「イメージレス・フィルムズ」シリーズより
あらすじ
アンソロジー・フィルムアーカイブスは、映像作家たちが中心となって設立したインディペンデントな組織として、“周縁の豊かさこそ文化を活気づける”という強い信念のもと、映画史において見落とされがちな個人映画や実験的な映像作品を軸に保存・研究・上映を行う、世界的に見ても非常にユニークなフィルムアーカイブ。アヴァンギャルドや実験映画の領域では、常に映画の定義において本質的かつ不可欠とされる要素をいかに削ぎ落とせるか、また削ぎ落としても映画として成立しうるのかという挑戦が繰り返しなされてきた。対話やサウンド・コラージュを強調する映画、視覚的要素が主に文字で構成される映画、光と暗闇を操作するプロジェクター・パフォーマンス、フリッカー映画など、本プログラムでは、「イメージのない」映画の可能性、あるいはより広義に「空虚」や視覚的な引き算のアイデアをめぐって、映像作家がどのように実験してきたかを探求する。
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