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霧のごとく ポスター

霧のごとく

4.3 134分 2026/05/08 公開
歴史G台湾
チケット予約

あらすじ

1950 年代、戒厳令下の台湾。白色テロにより反政府分子として捕らえられた兄が台北で処刑されたと知った少女・阿月(アグエー)は、故郷の嘉義から、なけなしの金と兄の形見の時計を手に、遺体を引き取るため一人台北へ向かう。しかし遺体を引き取るには高額な手数料が必要で、途方に暮れてしまう。怪しい男に騙され、遊郭に売り飛ばされそうになったその時、彼女を救ったのは人力車の車夫・趙公道(ザオ・ゴンダオ)だった。中国・広東出身の公道は、国民党軍の元軍人として台湾に渡って以来、故郷へ帰ることもかなわず、その日暮らしの生活を送っている。白色テロで軍の仲間を喪い、人生に行き場を見いだせずにいた彼は、阿 月の想いに心を動かされ、手を差し伸べることを決意する。先の見えない時代の激流の中で出会った二 人の運命が大きく動き出していく......。

場面写真

予告動画

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キャスト・スタッフ

監督
チェン・ユーシュン
キャスト
ケイトリン・ファン/ウィル・オー/9m88/ツェン・ジンホア/リウ・グァンティン/ビビアン・ソン ほか
配給
JAIHO/Stranger
公式サイト
https://www.afoggytale.com/

クチコミ

流星 ひとつ

何といえばいいのか

- 1ヶ月前

なんと言えばいいのか…観て良かった。

OTASUKU

霧のような男たちに

- 2ヶ月前
出会えた阿月の人生でした。あやうくこの映画見逃すところでした。チラシや邦題のイメージと違う感想。コピーにあるように「ただ未来を」というだけではないので、何か物足りない。音楽も良いんですよ。主演俳優のオーは、香港出身。ハイキュー好きだそう。 … 続きを読む

出会えた阿月の人生でした。あやうくこの映画見逃すところでした。チラシや邦題のイメージと違う感想。コピーにあるように「ただ未来を」というだけではないので、何か物足りない。音楽も良いんですよ。主演俳優のオーは、香港出身。ハイキュー好きだそう。 ラストはそう来たか。ただ素直に泣けてしまった。一昨日見た「マイケル」が今年の海外作品の1番だったのに、この映画が抜いてしまった。 台湾の建国42年は、日本では昭和28年。その頃の台湾の風景が、町並みが、市場の活気が、丁寧に再現されていたのだと思う。キャストのキャラ設定(特に警察官や、特務機関の男たち)が凄い良い。長い戒厳令の下、国家が国民を殺していた現実にも、ちゃんと向き合っている。

mami

霧のことく

- 2ヶ月前

混沌とした歴史、暗い背景なのにユーモアのあるシーンが多くて、とても見やすかった。 阿月の健気で素直で世間知らずのところが可愛かったな。

マナリの牛

是非おすすめしたい

- 3ヶ月前

台湾に限らず、過酷すぎる時代を死なずに切り抜けた人たちは自分の経験を語りたがらない。台湾の近代史の非常に過酷な白色テロ時代、史実に基づいた物語。人物の描き方がとても分厚い。明るいだけ、非道なだけ、善良なだけという描き方を1人もしていない。とても手応えのある映画。音楽もとてもいい。

だるまん

台湾の歴史

- 3ヶ月前

評判が良いので鑑賞。 あらすじ見て、台湾の歴史よく知らないのでWikipediaで予習。「白色テロ」なんて知らなかった。日本が関わってなくて良かった。 初めの60分は結構平凡? 後半は展開がありますが、予想したハードルは超えずとい感じ。 台湾にもこんな歴史があったのですね。当時の方々へのリスペクトを感じて良い映画です。実話ベースなのか、そうじゃないのか。

でこちん

よかったー

- 3ヶ月前

本とに見てよかった 辛いけど、最後は涙が止まらず、心温まる お話だった。 戦争に良いことなどきっとない。 また、見たいと思わせる作品でした。

yasuhiro shibata

柔らかく暖かで饒舌

- 3ヶ月前

民国42年(1953年/昭和28年)の台湾から始まる物語で、映画としてというよりもその背景や重い空気やそれ故の(またはそれに反した)活力や希望や生きる意思のようなものが魅力的でした ポスターや予告編からはもっと無口で冷たくハードボイルドなものを想像していたのですが、柔らかく暖かで饒舌でした 迷路のような、 サトウキビ畑 街路 建物 根っこを持ち 前を向くこと

GABIN ネタバレ

台湾の戒厳令

- 3ヶ月前
※本文にネタバレがあります ネタバレを読む

1950年代戒厳令下の台湾が舞台とあり関心を持って横浜のムービルに出かけた E.Yang監督の『牯嶺街少年殺人事件』は1960年代初頭の台北を時代背景としたが、ほぼ同時代の地方都市嘉義でも反政府分子とされた若者が狩られ処刑される歴史が恐怖とともにこの映画によって知らされる 主人公の少女アグエー(阿月)は捕捉された兄が銃殺刑となりその遺体を引き取るために嘉義から台北に向かうが、高額な引き取り費用を工面するため人買いに遭って妓楼に売られそうになったり、兄の形見の腕時計を売ろうとして騙されたり、若くて荒っぽい人力車夫ザオゴンダオ(趙公道)に助けられながら目的を達成しようとするストーリーはハラハラさせられて楽しい 後半になって時間がいきなり50年ほど飛ぶ脚本には驚かされるがなんともホッとする出会いは多くの観客がニンマリする仕掛けだ そしてチェン・ユーシュン監督のこの映画ではアグエー、牯嶺街ではシャオミン(小明)と両監督ともに戒厳令・白色テロという重い歴史を少女たちのの生き様の背景において描くことに魅了されてしまった それにしても横浜ムービルが9月で閉館することが寂しい わざわざ東京からこの映画館にきていたのはいつもゆったり映画を観られたからだ 椅子の背中を蹴られることに配慮しながら座席を選ばなくて済むからだ どんなに満席が続いている映画、例えば国宝、でもしばらくすれば周りに客がいない席を選べた 昭和の映画館は男子大用トイレも5室の内1つが「洋式」なのだ ここのトイレの雰囲気が道徳なのであるうちに是非! アグエー、

Takako Motohashi

大濛/A Foggy Tale

- 3ヶ月前
白色テロで思想犯として追われた兄を慕う妹と、国民党兵士として逃げてきて、仲間が犠牲になった広東出身の青年の二人が見たこの時代の台湾は残酷で非情で、まさに霧に覆われているよう。直接的描写が少なくとも、戒厳令下で何があったのかはわかり、特務の恐… 続きを読む

白色テロで思想犯として追われた兄を慕う妹と、国民党兵士として逃げてきて、仲間が犠牲になった広東出身の青年の二人が見たこの時代の台湾は残酷で非情で、まさに霧に覆われているよう。直接的描写が少なくとも、戒厳令下で何があったのかはわかり、特務の恐ろしさやその場で生きる人々それぞれの複雑さも伝わる。とはいえ悲しさや切なさだけでなくユーモアもしっかりあるのでほっとできる。この時代で霧となった命、雲になった命、生き抜いた人に託されたものが未来としてつながった現在の台湾。暗い時代を振り返り、過ちを認めながらも前を向くという姿勢はいま霧に覆われようとする世界が見習わなければならないことではないのだろうか。 …と真面目に言いつつも、人気俳優が揃ったアンサンブルものとしてもとっても楽しい。登場人物は皆愛おしい。台湾人の親切さの一端もうかがえる。辛く悲しいけど愛らしいという不思議な印象を抱いた映画。

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