホラー部分は本当に怖いので☆+0.5です
ホラーのネタとしては悪くないと思うのですが、数々の疑問が訳の分からないまま終わってしまったことはイマイチでした。中村獅童の使い方も相当もったいないと思うし、なんでこのような終わり方なのでしょうか?
平成初期辺りのJホラーな演出と都市伝説や観客巻き込み型諸々の最近流行りの要素を上手い事掛け合わせて脇道逸れずに一本貫き通した見易い映画でした タイトル回収とエンドロールの演出も良