あまりにも陰険すぎる
当時、映画館で見たけどなんか全然印象が違うなあ。あんまりよくなかった。 キューブリックが企画してたものをスピルバーグを引き継いだという触れ込みで期待感が半端なかった。でもなんか壮大すぎてついていけなかったイメージあり。 久々に観た。 面白… 続きを読む
当時、映画館で見たけどなんか全然印象が違うなあ。あんまりよくなかった。 キューブリックが企画してたものをスピルバーグを引き継いだという触れ込みで期待感が半端なかった。でもなんか壮大すぎてついていけなかったイメージあり。 久々に観た。 面白い。 スピルバーグ色、かなり強い。 残酷趣味(笑)。 これでもかといじめる。 エグいのはこの人の専売特許。 (自身がいじめられた経験者なので妥協は許さないのでしょう) その分の気持ちよさのリターンも特徴なのであるが、最後はどうなのか。 これが幸せなのか。 報われたとは言い難い。 が、デイヴィットが幸せを感じたのは事実。 1日が長いか短いかは人間だけの概念なのかもしれない。2000年後に対しての1日。 人間の考え及ぶところではない。 例えば一生が1日と考えれば幸せな一生である。そして最終的に終わりは同じ。 結局は人生は終わりに向かって進むこととも言える。デイビットが想い続けて果たせなかった安らぎを叶えることができた。例えそれが嘘であったとしても本人には事実。 そう思えば、良かったと言えなくもない。 それでもなあ〜。 と、無理やり納得させようとするがもっといい未来があったような気も捨てきれないなあ。 なんかこんな迷いがとても人間的である気がしました。自分は人間だなあと実感しました。 マトリックスの仮想現実空間の世界ではなくリアルの現実を生きているのだと自信が持てました。 それにしてもタイトルひとつで印象がえらく違うものだなあと思う映画であります。 タイトルの候補として原作にもあった「スーパートイズ(素晴らしいおもちゃ)」というのもあったらしい。コレになってると「ミーガン」のような質感になったかもしれない笑。 スピルバーグの「ミーガン」は是非見てみたいが。 この映画の本当のタイトルは「AI」(「A」あまりにも「I」陰険すぎる)です笑。それが逆説的にいいのですが。