見てよかった
将来、もしかしたら自分も喪失感を押しつぶされることがあるかもしれない・・・その前に見ておいてよかったなと思う作品。主演の二人がいい! そして、台湾に行ってこんな出会いがあったらいいのになと勝手に妄想(笑) 脇を固める役者さんも素晴らしい。 個人的には、シンシン、設定で行くともう少し日本語上手くてもいいんじゃないかな?と思ったけど、まぁ、そこが良かったとも言えます。
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吉本ばななの短編小説集で第58回谷崎潤一郎賞(中央公論新社主催)を受賞した「ミトンとふびん」に収められた一篇「SINSIN AND THE MOUSE」を映画化。 母を亡くし、深い喪失感を抱えたまま日々を過ごす、ちづみ。心の空白は埋まらず、時間だけが過ぎていくなか、友人に誘われ、台湾を訪れた。そこで、台湾人の母と日本人の父を持つシンシンを紹介される。見知らぬ街の風景と、何気ない会話の積み重ねが、止まっていた心を少しずつ動かしていく。消えない悲しみを抱えながらも、小さなぬくもりを見つけていく――。
Copyright ©︎ 2021 by Banana Yoshimoto All rights reserved.Japanese original edition published by Shinchosha Publishing Co., Ltd., Japan in 2021.The permission to use the original novel to produce this movie has been arranged with Banana Yoshimoto through ZIPANGO, S.L./©︎2026 映画「SINSIN」FILM PARTNERS
将来、もしかしたら自分も喪失感を押しつぶされることがあるかもしれない・・・その前に見ておいてよかったなと思う作品。主演の二人がいい! そして、台湾に行ってこんな出会いがあったらいいのになと勝手に妄想(笑) 脇を固める役者さんも素晴らしい。 個人的には、シンシン、設定で行くともう少し日本語上手くてもいいんじゃないかな?と思ったけど、まぁ、そこが良かったとも言えます。
原作はまだ読んでなかったのだけど 短編だからか映画はサッパリと薄味な印象 岸井ゆきのは当たり役で良かった 男性は日本語が上手じゃない設定だけど、それと棒読みは違うでしょ、演技が合ってないと感じて… なぜ恋に落ちた?のか謎だし 生い立ちや家族の喪失感はわかるけど 寄り添いや友情でよくない?とか イジワル目線になってしまった ムードのあるバーに連れて行き、自分がオーナーだとかチャラすぎて、そこから急展開なのも、引くわ 吉本ばななは大好きだったので 原作の方を読んでみようと思う あと、絵本(ないしょのおともだち)も 辛口でスミマセン
ネットの評判がイマイチなので少し迷いましたが、ばななさんが原作なので観に行きました。 小説を読んでいた時はシンシンのたどたどしい日本語のことは全く想像してなかったので多少異和感がありましたが当たり前ですね。 シンシンが自分のことを話している時の岸井ゆきのさんの表情があまりに素晴らしくて泣きそうになりました。あの表情だけでも観に来てよかったと思えます。
どちらも好きなので楽しみでした。 岸井ゆきのは可愛いですね。この映画の雰囲気にもあっていました。 台湾のシーンも多くなんでもないシーンでもワクワクしました。 内容としては、家族愛と恋愛部分があります。 家族愛部分は私も体験したことなのでちょっとウルっときました。声、、、 恋愛パートはちょっと意味不明。シンシンの職業に惹かれたのか?シンシンが金持ちだから?タイミングというか、ハァ?っとなってしまった。 ラストのカットはどういう意味なのか。まさか、全部、、、
吉本ばななさんの世界観が好きな人には、たまらない一作だと思う。喪失の底にいるふたりが、旅先での出会いをきっかけに、少しずつ心の温度を取り戻していく姿が、とても愛おしかった。 物語の始まり、静かな部屋に響く自分の足音と時計の針の音が、とても印象的でした。喪失感の中で止まってしまったちづみの心とは対照的に、時間だけが流れていく。その流れが、言葉以上に彼女の孤独を映し出しているようで、とても切なかった…。 旅先で人と関わっていくにつれ、街の喧騒、人々の足音、小鳥の囀り、風鈴の音色、静かに降る雨音、木々を揺らす風の音…。ひとつ、またひとつと何気ない日常の様々な音がちづみの心に優しく溶け込んでいく。そのたびに、色を失っていたちづみの世界が少しずつ色彩を取り戻していくようで、優しい光を感じました。 特に心に残ったのは、「声」と「言葉」の響き。 シンシンが話す、少したどたどしい日本語。 流暢ではないからこそ、一つひとつの言葉を大切に大切に届けようとしているようで、その優しい温度が、ちづみの心に、そして私の心にもまっすぐ届いてくるようでした。2人が言葉を重ねる姿を見ながら、いつしか自分の心もゆっくりとほどけていくようで、その時間がとても心地よかったです。 思いを伝えるのに、難しい言葉はいらない。大切なのは、相手を想う気持ちなんだなと思いました。 とても静かな作品なのに、たくさんの「音」が息づいていて、そのひとつひとつに耳を澄ませ、生命の響きを感じる時間が、とても心地よかったです。 そして、エンドロールで流れるマサミチの歌。ちづみとシンシン、2人をそっと繋ぐ音楽。 その優しくて強く温かな歌声と歌詞が、物語の余韻を包み込み、そっと続きを語りかけてくれているようで…。 気づけば、幾度となく涙が頬を伝っていました。 旅って、日常から少し離れて、自分と向き合える時間が自然と生まれる。知らない景色や匂い、音、人との出会いが、悲しみ以外の感情が入る余白を作ってくれる気がする…。 そんな旅に出るきっかけをくれたのもマサミチ。 一瞬チクッとする言葉も、不思議と冷たくは聞こえなかった。あれはきっと、現実から目をそらさせない優しさなんだろうな。深い優しさと強さを持った人。 見た目はちょっとチャラいけど。笑 あんなふうに人に寄り添う歌を歌って、想いを言葉に乗せて、声音で包み込む。 そりゃ世界中にファンがいるよ( ˊ꒳ˋ ) 身近な人や大切な人を失ったことのある人には、深く共感できる物語だし、その寂しさや悲しみに、静かにやさしく寄り添ってくれる作品だったと思う。 心が立ち止まってしまった時、また耳を澄ませたくなるような、静かで優しい映画でした。