『1996』のビジュアル化
CD『1996』を聴き込んでからこの映画(コンサートの映像です)を観ると、ナマの迫力を感じる事が出来ると思います。
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世界的音楽家・坂本龍一。71歳で惜しまれつつこの世を去った彼は、ジャンルや形式に縛られず、幅広い表現を追求してきた。1996年、坂本はピアノ、チェロ、ヴァイオリンというシンプルな構成でありながら、最良の音楽表現を可能にする“トリオ編成”でアルバム『1996』を発表。この世界ツアーは各国で激賞され、再演を望む声が絶えなかった。そして2012年、日本で16年ぶりに、このトリオ編成が復活する。坂本はアルバム『THREE』を制作し、日本と韓国を巡る全12公演のツアー『Trio Tour 2012』を開催。出演するのは、チェロのジャケス・モレレンバウム、ヴァイオリンのジュディ・カン。いずれも『THREE』と同じメンバーによる、見逃せないトリオである。このツアーでは、YMOの名曲をはじめ、「Merry Christmas Mr. Lawrence」や「The Last Emperor」といった代表作が惜しみなく披露される。そこに加えて、東日本大震災で大きな被害を受けた東北でも公演が行われた背景から、東北へのチャリティ曲「Kizuna World」や、福島を舞台にした大河ドラマのメインテーマ曲「Yae no Sakura」など、日本に寄り添う楽曲も織り込まれている。本作は、そのツアーの中でも緊張感と親密さが静かに共存する、東京・赤坂ACTシアターでの公演を完全収録。当時の空気を最大限に再現すべく、音響を劇場空間に合わせて丁寧に再構築している。すでに観たことがある方にも、新たな体験をもたらしてくれるだろう。
CD『1996』を聴き込んでからこの映画(コンサートの映像です)を観ると、ナマの迫力を感じる事が出来ると思います。
Ryuichi Sakamoto Trio Tour、2012年の東京公演の映像。先日、坂本龍一の最後の3年間を辿った、ダイアリーズを見たあとだったので、お元気なころの演奏の様子が感慨深い。チェロ奏者のジャケス モレレンバウムさんとの出会いや、愛称の由来などのエピソードも紹介され、なごやか雰囲気。名曲ばかりだが、ピアノがパーカスの役割を担い、弦楽器にメロディーを譲る場面もあり、興味深かった。