鳥の歌(1995)
あらすじ
ボリビアの一映画制作集団が、16世紀にアンデス社会にやってきたスペイン人遠征隊に関する映画の撮影を開始する。制作意図は、スペインによる「征服」という歴史的過去を、批判的に捉えることにある。独自の歴史を刻んできた先住民の村に到着した一行は、自らが抱え込んでいた限界に直面する。彼/彼女らは映画で、征服者(コンキスタドール)たちの振る舞い・行動を批判的に撮影しようとしていたのだが、無自覚のうちに先行者たちと同じ振る舞いをしてしまい、彼らと同じ偏見・欠点をもっていることを顕わにしてしまう。映画集団の振る舞いに怒った村の先住民たちは松明を掲げて映画スタッフの宿舎を取り囲み、スタッフの銃で打ち落とされた小鳥の死骸や石を投げつける。「村から出ていけ!」というのだ。スタッフたちは逃れようのない窮地に陥る。過去を審判しようとして先住民の村に到着した者たちは、現在の審判を受けることになった。なぜか、と自らに問うスタッフは、やがて、問題の本質に気づいて……。
場面写真
キャスト・スタッフ
- 監督
- ホルヘ・サンヒネス
- キャスト
- ホルヘ・オルティス/ジェラルディン・チャップリン ほか
- 配給
- シネマテーク・インディアス
クチコミ
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