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死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ ポスター

死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ

3.5 135分 2026年02月27日(金) 公開
R15+フランスドイツ
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あらすじ

第二次世界大戦中、アウシュヴィッツ収容所で戦慄の実験を行った医師ヨーゼフ・メンゲレ。<死の天使>と呼ばれた彼は終戦後、南米で潜伏生活を送る。ナチス時代の仲間たちが次々と捕まる中、彼は戦犯を追求するモサドの網を狡猾にくぐり抜け、歪んだ思想を持ったまま、日常の世界に溶け込んでいく。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
キリル・セレブレンニコフ
キャスト
アウグスト・ディール/マックス・ブレットシュナイダー/フリーデリケ・べヒト ほか
配給
トランスフォーマー

クチコミ

kkk ネタバレ

拒絶を与える

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ ヨーゼフ・メンゲレという人物に対して、本作は徹底して観客の共感や理解を拒む。冒頭から傲慢で短気、エゴイスティックな振る舞いが続き、人間的魅力のようなものはほとんど提示されない。そのため観ている側は終始、不快感と距離感を強いられる。 しかし鑑賞を進める中で、この作品は「理解させる映画ではなく、拒絶させる映画」なのだと気づく。過去と現在を繰り返す構成も、人物の変化や成長を描くためではなく、「彼は何も変わっていない」という事実を突きつけるためのものに思える。 一般的な人物描写であれば、どんな悪人にも過去の善性や葛藤、あるいは魅力の断片が描かれることが多い。しかし本作においてはそうした要素すらほとんど与えられない。カラーで描かれるシーンにわずかな人間性を見出そうとしても、それすら魅力には転化されず、むしろ歪さを強調する結果になっている。 そのため本作から感じ取れるのは、ナチスという時代に翻弄された“被害者”としての側面ではなく、「もともと内在していたものが環境によって露出・増幅された存在」としてのメンゲレ像である。さらに踏み込めば、「怪物を理解しようとすること自体が危うい」という警告すら含んでいるように感じられる。 終始、不快と拒絶の感情を伴うため観る者を選ぶ作品であることは間違いない。ただしその体験は強烈で、単なる伝記映画ではなく、“人間と怪物の境界”について考えさせる一種の体験型映画として記憶に残る作品だった。

haruyama ネタバレ

生き残った戦犯

- 7ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

死の天使 ヨーゼフ メンゲレ、ナチの戦犯が様々なつてを頼って中南米で生き残った話は聞いていたが、今作品ではドラマ仕立てで、戦犯側の視点で展開する。ドキュメンタリーのような親切な背景説明がないので、悪辣な所業を本人が言い訳してでも生き残る姿が、そのまま突きつけられる。ナチスの回想残虐シーンとして、かなり差別的な上、生々しい人体解体シーンがあるので注意。映像も寒々とした海辺のシーンなど、寂寥として美しく、音楽も良い。

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