わからん
物語の背景にある現実の事件について、人間の業としてそういうこともあるか・・くらいの認識は持でたが、そのテーマをこれくらいのわかりにくく描く必然性は理解できないままドラマは終わってしまった。 ノーベル文学賞受賞者が4人もいる国である。不思議の物語も当たり前なのか?
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舞台は1985年、アイルランドの小さな町。炭鉱商人として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、石炭を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。
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物語の背景にある現実の事件について、人間の業としてそういうこともあるか・・くらいの認識は持でたが、そのテーマをこれくらいのわかりにくく描く必然性は理解できないままドラマは終わってしまった。 ノーベル文学賞受賞者が4人もいる国である。不思議の物語も当たり前なのか?
主人公の過去や少女の背景なともう少し掘り下げて描いていればと…。
アイルランドの映画らしく(?) 重く暗い映画でした コミュニティ、日本だと網の目のように相互監視的な束縛だと思うのですがこちらでは教会を頂点としたツリー方の構造でその物差しで「いい人」でいれば角が立たない一方でその暗部を知ってしまうと… 嫌なシミュレーションでした
アイルランドの黒歴史マグダレン・ランドリー。 私は割と最近フレワカについて読んでいたとき、このことが書いてあり偶然知りました。 知らなくて観たとしたら、劇的にわかるシーンがなくてちょっとわかりにくかったかもしれません。 不条理なことが罪なき女性(性的虐待被害者や未婚の妊婦・母など‥)に国家承認の上で行われ、男性側には罪さえ問わず、カトリックの強さを恐れ見て見ぬふりをしてきた社会。 当時の問題を描いた作品ですが、それだけではない。 この現代、小さなことから巨大な問題まで何か大きな力を恐れて目を逸らしている者(私)に、 「それでいいのか」と突きつける。 今、この作品を公開する意味。 誠実で寡黙な男ビルを演じたキリアン・マーフィーは、少ないセリフで見事に苦しい葛藤を表現していました。 観ててキリキリと胃が痛む。 終始重苦しい映画でしたが、最後の彼の決意に満ちた表情と微笑みは、これからの苦難と闘う覚悟に満ちて清々しく、私にとっても救いとなりました。 あの強烈に圧の強いシスター絶対見たことあるのに誰だっけと思ったら、レッド・ドラゴンのあの可愛い女の子とは。 信じられぬ〜。 名優エミリー・ワトソンさんなのですね。 あとクレジットではベンアフとマット・デイモンプロデュースとありました。それも少し驚き。
決断するとき この作品を観るにあたって、マグダレン洗濯所について事前に知っておくと理解がより深まるのは間違いない。 どれだけ普段は善人であっても、目の前で助けを求める人を無視した瞬間に、簡単に“加担する側”へと回ってしまう。その構造の恐ろしさに、本作は静かに、しかし確実に切り込んでくる。 また、誰かを救いたい、正しさを貫きたいと願ったとしても、その選択が自分や家族に苦しみとして返ってくる現実も容赦なく突きつけてくる。正直なところ、並のホラー映画よりもよほど恐ろしい。 本作が優れているのは、単なる告発に留まらず、観客自身にも“決断”を迫ってくる点にある。主人公ビルと同じように、「自分ならどうするのか」と何度も問われているように感じた。 これは本当に難しい問題だ。守るべき存在がいる立場であればなおさら、すべてを危険に晒す選択は簡単にはできない。見て見ぬふりをすること、いずれ時間が解決してくれると信じること、個人の力では何も変えられないという無力さ——救わない理由はいくらでも見つけることができてしまう。 しかし、その選択は同時に、自分自身を欺くことでもある。そしてその痛みは、消えることのない“傷”として残り続けるのだと思う。 ビルが決断に至った背景には、母の存在が大きいだろう。彼の母もまた、一歩間違えれば同じ場所へ送られていたかもしれない存在だった。だからこそ彼は、サラの姿に母を重ね、“見捨てなかった人”の記憶に応えるように行動したのではないか。 あの決断は、決して世界を変えるものではない。だが、確実に“ひとり”を救う行為だった。そしてその重みこそが、本作の核である。 おそらくビルとその家族には、この先多くの苦難が待っているはずだ。それでもなお、本作が描いた「小さな選択の偉大さ」と「本当の強さ」は、強く心に残る。 キリアン・マーフィーは本作でも圧巻だった。オッペンハイマーでも見せたように、内面の葛藤を静かに滲ませる演技は群を抜いている。言葉にしない苦しみをここまで雄弁に語れる俳優はそう多くない。本作の緊張感と余白は、彼の演技によって支えられていると言っても過言ではない。