新たな「ホールディング◯◯」を生まないために
襲撃を受けてハマスの「人質」となった女性の家族を中心にした実話だが、父親と人質になったリアットの言葉の重さを感じる。 壁が作られて以降、パレスチナ人とユダヤ人の行き来はほぼなくなり、イスラエルはハマスによる「10・7」で襲撃を防げなかった… 続きを読む
襲撃を受けてハマスの「人質」となった女性の家族を中心にした実話だが、父親と人質になったリアットの言葉の重さを感じる。 壁が作られて以降、パレスチナ人とユダヤ人の行き来はほぼなくなり、イスラエルはハマスによる「10・7」で襲撃を防げなかった屈辱を、パレスチナ人へのさらなる蔑視として煽っていく。そして人質の存在は次第に置き去りになっていく。 最後にラジオ局のインタビューに応じるリアットの言葉に希望を感じる。 ネタニヤフ首相とハマス。憎しみの連鎖を呼ぶ現状が、これで決して終わりにはならないだろう。 パレスチナで起きている問題について、まだよくわかっていない人にもよく伝わる映画だ。